シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

シンガポールで内視鏡検査をすることに

腸の調子が完治しないものだから、ついに内視鏡検査の日がやってきてしまった。稀に新興国を旅行中にひどい下痢で現地の病院へ駆け込んだことはあったが、まさか異国で内視鏡検査を初体験することになるとは思いもしなかった。何が辛いかというと、検査当日の朝に飲まねばならない下剤だった。これは2Lの水に粉末の下剤を溶かして飲むのだが、5時~6時の間から8時までに2Lを飲み終わらねばならない。私はもともとあまり水分を取らないので、そんなにたくさん水を寝起きに飲めない・・・。しかも粉末を溶かすとなんだか甘じょっぱい味になり、さらに飲むのを難しくさせた。「これは時間を測って、戦略的に飲まんとあかん!」となり、250mlを15分以内に飲めるようタイマーをセットしてちびちび飲む。ブータンのことわざに『ロバでもラサへ行ける=少しづつでも前に進めば、最後はたどり着く』というものがあり、『その通りだ!それにもっと辛い目に色々合ってきたのだから、絶対できる!』と思いながら頑張ることにした。

(いつもいる近所の猫。定位置)

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が、1.5Lくらいであっさり諦めることにした。もう8時になってしまったし、これ以上体が受け付けない。これを全部飲まなかったらどうなるのかをネットで調べていたら、1Lも飲めずにギブアップしている人がいたが、検査は滞りなく行われていた。旦那に笑顔で報告しに行く。「終わったー♪」「??まだあるでしょ?」「この人全部飲んでへんもん」「それはこの人だけでしょ!飲みなさい」「嫌だ!!これ以上飲んでも変わらへん!!」下剤はよく効き、何回もトイレに駆け込むことになった。水を飲んではトイレに駆け込むを5-6回は繰り返し、『わたしゃ人間ポンプか』と思った。

お腹が空いたまま病院へ行き、その後はスムーズに事が進んだ。まずベッドに寝かされて、小一時間くらい待つ。室内は恐ろしく寒い。そしてベッドを手術室に移動される。その移動中に『私はこんなところで、一体何をしているんだろう??』と不思議に思い、笑いが込み上げてきた。手術室にはいつも診て下さっていた先生がおり、看護婦さんが左手に点滴を打つ。「はい、じゃあ左向いて寝てくださいねー。足をこう曲げて」とおもむろに検査が始まろうとし、『え?眠らされるって聞いてたけど、いつ眠らしてくれんの??早くしてくれ・・・』と思っていたら、何かを左腕にまた打たれた。「それ、いい夢見れる薬ですので、ただちょっと痛いんですよね~」「すごく痛い!」と言い残し、そのまますぐに眠ったらしい。ふと目が覚めて「検査は終わりましたか?」と尋ね「何の問題もないですよ」というのをぼんやり聞いた後また眠りに落ち、次に目が覚めたのは手術室とは別の部屋だった。検査中はすっかり眠っていたので、何も痛みはなかった。しかも私は割と早く目が覚めたようで、普通に病院から出された軽食のツナサンドをむしゃむしゃ食べ、検査結果を聞きに行った。

(今日は猫の場所が乗っ取られていた)

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「腸はこのようにきれいです。異常はありません。なので診断結果は、過敏性腸症候群ということになります」検査結果の腸の写真を記念に頂くことにした。「ミントのカプセルを出しておきますから(ミントは腸にいいらしい)、これで様子を見てください。もしまた気になるようでしたら、お越しください」「ありがとうございました!」

これで一件落着したかのように見えるが、過敏性腸症候群はストレスが原因でお腹の調子が悪くなる病気であり、これ以上治療法がない。私は一体何がストレスになっているのか全く分からないのだが、何にストレスを感じているのかを突き止めて排除しなければ、また同じことを繰り返しかねない。しかし今回の出来事で、健康が改めて大事だということを再認識できたのはよかったかもしれない。それもストレスで、こんなに体の調子を長々とこじらすことになるとは。新興国へ旅に出て無茶をしそれを楽しんでいたが、実はもうそんなに若くないらしい。(うん、明らかに若くない)精神年齢だけが止まったままで、体は刻々と老いていっているのだ。ただ私からアドベンチャラスな旅を取ったら人生の30%の楽しみがなくなってしまうので、今後はきちんとストレスを解消しながら体力をつけよう。そしてまた新興国でえらい目にあうようなタフな旅をしよう!

(ネパールの村を3時間半歩いたり)

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