シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

間違って降りたバス停で

「うーん、ちょっと根本原因が分かりませんね。内視鏡で腸を直接診ますか」「!!」薬でお腹の調子が徐々にましになってきたのに、完治しない原因が検体検査では分からず、とうとうこんなことに・・・。「どうやって診るんでしょう」「睡眠薬が入った点滴を打って眠ってもらいますから。麻酔も打って、カメラを腸に入れます。ただ腸を折り畳まないといけませんので、たまに痛くて起きてしまう人がいます」腸を折り畳む?長くてこんがらがったホースを端から束ねていくみたいに?「あの~検査までに、何か気をつけた方がいいことはありますか?一応、酒を断って肉とか食べないようにしていますが」「好きなもの食べたらどうですか?そんで調子が悪くなったら、やめればいいです。そうでないと食べるものがなくなりますから」え?そうなの?もっと早く言ってほしかった。ここ最近好きなものを食べられないから、すごくストレスが溜まっていた。その後あんまんを食べてミルク入りのコーヒーをさっそく飲んだら、案の定お腹を下した。コーヒーはまだダメだったらしい。

『先月の今頃は普通だったのにな・・・』今まで大きな病気などしたことがないし、カメラを体内に入れたこともない。なんでこうなったのかよく分からないが、仕方がない。しかし去年、仕事を辞めて3カ月バックパッカーをするか、1年くらい勤めた後にバックパッカーをするか悩んだ末、仕事を辞めて先にバックパッカーをしてよかった。さもないと、このように体調を崩して1年後にはできなくなっていたかもしれない。(今の状態でインドやネパールを旅することはできない)今回改めて健康以上に大事なものはないと思った。そして、いつなんどき今送っている普通の生活が失われるかなんて誰にも分からないのだから、今にフォーカスしてやりたいことをできる時にした方がいいなとも思った。そんなことをバスで考えていたら、変なバス停で降りてしまった。せっかくなので、向かいの公園で人間観察をすることにした。

機関車トーマス的なものが公園に横たわっている。そこで子供が無邪気に遊んでいる。

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少し高い場所に登って、ベンチに腰掛ける。「Hi」「Hi」知らない子供が挨拶してくれた。ここに座って、遊んでいる子供を見て思う。もし自分がシンガポールで生まれていたら、どうなっていたのだろう。ちゃんと英語と中国語を話せるようになっていたのだろうか。日本でもそうしていたように、どこかの会社に勤めていたのだろうか。それとも今のように途中でそういう生活を辞めるのだろうか。いづれにせよ、どの国で生まれていたとしても、多分どうにかしてやっていっているだろうと思いながら下に降りる。

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突然ラップ系のやかましい音楽が聞こえてきた。何かと思ったら、音楽を大音量でかけながら、エンジンのないスクーター(?)のようなものに二人乗りをしている若者がいた。こっちで言うヤンキー?日本の不良に比べると、なんだか微笑ましい。

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小さい公園ながらも橋がある。

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下の小さな池には、カメがたくさんいた。シンガポールの水辺には結構な頻度でカメがいて、なんだか縁起がいい。

f:id:Nisshi:20170802212043j:plain高くそびえたつビルをバックに、みなさんランニングやウォーキングをされている。

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 やはりここにも健康器具がある。私も試しに一つやってみた。両足を左右に動かす器具をしていると、知らないおじいちゃんが私に何か言っている。「〇△□※!!」「??」「もっと強く左右に揺らすんじゃよ、こんな風に!(のようなことを多分言っていた)」「難しい!」ジムで黙々と運動するより、外で誰かと一緒にこうして運動した方が楽しい。次は運動をする格好で、ここに来てみんなと一緒にエクササイズすることにしよう。

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(おじいちゃまは腹筋に勤しんでいた・・・私は腹筋はできない)

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(なんだかExercise more!のメッセージを見ると、耳が痛い)

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やはりここも上を見ればビルがあり、どこかの工事や車の音が聞こえてくる。それでも蝉の音や聞きなれない鳥の鳴き声がし、風が吹くと涼しくて緑の匂いがした。ふと大きな木に目が留まる。色んな種類の葉っぱが生えており、なんだか色んな人種がいるシンガポールそのもののよう。ただ立っているだけの木は、そこに色々な植物が勝手になることを受け入れているように見えた。

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好きなものを食べてもいいとのことなので、バクテーを持ち帰ることにした。肉が3切しかないではないか。5切くらいほしい。でもあまり食べすぎるとまたお腹を壊すから、これくらいがちょうどいいか・・・。今の状況を日本にいる元同期にLINEしたら、心配どころか「爆笑」という返事が返ってきた!まぁ、あんまりシリアスに心配されるよりも、笑ってもらった方が気が楽になって、これもまたちょうどいいのかもしれない。

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