シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

All my family restaurantのチップさんに感謝

案の定、日焼けをし過ぎた足の皮膚の水分が失われ、立つと皮膚がピーン!となって痛くなってしまった。アロエを塗っても塗っても追いつかず、ずっと熱を持ったままで痛くて寝れないので鎮痛剤を飲む始末だった。しかもいつも行くシンガポールの皮膚科は予約が取れず、どうしたもんか・・・。

そんな中、朝から日本語レッスンをする。アメリカとタイ間でまず1レッスンをし、続けてシンガポールと2レッスン。特に今日は、私の二番目に古い生徒のKelvinの進歩が目覚ましく、本当に嬉しかった。彼の本業はパイロットになることの勉強であり、また日本語レッスンの金を自分で稼ぐためにバイトを始めたので、非常に忙しそうだった。今までは”AはBです”(これは本ですとか、ラーメンはおいしいですとか)と動詞の現在と未来形で止まってしまいなかなか前に進めなかったが、ついに動詞の過去形と場所を表す助詞”に”を習得したので、彼の話せる日本語の範囲がとても広がった!

例えば、前は『元気ですか?』『元気です』『バイトは忙しいですか?』『はい、忙しいです』『シンガポールの有名な食べ物は何ですか?』『チキンライスです』など、できる会話が限られていた。しかし今は『昨日何をしましたか?』『ダイソーに行きました』『何を買いましたか?』『〇〇です』『そうですか、週末は何をしますか?』など、お互いについて話すことができる。それに私は日本人であり、彼にとっては自分が話している日本語が日本人に通じており、私の話す日本語を自分で聞き取り理解できることを示している。これは私がネパール人にネパール語を話して会話が成り立った時の嬉しさと同じで、その楽しさを想像できる。それにYoutubeや日本の番組で色んな日本語を聞いているようで「超~高い!って、テレビで言ってたよ」「ははは。それは若い子がよく使うカジュアルな表現だよ。(私も昔は使ってたのだろうか?しかし関西人だから、めっちゃ〇〇の方が使ってるはず)仲のいい友達同士ならいいけど、とても高いです。を使ってね」人が何かをできるようになることが、こんなに自分のことのように嬉しく思ったのはきっと初めてだった。今まで自分のスキルは自分で高めるものである、と割と厳しいタイプだったから。

昼にいつもの食堂へ行く。しかしもう手元に470バーツしかない。夜はエビを揚げたものとご飯とビールを楽しみたいのだ。「すみません、今グリーンカレーと水を頼むといくらですか?470バーツしかなくて、夜にこれを食べたいんです」「大丈夫、十分よ!」ホッとして席に着く。今日は陽気なおばちゃんがもう一人いた。私がグリーンカレーを食べていると、休憩に入ったのか自分のご飯を食べようと席に着こうとした。「これ試してみる?」と魚を勧めてくれる。人のご飯なので遠慮したが、どうぞどうぞというので少しだけ頂こうとしたら、でかい魚のかけらをくれた。

このおばちゃんはミミさんといい、43歳。4人お子さんがおられるそうで、タンクトップ一枚にホットパンツでピチピチしていた。そしてタイ語の簡単な挨拶をいくつか教えてもらう。「一人できてるの?たまには一人がいいわよ。私は一人でディスコに行くんだけど、男が声を掛けてきてもほっといて。と言って一人で酒を飲んで踊るわよ」と、劇団員並みの大きなジェスチャーで話してくれた。それも踊り付きで。「めんどくさい男が何回も声をかけてくると、私の職業はムエイタイだと言って、男の胸倉をつかむのよ。こんなふうに」本当にムエイタイなんじゃないかと思えてきた。このおばちゃんの英語がかなりブロークンで、一人で色んなことを次々と話すのでついに私の想像の範囲を超えて、頭がボーっとしてきた。するといつもいるおばちゃんが「彼女、大丈夫ですか」と心配して声をかけてくれた。「とても愉快な方ですね。ごちそうさまでした。また夜に来ます」といって、とりあえず店を出た。

(このグリーンカレーも本当においしかった!)

f:id:Nisshi:20170609114341j:plain

今日も天気はよかった。本当なら日光浴をしたり、プールで泳ぎたいのに、昨日受けた日焼けのダメージが大きすぎてできない・・・。しょうがなく陽が落ちるまで部屋で本を読み、暇つぶしにフィリピンにいるJimさんとスカイプで英会話をする。

今日は晴れただけあり、このように美しい夕陽を見ることができた!

f:id:Nisshi:20170609114324j:plain

そして最後に毎日通った食堂へ行き、ずっと食べたかったものを食べる。

f:id:Nisshi:20170609114444j:plain

 「料理はいかがですか?」「おいしいです。何を頼んでもおいしかったです。どうもありがとうございました。明日帰るんです。記念に写真を一緒に撮ってもらえませんか?」おばちゃんはチップさんというそうで、握手をして「コープンカー(ありがとう)」と言って笑顔で別れた。

f:id:Nisshi:20170609114557j:plain

今回もいい旅だったなぁと思う。5日間はあっという間で何をするでもなく、いつもの生活をただ単にタイのビーチの側でし、食べ物がタイ料理に変わっただけだった。しかしこういうことは、日本に帰るとなかなかできない。『ちょっとタイ行って来るわ~』と言って90分のフライトで行くことは物理的にできないし、こんなに自由な生活を送るのは、日本にいると世間や他人の目を気にし出してきっと難しくなるだろうに。今回色んな人に「バケーションですか?」と聞かれたが、バケーションの定義がもはやよく分からない。今は自分が好きなことしかしておらず、毎日がバケーションみたいなものなのだ。しかし好きなことをするのは大事だと思う。このチップさんはきっと料理がすごく好きなのだと思う。だからおいしい。私も実は国語が好きだった。だから日本語を教えることが面白いのだと思う。そして文章を書くことも、写真を撮ることも好きなのだ。

さて、あとはこのひどい日焼けの処理をどうするか・・・。とりあえずシンガポールに戻ってから考えることにしよう。