シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

中国の文化を理解しようとする

「実は私は中国語はあまりできないんです」「え?!」今朝もテキサスに住む中華系アメリカ人と日本語レッスンをしていたら、予想外に聞いた言葉だった。「普通の会話はできますよ。でも中国語にある敬語はよく分かりません。中国人の友達によると、君をあなたと言い換えることくらいしか・・・」彼は家族とは中国語を話していると言っていたが、彼自身の第一言語は英語なのかもしれない。あと英会話のJimさんが言っていた「バイリンガルというのは母語の干渉を受けて、二つの言語が95%づつくらいの完璧さになるようです」を思い出した。残りの5%を失うことに、どれくらい支障がでるものなのか分からないけれど・・・。

中国語は完璧とは言えない、マカオで育ったために中国本土の文化をよく知らない。そしてアメリカの文化にも馴染めない。国籍的にはアメリカ人なんだろうけど、彼がはっきり言ったのは”自分はアジア人”だということだった。一方私の場合はシンガポールに来て、今やどこかの組織に所属しない自分のアイデンティティはまず「日本人」であること。そしてその次に何が好きで、どんなものに興味があり、どのような価値観を持っているというような自分自身が何者かについてのアイデンティティがある。この「私は日本人である」というアイデンティティは、海外で住んでいるととても重要で価値のあることだと思う。それは外国人が持つ日本の文化や日本人に対するイメージは非常によく、彼らに誇れるものがたくさんあることに気づいたからだった。そして日本語や日本の文化を学びたいと思う人が自分が思っていたよりも結構多いことも、自分が日本人であること誇りに思える一つの要因となった。

色々考えすぎて頭から湯気が出そうなので、とりあえず今日もホーカーへランチを食べに行く。

(シーフードのHo fan。きし麺がおいしい)

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(かた焼きそばのようなものもあり、この店はイケている)

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そしてタイで受けたひどい日焼けの予後観察に、皮膚科へ行く。「あのーこのこんがり焼けた皮膚は、いつか白くなるんでしょうか・・・」「そうですねぇ、半年くらいたてばちょっとおさまってきますよ。シンガポールにいるとずっと日差しが強いので、日頃の日焼けも重なって美白は難しいですねぇ」半年くらいでましになるんだったら、まだいい方かもしれない。マレーシアで2010年に受けた火傷のような日焼けは、完全に治るのに数年かかった。

なんだか中華的なものを欲して(?)、中華風の柄のワンピースを買ってしまった。これでSGD55だった。生地は伸縮自在で太っても目立たないタイプ。黒くて少し暑苦しいワンピースなので、陽が落ちてから飲みに行く時に着るといいかもしれない。

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外が暑かったので、やはりビールを飲む。酒のつまみを探していたら、Fair priceでこんなポテチを見つけた。特にこのブラックペッパークラブが気になる。これはシンガポールの新しい土産にいいのではないか。

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このビールは味が濃く少し甘めだった。ピリッとからいブラックペッパークラブのポテチによく合った。

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ビールと共にベランダで「中国人を理解する30のツボ(李 景芳著)」を読む。この本で興味深かったのは、中国の文化では親族関係のつながりが濃く、それが家族を超えて日本でいうウチとソトの「ソト」にまで家族同様の人間関係が及んでいるという点だった。これを読んだ時に、私が接してきた中国人や中華系シンガポール人に「???」となった色んなことが腑に落ちた。だから私から見てあまり親しくない人から突然人生相談を受けたり、自分の会社のミーティングに通訳として出てくれという無理難題のような依頼を受けたり、ご飯をご馳走になったお返しを何回しても、またご飯をご馳走になるのでお返しが永遠に終わらない(中国の文化では、親しい人とは終わらせないようにするものらしい)などということが起こったのだ。

この本を読んでいると、日本人とは違う価値観の礼儀が中国にはあるのだと理解できた。例えば酒の習慣でいうと、日本ではよく酔っぱらったサラリーマンが町をふらついていたり駅でリバースしていたり、たまに道で寝ている。しかし中国では酒の席でもきちんとわきまえることが重要で、日本人のこのような振る舞いは醜態をさらすことであり恥ずべき行為らしい。またルールをきっちり守る日本人に対して中国人は理よりも情に厚いようで、時にはルールや法といったものを情が超えて、何かが執り行われることもあるそうな。(それが色んな問題を引き起こすのだろうけど)中国人から見ると、日本人は無情に移ることもあるらしい。

また『世の中には知らないことがたくさんあるのだ』としみじみ思う。多分中国にこれだけ興味を持てるのも、シンガポールにいるからだと思う。これはシンガポールにいるうちに、一度中国本土を旅した方がいいんじゃないかと思えてきた。日本に帰ると思考が一気に日本にいた時に戻されて、今のように中国文化に興味を持てなくなるかもしれない。それに日本語を最も勉強しているのは、数で言うと中国人という統計もある。これはぜひ私も相手の文化や思考、言語を学びたいところだ。

とりあえず、明日小さな中国語会話スクールを覗くところから始めることにした。