シンガポールにいるうちに🌴

2015年8月~2018年4月 大好きな東南アジア生活の記録

中国人との付き合い方のようなものを知る

今日もNY在住の中国人女子とスカイプで言語交換をする。そして彼女と話す度に、私は言語以外の何か新しいことを知る。今日知ったのは、中国人との付き合い方のようなもので、それはざっくり言うと『日本人同士のような遠慮は無用』ということだった。

例えば、彼女は思ったことをストレートに言って来る。「リスニング力が全然進歩していない」とか「どうやったら、そういう聞き間違いをするんだ」とか。日本人からすると思っていてもそんなこと失礼で相手に言えないし、あまりにもストレートすぎて相手を傷つける。しかし彼女は特に悪気もなく、思ったことをただ言っているようだった。私の下手くそすぎる中国語が不愉快だということを、私に間接的に言っているのかと思い「私の下手くそな中国語があなた不愉快にさせていないといいんですが」と言うと「それは全然問題ないわよ。私達は練習しているのだし、もし不適切な中国語を使ったら言うわ。それにこうしてあなたと話すのが面白いし」とのことで『あぁ、相手がどう思うとか関係なく、思ったことをそのまま言う文化なのか』と理解した。

それから私があまりにも彼女の中国語が聞き取れないので、いちいち「もう一回言ってください」とか「タイプしてください」とか「ゆっくり言ってください」というと相手が煩わしいかなと思い、いくつかの単語から彼女の言っていることを推測をして受け答えをしていたが、そんな気遣いは要らないと分かった。まず私の推測した中国語の正解率が3割くらいしかなく、会話が噛み合わないことが多い。しかも今日なんて私が「你住在宿舍吗?(寮に住んでいるの?)」と聞いたのに、彼女には「你吃什么?(何食べてんの?)」と聞こえたらしく「ガム」と返答が来た。お互いのミスコミュニケーションが発覚した時、2人とも爆笑してしまった。彼女が「リスニング力がないない」とあまりにもジャブを打ってくるので、今日はしまいに「あんたがめっちゃ早く話すから、分からんねん!あと文章が長いねん!」と言うと「一語一語、はっきりゆっくり話してるわよ!こんな風に〇△◆※☆」「あ!今全部わかったぞ!〇△◆※って言っただろ!」となり、ここで『これから変な気ぃ遣わんでええわ。分からんかったら分からん。早すぎたら早すぎてわからんと、そのままはっきり言えばいいや』と理解した。

(ショッピングモールでは小学生の中国語スピーチコンテストが行われていた)

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私は前に「中国人を理解する30のツボ」という本を読み、少しは中国文化の予備知識のようなものがあったので、今回のように『そういう文化の違いか』と思えた。しかしもし自分にそういう予備知識がなかったらきっと『失礼なやつだ!』と思い、何も言わずに去って行ったように思う。そして中国人はなぜそういうことになるのか理解できず『日本人が何を考えているのか分からない(と、ある中国人の生徒さんに言われたことがあった)』となる。きっとこういうことが、実際に頻繁に起こっているのだろうなと思われる。多分日本人が『こういうことを言うと相手に失礼だな』と思う範囲が、彼らは日本人に比べて小さいのだ。それが日本人からすると時として、失礼とか厚かましいと感じる。

今日、彼女は中国の文化通り、ストレートに来た。そして私は日本の文化通り、インダイレクトに行った。そこでバチバチ!!と何かの化学反応が起こって、私は腹を割って彼女に接することが、お互いうまく付き合いを続けられるコツなのだということを学んだ。でも、これは免疫をつけないと結構キツイ。中華系シンガポール人が150kmくらいの球を投げて来るのに対し、中国人女子は200kmくらいの球を投げてくる。『そういう文化』と思って、こちらも大阪のおばちゃんバリにがめつく行く勢いだけれど、しまいに慣れずに鼻とか耳から血が出そう。