シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

京都でネットと時差を超えた出逢い

今日一番のハイライトは、中華系アメリカ人といつもシンガポールとテキサス間でスカイプでしている日本語レッスンを、京都のスタバでFace to faceで行ったことだった。これは本当に不思議な出来事だった。”日本語”を通じてお互いの人生に接点ができ、そして日本でこのようにして出逢うことができたのはある種感動的だった。

(京都は祇園祭で賑わっていた)

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いつも通り朝10時からレッスンをする。スタバに着き席を取って飲み物を買おうとレジに向かったところ、見たことがある人が並んでいた。「おぉ!Nice to meet you!!」「Nice to meet you!」お互い握手を交わす。スカイプで顔を見たり声を聞いたりしているのと、実物では少し違った。きっと向こうも同じように感じていたかもしれない。色んな所へ行って、こんがり日焼けしていた。

(江戸時代か何かにタイムスリップしたよう)

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「元気ですか?九州はどこへ行きましたか?」既に東京、岐阜、京都、大阪へは行っていたようだが、後半は九州は熊本や大分、沖縄、屋久島と周り、また京都へ戻ってきたようだった。「景色がきれいなところへ行って写真を撮るのもいいですが、次はもっと人と関わりたいです。学校へ行くとか会社に入るとかしないと、なかなかそういう機会がありませんね」わかります。私も旅行をする時は、現地の人との関りを最も大切にしますから。「ところで私は中国語の勉強を始めましたよ」「どうして中国語を勉強しようと思ったんですか?」「シンガポールだと中国語を使える機会が多いので、ちょうどいいと思って」。これは実は嘘で本当は「ディーンフジオカが早口で中国語を話しているのがかっこよく見えたから」が正解。でもそんなこと恥ずかしくて言えない。その後お互い中国語と日本語の漢字を書きながら、あーでもないこーでもないと話す。話続けて気づいたら13時前になっていた。「腹減りますか?」「お腹ね。お腹すきましたか?ね」

(大名行列??)

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古民家を改装したカフェがあり、そこで一緒にランチを取ることにした。お腹がやられている私はプレートの健康的な食べ物を注文した。

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「日本で食べた物の中で、何が一番おいしかったですか?」「なんでも美味しかったです。でも残念だったのは、マツタケを食べれなかったことと、サザエやあわびを自分で取れなかったことです。あと流しそうめんをまだ食べてません。どこで食べれますか?」「う、うーん・・・。普通我々は流さずに食べるので、ちょっと特別な所へ行かないといけませんね」どうやら小さい頃に見たドラえもんで、流しそうめんやサザエやあわびを海で取るシーンがあったらしく、それを実際に日本でしてみたかったらしい。アニメが及ぼす影響は偉大だ。「あのこれ、どうぞ。いつもありがとうございます。small present」

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彼が住んでいる町は音楽で有名なところらしく、カセットテープを形どったイヤホンかけ(?)に私の名前を彫ってくれていた。「So sweet of you!!」「いつも日本語の間違いが多くてすみません」「いえいえ、こちらこそどうもありがとうございます(?)」

店を出て私は四条に彼は三条に行くためここで記念撮影をし、お別れになった。「今日は色々とありがとうございました。またアメリカに帰って落ち着いたら連絡します。これからもよろしくお願いします」「私もお会いできてよかったです。また会いましょう!」と言って、握手をして笑顔で別れた。

『こんなことってあるんだなぁ』と、この出会いもまた不思議で感動的だった。人の役に立ちたいと思って始めた日本語を教えるということが、実際に誰かの役に立てていたのだと思えた瞬間だった。彼は「日本語がまだまだだと今回改めて思いました。がんばります」と言っていたが、それは私も同じことだった。日本語を教えることも、日本の文化や習慣などを英語で説明することもまだまだ未熟だった。ハモとか茄子とかの英単語もわからず出てきた料理の説明ができない、英語の発音が悪いものだからアメリカ育ちの彼には通じない時がある、江戸時代が何年前かスッと出てこない等々・・。

今回大学の頃によく来たこの街に、昔の自分の面影はもう見つからなかった。私が見たのはどこか遠い昔の風景と、シンガポール生活によって不思議な縁で引き合わせられた新たな出逢いと新しくなった自分だった。最後にこの街に来た時から一ページか二ページくらい(少なっ)自分が塗り替えられていたような気がした。そして日本で暮らすことを目標にして、実際に行動している彼を見て『活き活きしてんなぁ。私もいつまでもあぁでないとな!』と元気をもらった気がした。

さて明日はシンガポールに引っ越すまで居た場所に移って美味しい寿司でも食べて、(お腹の調子もよくなってきたことだし)そろそろビールを解禁しますか。

(ところで暑さで力尽きて、山鉾は見れず・・・)

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