シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

シンガポールで中医学クリニックデビューする

父の日が近いので、いつもお世話になっているチャイナタウンの手相占い師のTeoさんに、ちょっとした贈り物を持って行くことにした。「こんにちは!これ、父の日のプレゼントです。あなたは私のシンガポールでのお父さんのような存在ですから」「おお!ありがとう!ランチに行きましょう」今日はTeoさんの店の近くのDim sumに連れて行ってもらった。

www.takpo.com.sg

(店はお昼とあって、とても混んでいた)

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Teoさんに注文を任せる。シュウマイからエビが入った小さい水餃子のようなものなど数種類と、お粥2種類を頼んでくれた。Dim sumは何回か食べているが、特に今回はこのお粥がおいしかった。粥と別にソースで味付けされた鳥と豚が出てきて、自分で粥に具やソースをいれて味をつける。

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私はこちらのブラックペッパーの豚の方が、特においしかった。

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その後ビジネスはどうですか?と聞くと、なんと日本からとある芸能人と女芸人(この二人は私が聞いてもすぐわかるくらい有名)、もう一人誰かよく分からない女子のタレントさん(?)がTeoさんの店にTV撮影で訪れていたそう。「どうやってその方たちは、Teoさんの店を知ったんですか?」「一人は日本の誰かのブログを見たと言っていたよ」「!!」私もTeoさんの手相占いについて以前ブログで書かせて頂いたが、もしそれだったらすごい驚き。そのTV番組が今週17日(土)16時~大阪テレビで放送されるらしいのだが、私がシンガポールで見ている日本のTVは東京TVなので見れない・・。大阪に住んでいる友達に録画してもらうことにした。

(私がピースをすると、みなさん同じようにやってくれる。しかし手の向きがいつも日本人とは逆になる)

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私が中医学のハーブに興味があると言うと、なんとTeoさんのお知り合いのクリニックに連れて行ってくれた。この店はハーブを売っているし、中医学の先生がおられる。

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あまり見慣れないハーブがたくさんある。これらは湯で煮て飲むらしい。

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さっそく問診をしてもらうことにした。「まず登録しないといけないよ」とTeoさん。しかし登録は名前を紙に書くだけだった。「どうされましたか?」「あのー寝ても夜中の2時とか朝方に目が覚めて、深く眠れないんです」「そうですか。起きた後は寝れますか?シンガポールにどれくらい住んでいますか?来てからずっとそうですか?」など、他にも最近忙しいか、ストレスは溜まっていないか、怒ったり気持ちが落ち込んだりしないか、最後の女子の日はいつかなどを英語で聞かれ、脈診や舌診をしてもらう。

(さすが南国の先生。ビーサンです)

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結果、考えすぎて脳が休めていないこと、血行不良、食べすぎや飲み過ぎによる胃腸や肝臓の不調などが睡眠に影響するとのことで、そのどれもが当てはまった。日本語を教え出してから、事あるごとに自分が話す日本語や聞いた日本語を分解して考えるようになった。例えば「あまり食べない人とご飯に行くことほど、おもしろくないことはない」。これはいくつかの表現が重なり、そして否定の否定で終わっているので割とややこしい文法の一つだと思われる。それに『これを今度教えたらいいんじゃないか』とか、常に頭が勝手に何かを考えていた。食べ過ぎ飲みすぎはよくあるし、その上運動をしないものだから血行が悪い・・・。

まず一週間分弱くらいの薬を出してもらうことになった。おじちゃんがこのようにハーブを調合している。

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色々なハーブがこの引き出しに入っていた。

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何なのかさっぱりわからないが、色んなものが入っている。

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私のには入っていないことを願うが、ハーブにはセミの抜け殻みたいなものもあるそうです・・・。

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左上のものは、蛇の皮だそうです・・・。滋養強壮によいのでしょうか。

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私のハーブはこれらで、虫系のものは入っていなさそうだった。(よかった)一袋を茶わん四杯分の水で1時間煮て、茶わん一杯分くらいの水にまでなったら飲むとのこと。次の日にその残りのハーブに茶わん3杯分の水を煮て、また茶わん一杯分くらいまで煎じて飲む。一日一回×4日間飲んでみて、まだ続けたければまた来てくださいとのことだった。恐らく問診とハーブを含めてSGD25くらいだったと思われる。

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(場所はチャイナタウンのこちらです)

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「中医学は効くのに時間がかかるよ。それを覚えておいてね」とTeoさん。「はい、私はシンガポールに住んでいるので、いつでも来れます!」脈診をするところは、インド伝統医療のアーユルベーダやチベット医療と同じだった。ネパールで行ったチベット医療クリニックでもこのようなハーブを見たが、チベットの方はハーブをすりつぶして粒状になっていた。それに対して今日来たシンガポールの中医学クリニックは、結構ハーブが素材のままで処方された。

(これはネパールで行ったチベット医療クリニック。先生とチベットの孤児達)

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ちなみにこのクリニックでは、伝統的な方法である自分でハーブを煎じて飲むか、タブレットをもらうかを選ぶことができる。またクリニックにお願いすれば、その場で煎じたものをくれて飲むことができる。Teoさんによると、デング熱にかかった人が店内で煎じてもらった薬を飲んでいたそう(汗)私がいた30分くらいの間だけでも、ひっきりなしに地元の方が来られハーブを買ったり、先生に診てもらっていた。

今日も深々とTeoさんにお辞儀をし、少ない語彙から最大級のお礼を述べてチャイナタウンを後にした。Teoさんがいなければ、このような中医学のクリニックへ行くことは非常に難しかった。まず店の前を取り掛かっても、先生がいるかどうかわからない。そしてTeoさんが連れて行ってくれた店は店員さんが私の顔を覚えていてくれるので、またそこへ自分一人でも誰かを連れてでも行きやすい。『私は何をTeoさんにお返しできるか・・・』と考えながら、今日も人の親切に胸がいっぱいになって家に帰った。