シンガポールにいるうちに🌴

2015年8月~2018年4月 大好きな東南アジア生活の記録

    

スローなシンガポール生活に戻る

今日が学校に出勤する最後の日だった。契約期間はまだあるけれど、後期セメスターが終わり成績をつけ赤点の生徒に追試をして、全ての業務が完了したため実質的にもう何もすることはない。次のセメスターにシンガポールにいるかどうか分からないため、学校の備品をすっきり全部返してしまうことにした。学校の職務室のような場所へ向かう途中、外の席で見たことがある生徒が何やら勉強をしている。「Hi!元気ですか?(ここは日本語)」「元気です(彼も日本語で答える)」「Good!」私の日本語のクラスで一番やる気のある目立ちたがり屋の男の子だった。『頑張れよ!またな!』と心の中で呟きながら、あたかもまた会うかのような雰囲気を残したままサッと去った。

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私が付けた成績に間違いがないか、モジュールリーダーとクロスチェックをする。そして私は「大変お世話になりました」とお礼を言う。「もしシンガポールにまだおられて、続けたければいつでもご連絡ください」「ありがとうございます。あの生徒からのフィードバックの結果が出たら、教えて頂けませんか?次の職の参考にしたいと思います」この学校は生徒が教師を評価するシステムがある。「分かりました、必ずご連絡しますね」その後、アドミン系で色々とお世話になったマレー系のおばちゃんに備品を返しに行く。「もう次のセメスターは教えないの?本当にIDカードを返しちゃっていいの?」「教えたいんですが、日本に帰る可能性が高そうです。もしシンガポールにまだいたら続けます」「あらそう。じゃあ、何かあったらまたいつでも連絡してきてね」この方は私が2016年12月にここの日本語教師の採用試験を申し込んだ時から、色々とお世話になった方だった。ここにLOAを、右も左も分からずあわあわしながら持ってきた時のことを思い出す。そしてIT系の部署へPC関係の小さいデバイスを返しに行ったら「箱があっただろう?箱もいる」と言われる。「??箱はない。これしかない」「何?!箱があったはずだ」「ない!」と言い張ってオフィスを出る。『いい半年だったな』と思いながら校舎を出て、バスに乗った。最後に最寄り駅のMc Cafeで同じ学校の違う科目の先生と軽くキャッチアップし、家に帰った。どっと疲れた・・・。しかも「ない」と言った箱が、なんと引き出しの奥の方にあるではないか・・・申し訳ございません。郵送いたします。f:id:Nisshi:20180206213255j:plain

私の日本語を教えることの生徒からの評価が良かろうが、悪かろうが、多分日本ではもう日本語教師をしない気がした。なぜかは分からないが、そんな気がする。ただシンガポールに来て初めて知った「教えるのが楽しい」という自分の新たな適性を、教えられる側がどう感じていたのかを知りたかった。そしてそれを今後に活かしたい。

さて残るシンガポール生活は、オンラインで教えている生徒さんに「もう必要ない」と言われるまで個人レッスンをし、コツコツシンガポールに関する記事を書き、検定受験を来月に控える中国語と心理学と紅茶の勉強にフォーカスをして、時々近隣諸国を旅する。去年の今頃も確か日本語教師養成講座を勉強しながら、こんなスローな生活をしてたっけ。違いは終わりが間近に迫っているか否かだけ。とりあえず旦那もいないことだし、今日の夜ご飯はUber eatsのいつもの日本食屋にお世話になるとするか。