シンガポールにいるうちに🌴

2015年8月~2018年4月 大好きな東南アジア生活の記録

    

シンガポールからの脱出まであと3日~疲れ果てる~

今日、我が家は空っぽになった。10時から引っ越し業者が手際よく荷物を梱包し、運び出し、14時には何もなくなってしまった。なんだか不思議な感じだった。数時間前までそこのダイニングテーブルでコーヒーを飲みながら、パンを食べていたのに。家具がなくなると、いつもよりも部屋はなぜか狭く感じた。そして部屋に家具があった頃の自分を回想し『色々よくがんばったな』と思う。シンガポールに来た頃は『こんなところに数年間も住めるかよ!』と思ったが、三年間あっという間だった。あと三日はホテル住まいになる。

(見慣れた風景を残しておきましょう)

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しかし私は疲れ果てた・・・。色々なことを終えたり、家がなくなったり、ホテルに移ったりと目まぐるしく次々と環境が変化していくことに体がついていかない。それに4月初旬から自律神経が乱れに乱れて訳の分からない不調が出続けており、ここにきてとうとう薬の効き目も薄れてきてしまった。おかげで体力を回復できず、朝起きた時点でHPが30/100くらいしかないのですぐに疲れてしまう。私はホテルで横になり、旦那が一人諸手続きへ行ってくれた。旦那が仏兼鉄のように頑丈な人でよかった。私は2年前、どうやって三カ月間色んな国を転々と旅していたのだろう?

(三か月の一人旅の始まりはブータンだった)

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この一カ月の間に色んな気持ちの変遷があり、それを客観的に眺めるのもなかなか興味深かった。始めはシンガポールを去ることが受け入れられず、今手にしている色んなものにしがみつこうとした。シンガポールのどこを歩いていても寂しくなった。しかし徐々にそんなことをしていてもどうしようもないことや、私はもう日本に帰りたいのだという気持ちを思い出し、全てを受け入れられるようになった。ただ三日後にはシンガポールを去ることを、まだ想像できない。ちょっとおうちがリノベーションか何かで、一時的に近くのホテルにいるような気さえする。あれだけシンガポールを去る前に色々な場所へ行っておこうとか、色んなものを食べようとか思っていたのに、もうそれの何一つもしたいと思わなくなってしまった。今はただただ早く日本へ帰りたい。日本の自然や伝統を感じたり、野菜や魚の多い健康的な普通の日本の家庭料理をたくさん食べたい。公共のマナーの悪さにイライラしなくて済む国へ早く戻りたい!と思う。

こんなこと言うのはなんだけれど、今思えば私にとってはシンガポールはちょっとしたカオスだった。近所のおばちゃんの公開カラオケ。

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駅のプラットフォームで相撲を取る親子。エスカレーターから人が降りるのが遅くて後がつっかえる。乗り散らかされて道に放置されているたくさんのレンタサイクル。すれ違いざまに「ゲェッ~」っと豪快にげっぷをしていくおじいちゃん。汚いトイレ。(意外かも入れないが、シンガポールの女子トイレは場所によっては非常に汚い。インドのトイレの方が紙がないので清潔)人付き合いにおける文化の違いは受け入れられても、どうしてもこういう公共の秩序のなさ(もしくは不完全さ)を最後まで受け入れることができなかった。今きたしている様々な体調不調は本帰国に向けた環境の変化によるものと思っていたが、もしかしたらこのカオスに身を置くのがもう限界で出たのかもしれないとも思う。

(これはLittle India)

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さて、残すはシンガポール女子との飲みだけ。彼女は最近彼氏ができ、なんと明日紹介してくれるという。友達に彼氏を紹介されるなんて、大学生の時以来でなんだかとても新鮮。それに私に自分の大切な人を紹介したいと思ってくれること自体が、とても嬉しい。絶対に明日の夜までは元気でいるぞ!