シンガポールにいるうちに🌴

2015年8月~2018年4月 大好きな東南アジア生活の記録

10/2(月)南浔で昔の中国を感じる旅

今日は一日南浔という所へ行くことになっており、朝9時半にガイドのLeedanさんとホテルのロビーでお会いした。「初めまして!」この方は29歳の女子で、1歳ちょっとのお子さんがいるという。ドライバーは27歳くらいの男子、Wongさん。「南浔のAntient townはまだ商業化されていないから、他のAntient town tourよりも混んでなくていいですよ」とのこと。中国語の先生に南浔へ行くと言ったら、そんなところはない。南京だ。と言われたことを話すと「南浔は杭州の近くの小さな町ですよ。多分北の出身だから、知らないだけでしょう。あなたの方がよく中国を知っているわね」だそうだ。帰ったら先生に言ってやろう。

道中に色々と聞いてみた。まず彼女はフリーランスとしてガイドを6年しており、英語は大学での専攻だったらしい。ガイドをするには中国や杭州に関する知識を習得し、テストのようなものを受けなければならないとのこと。「働いてる間、子供さんはどなたが見てるんですか?」「母です。中国では3世代が一緒に住むのはよくあることです。中国人のお母さんは子供を育てて、孫も見ないといけないから大変なのよ」シンガポールやベトナムなどと似たような感じ。中国では人によるけれど、都市部では30代前半くらいに結婚し、田舎は20代前半に結婚するらしい。一人っ子政策のおかげで、男女の割合が均等にならず田舎では男性が結婚するのが難しいそうな。休みの日は杭州の人は、家族と過ごしたり村へ行って釣りをしたり麻雀をしているそうです。「Leedanさんも麻雀しますか?」「できるけど、今は忙しくてそんな暇ないわ」いつか中国で麻雀に飛び入り参加しよう。

ところで昨日茶屋で何と言えばいいかわからなかった中国語をいくつか教えてもらった。”そんなにたくさん要りません”とか”もっと味の濃いお茶を試したい”とか。「昨日68元/50gで茶を買ったんですが、これは相場ですか?」「その茶は中級の茶ね。しかもあなたが買ったところは観光客が多い所で、茶の品質はそんなによくない。龍井茶園に行けば、品質のいい茶を買えます」しかし相場は150-200元/100gらしい・・・日本円で約3000円弱~4000円弱ととても高い。「そこに行くと、農家の人が家で茶を飲ませてくれるよ。でも要らなければ、茶一杯の値段だけ払えばいいから。誰も無理に買わせようとはしません。それに一日は田舎で過ごすのは、とてもいい旅程ですよ」杭州はとても治安がいい町らしく、女子が夜に外を一人で歩いていても大丈夫だそうだ。

そうこうしていると着いたが、駐車場がいっぱいで中学校の構内に止めることになった。少し学校の中を見させてもらう。

建物は割とキレイ。

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しかしトイレのドアがない・・・。

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そしてすごく原始的なトイレ。ドアのないこのような原始的なトイレは、初体験だった。インドだって、ドアくらいはあった。

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そして古い町並みが残る場所へ行く。

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まず入ったのは蓮がたくさんあるコーナー。

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こういう同じものがたくさんある景色は、写真を撮るのが難しい・・・。本当はもっと辺り一面に蓮が広がっているのですが、うまく写真に収められない。

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(こんな感じ)

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他にも色々な展示物があるが、何なのかがいまいちわからない。どなたかの家?とりあえず100年前くらいのものらしいが、ちょっと私からすると「ふーん、100年か」と思ってしまう。日本にはもっと古いものがあふれている。

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私か惹かれたのは、細部まで凝った建物の造りだった。ランタンがまず美しい。

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こういう彫刻も日本にはないタイプのデザインで美しい。

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これは絵馬。日本は木の素材の色をそのまま使っているが、ここでは赤色なのが文化の違いを感じる。

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やはりこの場所で最も風流だったのは、この川辺の船だった。私もこの船に乗せてもらった。

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これは結婚式らしい。

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ドライバーのWongさんは英語を話さないのだけれど、中国語を色々教えてくれたり、写真を撮っている私を待ってくれたりしてくれて、とても親切。Wongさんが何かを中国語で発する度に私もリピートし、発音を正してもらうということを繰り返した。分からない時はメモに中国語を書いてもらった。教室で勉強するより、こうして町中を歩きながら実際に見ているものの単語を聞いて覚える方が早いし、頭に残りやすい。

駆け足で園内を歩き、14時くらいにやっとお昼ご飯を食べる。

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アヒルと、小松菜のような野菜炒め、インゲンとガシューナッツか何かの炒め物、タケノコの炒め物を頼んでくれた。誰かと食べるご飯はとてもおいしかった。一人旅で唯一困るのはいつもご飯で、一人だと色々な種類の物を食べることができずもったいなかった。ところでLeedanさんは小柄なのだけれど、すごくむしゃむしゃよく食べる。ご飯を茶わんから口にかきこむ。「はい、ご飯食べて!」とご飯の二杯目よそってくれるのだけれど、私はもうお腹がいっぱい・・・。「お腹いっぱいは何と言いますか?」「チーバオラ」その後、Leedanさんはたくさんあったご飯を全部平らげてしまった。ちょっとびっくり。

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(Wongさん、もうちょっと笑ってよ)

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我々のツアーが終わるのを待っていたかのように、帰りは雨が降り出した。なんだか眠くなって、私は車で寝てしまった。ホテルに着き、Wongさんには中国語で「今日は楽しかったです」と言い(通じたのかは不明)、チップを渡した。Leedanさんには英語でお礼を言い、チップを渡した。「とても楽しかったです」「よかったです。明日、龍井茶園に行くのにガイドが必要だったら、私に電話してください。夕方までは空いていますから」「考えておきます(と言って、頼まないのだけれど)」再見(また会いましょう)!と手を振りながら、二人と別れた。

今日一番楽しかったのは中学校に入れたことと、お二人に中国語をたくさん教えてもらえたことだった。私が中国語が分からないと知っていても、中国語で話しかけてくれるWongさんが嬉しかった。そして中国語そのものは分からなくても、なぜか何を言わんとしているのかがわかるのが不思議だった。いつも思うけれど、語学ができるに越したことはないが、それよりもその言語ができなくても人とうまく意思疎通を取ることができたり、どうにかして何かを対処できる力の方が最終的には大事なんじゃないかと思う。

南浔Antient townは結構広いので、もっと時間をかけてゆっくり周れるといいと思う。自然が多いし、ベンチでボーっとしたり写真をゆっくり撮れればもっとよかった。さて明日は一人でふらっと龍井茶園に行き、いい緑茶を買いますか。