シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

スリランカで結んでもらった糸が切れる時

去年7月にスリランカのお寺を訪れた時に、お坊さんがいいことがありますようにと私の右腕に白い糸を結んでくれた。その紐がだんだん細くなっていき、もうすぐ切れるかもしれない。

(コロンボのお寺で、スリランカ人が糸をお坊さんに結んでもらっていた)

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 (私も結んでもらった)

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 (今はこんなに糸が細く)

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信仰心が深いというわけではないが、自分から糸を切ろうとしなかった。この糸を見ればスリランカやそれ以外の国も含めたすべての3カ月の一人旅を思い出せたし、糸を結んでもらった時にこう願った。「私もこの旅でお会いしてきた海外に住まれている日本人の方々みたいに、自分の生活が好きだと言えますように」だから少なくとも自分がそう思えるまでは切らないことにしていた。

そして実際にそう思うようになった。自分で選んで引っ越しした今の住まいも、去年自分で色々な所へ行っては知り合うことができたお友達も、今習っている中国語クラスも、たまにフラッと旅行に行ける自由な生活も、みな自分で選んだものであり何一つ誰かに強制されたものではない。シンガポールへ来たきっかけは私の意図しない理由であったが(まぁ、ここに来ることも自分で決めたのだけれど)、可能な限り自分のことは自分で決めることが、今の生活を肯定できる重要な要素だったのだと思う。ただ今の生活が好きだと心から言えるまで、結局1年半くらいかかったけれど・・・。

『もういつ切れてもいいんだけどな~』と思いながら、この白い糸を見る。この糸が切れたら、次に何を願おうかな。でももう何かを手にしたいとか自分のために何かを成し遂げたいとかいう、強い野心みたいなものが失われてしまった。ただただ自分が何か他の人の役に立つことができ、自分が人を笑顔にできる機会がたくさんあればいいなと思う。色々なビジネスの根源も結局はこれなのだと思う。

さて、今日は中国語レッスンの日。中国人の先生が毎回吐く暴言をちょっと楽しみに、自分も笑顔になってくるかな。