シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

日本人が間違いやすい英語に衝撃を受ける

今日も夕方はフィリピンにいるJimさんとスカイプで英会話をする。「サムイ島から無事戻られましたか?」「はい、ただ日焼けがひどすぎて皮膚科に駆け込みましたが・・・」「Oh,dear...(可哀そうに・・・)」そして新しい表現を習得した。「私はマレーシアで2010年に全く同じことをしたのですが、何も学んでいなかったようです」「そういう場合は、 I didn't learn my lessonと言います」その通り!

今回はJimさんに日本人がよく間違える英語の表現を教えてもらうことにした。日本語教師養成講座で、他言語を学ぶ時に生徒は「母語の干渉」を受けると習った。これは生徒の話す第一言語によって、様々な間違いが他言語に起こるということ。例えば英語で”beautiful flower”というのを日本語で、”きれい花”とビギナーの生徒はまず間違う。”きれい”はナ形容詞なので、きれいと花の間に”な”がいる。(きれい花)しかし英語ではそんなルールはない。

(サムイ島に咲いていたきれいな花)

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あと「思う」と「考える」を両方”おもう”と読む中級の生徒がいたが、多分英語はどちらも”think”で表せるからだと思う。そして私も同じように母語の干渉を受けて、英語を間違っていることにある日気づいた。日本語では”シンガポールは便利な国です”と言うので、そのまま英語で話したら「convenient countryとは英語では言わない。」とシンガポール人の生徒に言われてしまった。「え?そうなの?恥ずかしい!」となり、さっそくイギリス人のJimさんに聞いてみた。

「確かに言いませんね。convenient place to liveと言いますね」その他にも日本人が間違いやすい英語が載っているリンクを送ってもらった。

en.islcollective.com

このWebには載っていなかったが、以下の意味の違いを知った時に驚いた。私は①の意味で言っていたつもりが、使っていた単語は②だった。意味が全く違うではないか。この話は外国人がよく日本人と親しくなるのが難しいという話題から、以前誰かに英語で話した内容だった。私も仲良くなるのが難しい日本人の内の一人になってしまっていた。

①Japanese people can be difficult to get to know, even for me.

(日本人である自分でさえ、日本人と親しくなるのは難しいです)

②Japanese people can be difficult to get to know, even me.

(私も含めて、日本人と親しくなるのは難しいです)

しかしJimさんは言う。「英語は日本語ほどニュアンスや表現を間違ったからと言って、あまり気にしません。特にノンネイティブスピーカーが話す英語の間違いには、我々は寛大です。もちろん場に応じた丁寧な表現が使えることに越したことはないですが。それに流暢に話せることが先であり、正確さはその後です。すべての誤りを指摘していたら、生徒は話す自信を失ってしまいますから」「おっしゃる通りです。しかし一つの単語で文章の意味が大きく変わってしまう間違いは、私にはぜひ指摘してください」

昔、ある生徒がこういう間違いをしたことがあったのを思い出す。私が『次のレッスンはいつがいいですか?』と聞いたところ『来週の月曜日がいいですか?』と返ってきた。英語でいう『来週の月曜日は大丈夫でしょうか』と聞きたかったらしい。しかし『来週の月曜日がいいですか?』は、上から目線で『あなたは月曜日がいいの?』と聞かれているように感じた。このニュアンスの違いは、たった「は」と「が」だけだった。

①来週の月曜日いいですか?

→こっちだと問題なかった。Is next Monday okay for you?の意味になる。

②来週の月曜日いいですか?

→これだとちょっと『こっちが聞いてるんですけど?』とカチンとくる。Do you prefer next Monday?の意味になっている。

他言語(今は自分の言語でさえも)を学ぶことに終わりはないなぁと今日も思う。一方で面白いなぁとも思う。一つの単語でこんなに意味が変わるなんてとか、特に私が英語が好きな理由は、日本語ではキザで言えないようなことも表現できたり、日本語にはないユニークさだった。(例えば、映画「食べて、祈って、恋して」で、離婚をしてイタリアに渡ったアメリカ人の主人公が、イタリア人男性に英語を教えるわと言い、赤ワインを”therapist(セラピスト)”と形容した時、ユニークだなぁと思った)私もイギリス人のようなエレガントな英語を使えるようになりたいし、アメリカ人のようなユニークさが欲しいと思いながら一日を終えたのだった。

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Source: 映画「食べて、祈って、恋して」より