シンガポールにいるうちに🌴

2015年8月~2018年4月 大好きな東南アジア生活の記録

    

常夏で月日が過ぎるのを感じられない

約二年かけて髪を伸ばしたけれど、結べる程度に15cmくらいバッサリ切ることにした。暑いわ湿気が多いわで髪をずっと結んでおり、腰まであっても肩くらいの長さでも、前から見た髪型は変わらない。シャンプーの無駄使い。

美容院でリラックスしようと思ったら、うちと同じようにどこかがリノベーションをしており、いつも聞くようなドリルの音が鳴り響いていた。「シンガポールにはリラックスできる所なんてない!」と昔怒っていたタクシーの運転手さんを思い出す。担当のお兄さんが仕事で日本に行っていたとかで、ここからお互いが感じる日本のよさを披露し合うことになった。「日本では、こういう気が狂うほどのやかましさはそんなにないですよね」一時的な工事はあっても、一年以上もどっかでリノベーションしていて、やかましすぎて家の中で電話ができない。というようなことに私は日本で遭遇したことはない。多分日本の職人が同じ工事をしたら、例えば今5日かかっていることが1日くらいで終わるんじゃないかと思う。しかも品質もよく。突然天井から水が漏れてきたり、浴室のタイルから水が染み出て来るとかいう不可解なこともなく。

(「きみよ」と書かれた謎の日本風のネイルサロンへ行った。しかし日本人スタッフはゼロで、接客はどちらかというと中国を思い起こさせた)

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「そうですね。僕はコンビニに感動しますね。品数の多さ、おいしさ、安さ。おでん一個が90円で食べられるってすごい」ちなみにシンガポールのとある日本食屋のおでんの値段は、おでん盛り合わせ(7個)で約SGD27(約2,160円)。「でもおでん食べて日本酒飲んで外出たら暑いって、なんか違いますよね」おでんは寒い時に食べて(もしくは夏のビーチでビール飲みながら食べてもいい)、外に出ると『おぉ、さむっ』となるのがいい。ちょっと寒さを体験してみたいという、シンガポール人の気持ちが何か分かるような気がする。「こうずっと暑いと、月日が経っているのを感じられませんしね」もう10月も終わろうとしており、日本は急に冬みたいに寒くなったと聞いた。しかし私の携帯の天気予報アプリによると、ここは今33℃。寒いのが大嫌いな私は常夏を喜んでいたが、そろそろ秋は涼しく、冬は寒く過ごしたい。12月になっても同然のことながら暑く、8月が永遠に続いているような感じで年末になっても一年が終わった気がしない。日本にいても春夏秋冬が毎年同じように巡ってくるだけなのだけれど、月日が経つのを肌で感じられ、自分の人生の積み重ねを見ることができる。人生の変化という意味ではシンガポールにいる今の方が短期間で色んな変化を見ることができたが、どうもずっと暑いせいか、何だか時間がシンガポールに来た時から止まったままのように感じる。

同じくらいの期間をシンガポールで暮らしている日本人同士の結論は、『シンガポール生活は楽しいけど、もうそろそろええかな』だった。帰ったら帰ったで色々とめんどくさいことがあるんだろうけど、”自分の国”に私はそろそろ帰りたいのだ。私はあと何をすればシンガポールを去る時に『もうやり残したことはない!』と言えるだろうか。