シンガポールにいるうちに🌴

2015年8月~2018年4月 大好きな東南アジア生活の記録

    

シンガポールのサンセットにやはり敗れる

なんとかシンガポールにいるうちに地平線に沈むきれいなサンセットの写真を撮れないか、またOutram parkにあるHDBの50階のスカイブリッジへ行ってみた。スカイブリッジに行くための手続きをMA Officeでしようと思ったら、食事休憩中という札がかかってあるではないか。『おいおい、いつ戻って来るんだよ。サンセットに間に合うんだろうな・・・』と私も含め他のサンセット狙いと思われる人達が冷や冷やしていたら、インド系の兄ちゃんが戻って来た。ところが気の毒に私の前に並んでいた4組くらいの人が何かブツブツ文句を言いながら去って行く。どうやらスカイブリッジに行くためにMRTやバスに乗る時に使うカードの提示が必要ということを知らなかったようだ。

前に並んでいるシンガポール人の手続きが完了するのを列で待っていたら、カードがなくて中に入れなかったと思われる女の子に中国語で話しかけられる。「你说中文吗?(中国語話しますか?)」「・・・。一点点(少し)」「〇△☆×※吗?」「???(全然分からんな)」多分カードについて聞いているのだろうと思い、駅に行ってカードを買わないと行けないんですと言いかけるも「你要去・・・(あれ?駅って何て言うんだったっけ?忘れた・・・)」単語が出て来ず撃沈した。それでも彼女は中国語で話しかけて来るので、何とかあらん限りの中国語で対応していたら、とうとう聞きかねたのか前のシンガポール人が中国語で助けてくれた。中国語検定が終わったと同時に日本へ一時帰国し、見事にきれいさっぱり忘れてしまった!きっと今週末言語交換をする中国女子にボコボコにやられることだろう・・・。

スカイブリッジには来たものの、結局サンセットを見ることはできなかった。今回は前回よりも雲がかかり話にならない。『あぁ、そう簡単には美しいサンセットは見せてもらえんな・・・』もし雲がかからなければ、この場所がシンガポールで一番美しいサンセットを見られると断言できるのに。

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それでも広い景色を見るのは気持ちがよく、また港の方の夜景が私は好きだった。夜は涼しく風に吹かれながら夜景を見て、シンガポールに来て本当によかったなぁと思った。大変なこともたくさんあったが、もしシンガポールで体験できた全ての出来事が私の人生から取り去られたら、きっと味気なく薄っぺらい人生になっていただろう。異国でこれだけ色んなことを自分で動いてできたのだから、日本に帰ってもきっと大丈夫と自分に言い聞かせて、スカイブリッジを後にする。

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スカイブリッジから見える景色はいつもと同じだった。私がシンガポールにいようがいまいが、シンガポールの町を車は走り続けるし、この屋上をここの住人は夜に毎日散歩し続けるし、私の近所の猫はいつも通り道端で眠り続ける。私は今回の本帰国を前に自分を取り巻く環境が目まぐるしく変わって行くのを心配していたけれど、世界は何も変わらずに今まで通り動き続けているのだ。自分だけが色んな事が変わって行くように騒ぎ立てているだけで、大きく見たらあんまり変わっていないのかも。(私の中国語の進歩のように・・・)

それに住む場所が変わっても、私自身は変わらないだろうし。