シンガポールにいるうちに🌴

2015年8月~2018年4月 大好きな東南アジア生活の記録

    

シンガポールで中国語検定の終わりと本当のはじまり

ついに中国語検定の日がやってきた。去年12月に『シンガポールに住んで中国語を勉強した記念にHSK 2級を受けるか』と軽いノリで決め、Level 2と3の両方を申し込んだが最終的にはより難しいLevel 3だけを受験することにした。去年7月から12月までビギナーコースの授業を週一回受け(一コマは二時間)、今年2月中旬からこないだまでエレメンタリーコースの授業を週二回受けた。そしてここ一カ月は毎日その復習と宿題をし、中国語検定の過去問を解き続けた。

f:id:Nisshi:20180325133302j:plain

先生曰く「Level 3は今やっているテキストでは文法をカバーしきれないが、単語をたくさん覚えろ」とのことだったので、Level 3に必要とされる600語の単語をコツコツ覚えていった。実はHSKの過去問や必要とされる単語集を公式HPから無料でダウンロードできる。リスニングの音声も回答もあり大変良心的。

(Sample Papersのタブからダウンロードできる)

hsk-crestar.com.sg

試験当日、郵送されてきた受験票とパスポート、2Bの鉛筆と消しごむを持って受験会場のHSK Centre行く。何かの試験を受けるなんて何年ぶりだろう?家を出る時に「まさか中国語検定を受けるとはね」とボソッと自分につぶいた。誰が去年の今頃、私が中国語を勉強したり中国茶の旅に出たり、中国語でNYに住む中国人女子と話したり、中国語検定を受けたりすることが予想できただろう。

試験会場に着き自分がテストを受ける部屋を探す。(受験票には教室番号と席の番号が書いてある)Room 5の席は47番。受験者を見渡すと、半分くらいが小学校六年生以下くらいの恐らくシンガポール人、半分が外国人。ただし私のような大人の外国人は少なく、ヨーロッパ系の高校生くらいの子が目立った。色んな国の人がいるがここにいる人達とは英語の他に、中国語でも一定のコミュニケーションが取れるのかと思うと何だか不思議だった。時間になり、試験の監督官が受験の注意事項を中国語で説明し出す。「〇△☆※◆,〇△☆※◆,〇△☆※◆。明白吗?(わかりましたか?)」私が「???(・・・早すぎる)」となっている横で、みな口々に「明白了(わかりました)」と言っているではないか。『え?まじで?みんなこれ分かってんの?!』と思っていたら、英語でも説明してくれた。あぁ、よかった・・・。試験は毎日毎日解いていた過去問と同じで、リスニングから始まり、リーディングに移り、最後に簡単なライティングがある。ライティングといっても、バラバラに並んでいる単語を正しく並び変えて短い文章を書いたり、空欄になっているところに正しい漢字一文字を書くというものだった。日本人にとってはとても簡単で、唯一気をつけなければならないのは簡体字と日本の漢字の微妙な違いだけだった。

試験が終わった後思った。『終わった・・・。でもここからが始まりやな』私はここから覚えた単語や文法、先生が口を酸っぱくして指導してくれた発音を忘れないようにし、且つそれを使って実質的に使えるよう中国語を自分のものにしていかなければならない。いくらテキストの漢字が読めたり、試験のリーディングやライティングでいい点を取れても、中国人の言っていることが聞き取れて答えられなければ全く意味がないのだ。(今はほとんど聞き取れないし、答えられない!)それに試験のリスニング問題のように、ゆっくり話しているシンガポール人や中国人に私は一度も出会ったことがない・・・。

『英語の維持に加えて、また一つやっかいなことが増えたな』と苦笑いしながらも、また一つ人生の楽しみが増えたとも思った。多分私にとって一番手っ取り早く中国語を上達させる方法は、中国語が必要な仕事に就いてしまうことだと思う。私はもともと全く英語ができもしないのになぜか英語が必要な仕事に一番初めに就き、そこから『ひえ~!!』となりながら習得してきたので、同じことをするのが経験上確実と思われる。

でも日本の生活のことは、日本に帰ってから考えることにしよう。まだシンガポールにいるうちにやっておきたいことがあるから。