シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

テストが全てじゃない。

日本語クラスでリスニングとスピーキングテストをしたのだけれど、聞いているこちらの方が緊張した・・・。心拍数が170くらいになっていたと思われる。テストはそんなに難しくはなかった(はず)。明日何をするかとか、どこにいくとか、何時にどこで待ち合わせるなどをペアで聞き合うもので、既に授業中に何回も練習をし、スピーキングテストの前にも練習していた。が、テストの雰囲気に飲まれてか実際に話そうとするとスッと出て来ず、まぁまぁうまくいったペアは全体の1/5くらいでしかなかった。

練習中に言えるからといって実際の会話で使えるかは別ということを、私も中国語で今体験しており生徒の気持ちがよく分かる。授業中に中国語の先生に答えられても、中国へ行った時にそれらの中国語は他の中国人に対してスッと出てこなかった。頭で『えぇっと、”茶園を見てから戻ってきます”と言いたいから、”我看茶・・・”茶園って中国語でなんていうんだ?!』などと考えてから、口に出して言うので超スローでスローすぎると文章が認識されず「はぁん?!( ゚Д゚)?」と言われるはめになった。

(中国で茶を摘むおばちゃん)

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全ての生徒のスピーキングテストが終わり、帰ってもいいのになぜかいつも勉強熱心な生徒(仮に剛田君としよう)が教室に戻ってきた。「?なんか質問?」「先生、ひらがな全部書くから問題ないか見てよ」「えぇよ」ホワイトボードに書いている最中、なぜか別の生徒も教室に戻ってきた。「質問?」「いや、ただ教室にいたいだけ」「???」一人お父さんのようにどしっと落ち着いた雰囲気の子がおり(でも18歳くらい)、彼は少し日本語が既にできるようだった。「どうやって勉強したの?」「アニメを見るから、簡単な挨拶とかひらがなは知ってるんだ」なるほど。「ところで、先生は来年次のレベルも教えるの?」「いい質問やねぇ。分からないな。でも別の先生が教えても内容は同じだよ」「日本人の先生は何人いるの?」「レベルによるけど、何人だろう・・・いち、に、さん、し・・・分からへんわ。シンガポール人の先生もいるよ」「僕の友達はシンガポール人の先生にあたってた。どう?このひらがな」と剛田君は”あ~ん”まできちんと書いており、「め」と「ぬ」だけを間違っていた。「そうやなぁ、”の”は変なスペースがここに空かへんようにして、”ろ”はもうちょっとバランスよく書かんと”そ”に見えるから・・・」と半分は英語で説明し、英語で何と言ったら分からない時は日本語で『ここをもうちょっとこう・・・』などと言いながら書いて示した。満足したのか「またらいしゅう!」と言って帰って行った。

(これは中国で見た達筆の野外書道)f:id:Nisshi:20171130233145j:plain

帰り道に、来週なんとみんなにスピーキングテストについて話そうか考えていた。(あまりできなくて、ガーンとなっている子もいたので)もちろん学校なのでテストはあるし、習った通りに正しく話せなければ減点する。ただ個人的にはテストが全てではないと思っている。テストでうまく話せなかったからといって、これからも日本語が上達しないわけではない。それに文法を一字一句間違えずに話せなくても、日本人とコミュニケーションは取れる。なのであんまり結果が良くなかったからと言って気を落とさずに、現時点で自分が話せる日本語に自信を持ってほしいと思う。他言語を習得するにはある程度の時間が必要なのだ。もし自分が日本語を勉強するのが少しでも楽しいと思えて、完璧に話せなくても私と授業中に習った日本語でコミュニケーションが取れるなら、それで十分!と私は言いたい。

 

☆我今天在学校做测试了。学生和我也很紧张了。(今日学校で試験をした。生徒も私もとても緊張した)