シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

10/1(日)宋城と河坊街の散策

朝ごはんに昨日買ったパンを食べようと思ったら、「毛毛虫」と書いてある。一体何のパンなのだろうと恐る恐る食べたが、至って普通のパンだった。どういう意味なんだろう?

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そして髪を乾かそうと思ったら、ドライヤーがさっそく壊れた。レセプションへ電話する。「☆△〇☆?」「英語話しますか?」と言ったら、別のスタッフに変わられる。「あのぅ、ドライヤーが壊れたので新しいのを持ってきてほしいんですが」と英語で言っても通じない。中国語で「壊れた!」と言ったら通じたが、ドライヤーの中国語が分からず意思疎通が取れなかった。しょうがないのでレセプションへドライヤーを持って行き、壊れたから変えておいてくれと伝えた。何かが壊れるだろうと思って”壊れた”という中国語を覚えておいたのだが、壊れそうな物もこれから覚えておかないと・・・。

今日もまた色んな人にお世話になった一日だった。インドを旅していて感じるような、新興国特有の人の温かさを感じた。まずホテルの親切なコンシェルジュ。宋時代の格好をした人ばかりがいるという宋城へのバスでの行き方を聞くと、丁寧にバス停までの地図を書いてくれ、入場チケットを割引価格で手配してくれた。ちなみに310元(約5500円!高い)もする。何か問題があれば私に電話してくださいとのことで、電話番号も教えてくれた。しかしバス停までが思いのほか遠く、13時からのショーに間に合わなくなるのでタクシーに乗ることする。道が途中ですごく混んでおり、着くのに50分くらいかかったと思う。運ちゃんが中国語で話しかけてくれるのだけれど、残念ながら分からない・・・。それでも着くと「あそこが入り口だよ!」と教えてくれた。謝謝。

この宋城に入るのがまた大変だった。入場チケットをもらうため、予約番号とパスポートのコピーを見せるのだけれど、お姉さんの中国語がまたこれ分からない。「メモに中国語を書いてください」とお願いし、漢字を読むと、どうやら宋時代の服を借りれるらしい。

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仮装はいいからとっとと中に入ろうとすると、仮装しないと入れない。というようなことをお姉さんは言っている。仕方なく何でもいいから服を借りることにした。が、服を借りようと引換券のようなものを出しても、あっちだ!というようなことを3回言われ、いつまで経っても借りることができない・・・。降参して英語でどこで借りれるのかを聞くと、全然違う場所だった。どうやらここは、お金を追加で払って好きなのを借りるコーナーのようだった。無料貸し出しコーナーで「何でもいいから貸してくれ」といい、赤色のものを借りたものの今度は着方が分からない・・・。すると、知らないお姉さんが中国語で何か言いながら笑顔で着せてくれるではないか(涙)。「シェーシェーニ(どうもありがとうございます)」

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ここは日本でいう映画村のようなところで、みなさん仮装をして(しかし暑いのでその後脱ぐ)再現された宋時代の街並みを楽しんでいた。

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ここで1時間のショーを見たのだけれど、これはすごくよかった。宋時代のストーリーに沿ってキレイなお姉さんが舞を披露するのだけれど、さすが中国。途中で中国雑技団並みのすごいパフォーマンスがあり感動した。あと緑のレーザーで幻想的な演出をしてくれるのはいいが、レーザーが強すぎて目がやられた。

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そういえば、明日南京へ本物の古い街並みを見に行くのを思い出し、さっとこのテーマパークを見て次の目的地にむかうことにした。結構広くて、きちんと回ると一日が終わってしまう。

2台のタクシーに乗車拒否をされて、やっとこさ捕まったタクシーの後部座席に座ろうとすると、なぜか助手席に座れと言われる。運ちゃんが陽気で、中国語で色々話しかけてくる。「☆□〇※?」「わかりません。日本人です」「日本人か!中国を旅するんだったら、中国語を話せないとな!」「今勉強中です」「一人で旅行か?一人よりも二人の方が楽しいぞ!子供はいるのか?」「いえ、あなたは?」「一人いるよ。何歳だ?俺は44だ」というカタコトの中国語での会話が続いた。そして河坊街に着いた。「この路地をまっすぐ行くと、あんたの行きたいところに着くよ!じゃあね!」「ありがとう!」

ここはなんだか京都の木屋町を思い出させる。小川が流れており、左右にお店が連なっている。

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さっそく龍井茶屋を発見し、お店に入る。「すみません、茶を試飲したいんですが」二種類試したところで、もっと試したいといいたいのだが中国語での言い方が分からない。英語で言ったが通じず困っていると、英語がわかるお客さんの中国人が「私、わかりますよ」と言い、親切に店員さんに通訳してくれた。「ありがとうございます!」「どういたしまして」ここで3種類茶を飲み、一番初めに飲んだ茶を買った。68元/50g(約1200円)結構高い。

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この通りは龍井茶を扱う茶屋がたくさんあり、別の茶屋に入ってまた試飲をする。ここのお店はさっきよりも安めの茶をセットで売っているよう。「◆☆〇※☆?」「中国語を話せないんです」「少しは話せますか」「(うーん)はい」ここでは何種類も茶を飲ませてくれるが、なかなか私がおいしいと思うものに出会わない。一番始めに飲んだ茶がおいしいというと、5個くらいセットで勧めてくる。そんなにたくさんいらないと言いたいが、何と言ったらいいか分からない。ここで英語ができるお姉さんにバトンタッチされる。「もう少し味の濃い茶はありますか」「ではこれを試してみましょう」と言っていれてもらったが、やはり違う。「好みじゃありません」「ジャスミンティーはいかがですか?」店員さんも買わせようと必死。「緑茶が好きなんです。杭州は緑茶が有名なんでしょう?」「そうですが。あなた、出身はどちら?」「日本です。色んな種類の茶を買いたいんです。他の店も見てまた戻ってきます。ありがとう」といって、気に入った一箱だけを買う。「どういたしまして、また会いましょう」

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この後、また別の店で珍しくTパックになった龍井茶を買った。朝から歩きっぱなしで非常に疲れた・・・。それに今日は天気が良く、気温がシンガポールと同じで暑い。これにて終了にしホテルへ帰ることにしたが、帰りは帰りでタクシー3台に乗車拒否をされ、やっとの思いで乗せてもらえた。シンガポールと同じく、ここでも客よりタクシーの方が強い。 

(部屋でさっそくTパックの茶を飲む)

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本当は西湖にも行きたかったが、移動に思ったよりも時間がかかって行くことができなかった。18時になると外が暗くなるので、日中活動できる時間が短い。観光地へ行くのもおもしろいが、はやり現地の人との関りが楽しい。タクシーの運ちゃんとのおしゃべり、茶屋やレストランの人とやり取り、見知らぬ人に助けられた時など、今回の旅でもまた『中国語ができたら、この旅はもっと違ったものになるのに!』と思った。大学生の時に一人でロンドンへ行き、当時は英語ができずに全く同じことを思ったのを思い出す。

早くもこの二日で私の中国のイメージは大きく変わった。まず思っていたよりも杭州はかなり都会であり、日本の地方都市とそんなに変わらない。私が日本のテレビでいつも見ていたのは、中国の貧しさばかりだった。どこかの工場で安い賃金で働かされ、ひどいドミトリーで暮らしているというような特集で、それも事実なんだろうけどそればかりが誇張されているように思えた。違う一面もある。あと日本で中国人観光客に感じるような、マナーの悪い人はそんなに目につかなかった。(道に唾を吐いている人は結構いますが・・・)それにみな親切だった。

(ちなみに今日行った中で一番好きな風景はここ。古さが残った街並みが美しかった)

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さて、さっき明日の南京日帰りツアーのガイドさんから電話があったけれど、なんと女性だ!中国人女子がどんな生活を送っているのか、聞くのが楽しみだ。