シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

9/30(土)シンガポールから中国・杭州へ

今までどれだけ安くても中華系の航空会社を避けてきたのだけれど、今回はXiamen Airlineという私は全く存じ上げないAirlineで杭州まで行く。搭乗ゲートのセキュリティでは、インド系シンガポール人が中国語で「搭乗券を見せてください」とか「トレイを出しますから、ちょっとまってください」というようなことを言っているのにちょっとした違和感を感じた。私、日本人なんですけど・・・。

飛行機は三席×三席の小さなものだった。後ろの方は割と空いており、私の隣も空席だった。乗客は中国の方がほとんどで、もっとやかましかったりめちゃくちゃなことになるのかと思っていたら、機内ではみな静かにマナーよく普通に過ごしていた。しかしトイレのドアを開けたら、若い女の人が中にいてすごく驚いた・・・。鍵を閉めてください、若いんだし。

シンガポールから杭州までは約5時間。寝たり、機内食を食べたり、中国に関わる部分の日本の歴史の本を読んでいたら割とすぐについてしまった。ちなみに携帯をフライトモードにして音楽を聞いていたらスッチーに何か言われたので、飲み物のお代わりを勧められているのかと思い「不要。謝謝(結構です、ありがとう)」と言ったら、英語で「携帯の電源を切れ」と言われた。中華系Airlineは機内モードでもダメなんだ。とんちんかんな中国語を発して恥ずかしい。

(杭州の空港)

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(機内食は割としっかりしていた)

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両替を済ませて、タクシーに乗る。「〇□△※☆!!」「???ニーハオ」全く分からないがタクシーの運ちゃんが何か私に話しながら、スーツケースをトランクに入れてくれた。「このホテルに行きたい」「☆※☆?」「??是(はい)」シンガポールのタクシーは冷房がガンガン効いていて寒いのが普通なので、中国のタクシーは暑く感じる。冷房を入れてくれ・・・。気温は26度とそんなに低くはないのだけれど、シンガポールの30℃に慣れているので肌寒い。外を見ていると、とにかく広い。そして思っていたよりも都会。ただ建物はうらぶれており、町全体が台湾に比べると古く感じる。しかし香港よりはモダンに感じた。あとなぜか町がすごく静か・・・。いつもこんなに静かなのだろうか。昔ベトナムからラオスに行った時もあまりにラオスが静かすぎて奇妙だったが、それと同じように感じる。シンガポールがどこもかしこもいっつも工事ばかりしているから、静かに感じるのかもしれない。

そうこうしているとホテルに着いた。メーターには114元とあるので、115元を渡したらもう20元払えという。『これは前にベトナムでひっかかった手口だ!!絶対に払わんぞ!!』運ちゃんが20元の領収書を見せながら、しきりに何かを言っている。「☆〇※△□!」「114元って表示されてるだろうが!」「☆〇※△□!」「没有!(ない)」運ちゃんも必死で、なんかホテルの方を指さしている。恐らくこういうことを言っていたと思われる。「空港から来たら、20元余分に払ってもらうことになってるんだ!嘘だと思うなら、ホテルのやつに聞いてみろ!」「本当に~?!分かりました」この後、チェックインをする時にホテルの人に聞いたら、空港からくる場合は20元を客が支払わなければならないそうだ。失礼しました。

今回泊まるホテルは西湖に近い「Haihua Hotel」。部屋もきれいだし、Wifiも使える。ただGoogleには接続できないし、LINEもWhatsAppも使えなかった。Yahoo JapanはYahoo newをクリックして記事を見ることはできても、何かを検索することができない。Facebookはもちろん接続できなかった。

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疲れたのでお茶を飲もうと思ったら、龍井茶なのは嬉しいけれどTパックじゃない・・・。葉っぱがそのまま入っており、口に茶葉が入って飲むのが至難の業だった。みなさんどうやって飲んでいるのだろう。

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シンガポールよりも暗くなるのが早いようで、真っ暗になる前に晩御飯と明日の朝ごはんを買うことにした。

町はこのように普通に都会で、ちょっとホテルの周りを歩いただけだけれど、個人的にはシンガポールよりもこっちの方がきれいに感じる。ごみが道に落ちていないし、シンガポールみたいに道のあちこちにゴミ箱が設置されていない。(したがって、ごみ箱からごみがあふれ出ていない)もちろんインド人やバングラディシュ人が、その辺の道や芝生で寝ていることもない。

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原付と自転車用の道があり、原付がなぜかすごく静か。みなさんヘルメットをかぶっていない。

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ホテルの前の道を挟んで、ショッピングモールと食べ物屋が多そうなビルがあるので行ってみることにした。

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たくさん食べる所はあるが、こじんまりしてこぎれいな安めの食堂でご飯を食べる。

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ただメニューが漢字で写真が全部はなく(しかも写真があっても、どれがどの料理かわからない)、注文に困ってしまった。レジに置いてあるメニューに、野菜が多そうな平べったい麺の料理がある。「これは辛いですか?」と中国語で聞いてみたが、通じない。英語で話してみたが余計通じない。困って書くものを探していると、レジのお姉さんが鉛筆を紙を出してくれた。そこに私はこう書いた。「辣(辛い)」そしてその野菜の麺は辛いか漢字を指さして聞くと、お姉さんが紙にこう書いた。「不辣(辛くない)」「ビールはありますか」「あります」「青島ビール?」「違う。〇□☆」「それもらいます」

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ビールは初めて見たブランドだった。青島ビールよりも味は濃く、日本のビールよりも薄かった。Tiger beerのような爽やかさはなかったが、おいしい。野菜入りの麺はトマトベースのスープで、きし麺。チベット料理のトゥクパに似ていた。熱々でとてもおいしい。他にもたくさんメニューがあるし安いので、これから毎日ここに通うことにした。

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この店の横の横に個人商店があるので、そこでミネラルウオーターと明日の朝ごはんを買うことにした。「◆☆※〇☆」「??ニーハオ」パンのコーナーで一袋6個くらい入ったやつを手に取ってみていたら、おじちゃんが違う長細いパンを指さして何か言っている。多分「そっちパンの方がおいしいよ」と言っているのだと理解したので、そちらを買う。「いくら?」きっとこの私の中国語を聞いて、外国人と分かったらしく電卓で値段を打ってくれた。「5」100円弱くらいか。『ミネラルウオーターの値段も聞きたいんやけど、”これは?”って何て言うんだ・・・』”あなたは?”というフレーズを知っているが、これは?という応用ができない。ミネラルウオーターを指さすと「6」と電卓に打たれた。会計を済ませて店を出た。「謝謝」「不用謝」

茶屋があるので、緑茶を買おうと立ち寄る。「緑茶はありますか?」「☆〇※□」「??」あるのか、ないのかもわからない。お兄さんは懸命に何かを中国語で言ってくれる。「うーん、わかりません」と言うと「わかりません?」と連呼される。どれがおいしいかを聞くと、お兄さんがいくつかを指さしてくれたので、そのうちの一つを買うことにした。「熱いの、持ち帰りで」今思ったら、持ち帰りしかないに決まってる・・・。f:id:Nisshi:20170930210804j:plain

 (茶は茶でも、ミルクティーだった。そこに麦が溜まっている。おいしい)

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私は今日、授業中に中国語ができることと、実際に使えることとは別なのだということをよく知った。そして今後、日本語がたどたどしい人が話しかけてきたとして、絶対に親切にしようと思った。私は割と人が使う日本語に厳しく、日本人はもちろんのこと外国人であっても失礼な日本語に寛大ではなかった。だから旅先でもガイドが日本語を話せたとしても、不完全な日本語にイライラしたくなくていつも英語で話していた。けれど今日は食堂でも、個人商店でも、茶屋でも、中国語ができない私にみな親切に接してくれた。それに私が日本人と分かると、嫌な顔をされたり邪険に扱われるのではないかと思っていたが、現時点で全くそのようなことはない。

なかなかいい杭州一日目だった。