シンガポールにいるうちに🌴

2015年8月~2018年4月 大好きな東南アジア生活の記録

グループレッスンと頭からの湯気

20人向けの日本語のグループレッスンの内容を考えていたら、頭から湯気が出てきた。教える内容自体は難しくないのだけれど、それをどうやって20人全員に楽しく習得してもらうかというのを考えるのに苦労する・・・。私の理想とする授業は、”日本語を学ぶモチベーションがすごく高い人もそうでない人も、何か知らないけど2時間の授業中になんやかんやと取り組んで、あっという間に時間が過ぎ、最後にはきちんと日本語を学べていた”というもので、誰一人としてボーっと席に座って先生の後にリピートするだけだったり、一言二言発するだけということがないようにしたい。前回、電話番号をクラス内でお互いに聞かせて、電話番号を聞くフレーズと数字をみな自然と覚えた。今回もそういう生徒同士のコミュニケーションがとれ、新しいフレーズと単語をたくさん言ったり聞いたりできるアクティブなエクササイズをしようと、ネットであれこれ調べたりYoutubeで人の授業を見たりしていたが、次から次への色んな情報が出てきて混乱してきた。

ちょっと疲れてきたので、一旦近所のホーカーへ休憩しに行く。

(最近お気に入りのジンジャーミルクティー)

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(憩いの場のホーカー。みなさん新聞を読んだり、お茶を飲んだり、ご飯を食べたり・・・。ここに来れば誰かしらがいるので、なぜかホッとする)

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しかし調べれば調べるほど、自分では思いもつかなかった色んなゲームが出てきておもしろかった。グループを2つに分ける時も”グーチー”で分けるといった懐かしいものから、ひいたカードに書いてある動詞のジェスチャーをして、それを他の生徒が当てるゲームとか、Siriに何かの質問をして出てきた回答を見せて、質問を当てさせるなど。いかに自分の思考が凝り固まっており、創造力を欠いているかが分かった・・・。

ちなみにSiriに今「趣味は何ですか」と聞いたら「それは私には分かりません」と言われ、「うちはどこですか」と聞いたら、「それはおもしろい質問ですね」と言われた。たいして面白いやり取りではなかったので、その後も何か面白い答えが出てこないかちょっと現実逃避も兼ねて、「何歳ですか?」とか「彼女はいますか?」とか「出身はどちらですか?」などと聞き、最後に「私はいつまで日本語教師を続けますか?」と聞いたら「すごくいい質問ですね」と言われたので、この辺でやめることにした。

(久々に折り紙で風船を作る)

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結局、前回学んだ”授業は生き物”を思い出し、完璧に何もかもコントロールしようとせずに、エイヤーでまた望むことにした。ただ『これ以上、もう準備することはない』と思うところまで、毎回準備をしておきたかった。そうすれば、失敗したとしても『あれ以上準備しようがなかったのだから、しょうがない』と思える。手を抜くと『もっときちんとやっておけばよかった・・・』となる。

授業の回数も限られているし、外国人の先生ではなく日本人だからこそできる最大限のことをしたい。ネイティブの発音、日本の文化や習慣を紹介すること、日本人の振る舞いなど・・・。たくさんあるけれどシンプルに一番大事にしたいのは、みんなが持ってくれた日本に対する興味を、この授業の最後まで失わずに持ち続けてもらえるようにすること。授業の最後に『日本語を勉強してよかったな』と、何かしら思ってもらえることがあればこんな嬉しいことはない。