シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

シンガポールの路上演奏者へのチップについて考える

久々にリトルミャンマーへお花とミャンマースイーツを買いに行った。毎回新しいスイーツを試すのが、私のささやかな楽しみになっている。そしてまたレジでミャンマー語で話しかけられた。(これで3回目)そんなに私はミャンマー人に似てるんでしょうか・・・。それともミャンマー人以外はここには来ないのだろうか。

(このように色んなスイーツがある)

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(今回はこのスイーツを選んだ。ココナッツ風味に少し酸味がある味で、しっとりとした生地がおいしい。しかし商品の表記がこれしかなく、一体何なのか分からない)

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(お花はTVとダイニングテーブルに。人間が何かに落ち込んだり気がすぐれない時でも、花はいつでもそこでキレイに咲いていて心が和む)

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City hall駅とリトルミャンマーを往復する間に、私は「路上演奏者にお金をあげること」について色々と思いを巡らせた。

実はCity hall駅からPeninsula plazaへ歩いていくまでに、おばあちゃんが地面に座りキーボードで何かを演奏していた。彼女の前にはチップを入れる箱があったが、通常私はこのようなものに寄付はしない。学生が『寄付をお願いします』とたまに話しかけてくる時は『がんばっているなぁ』と思い寄付をする。または目を引くようなパフォーマンスを路上で見かけて、『おおお!!』と自分もなったらチップを渡すことはある。よってこのおばあちゃんの前を普通に通り過ぎようとした時、おばあちゃんと同じくらいの歳の男性が小銭をさりげなくチップ箱に入れて去っていった。この男性は肩にギターのようなものを背負っていた。そして帰りにまたそのおばあちゃんの前を通り過ぎようとした時、今度はミャンマー人かバングラディシュ人かそのあたりの青年が、チップ箱にお金を入れようとしていた。振り返ってもう一度見ると、青年とおばあちゃんが楽しそうに何かを話していた。

日本よりも海外の方がこのような方や路上生活者にコインをあげたり、お金を恵んでくれと言われると、それに応えていた人が多いように思うのは気のせいか。新興国ではその人自身が豊かでなかったとしても、他の人にお金を与えていたのを何回か見た(その国の中では豊な方に入るのかもしれないが)。私のネパール人のガイドさんは、私にネパールでヨーグルトをごちそうしてくれた時、一個余分に買ってお店のおばあちゃんにあげていた。一番印象的だったのは、マレーシアの屋台でご飯を食べていた時だった。一人の物乞いが私に何かを話しかけた時、現地で知り合って一緒にご飯を食べていたマレーシア人がいくらか渡し、物乞いはどこかへ行った。私は先進国生まれで現地の人からすれば大金を使ってマレーシアに来ているくせに、一銭も物乞いに恵まなかった。そして今日も、あのおばあちゃんに同じことをしたような気がした。

私がチップをやらない理由の一つはキリがないということもあるが、どこかに『人にお金をあげるのはよくないこと』という考えが染みついている気がする。人にお金をあげることが、どうもネガティブに感じてしまうのはなぜなのだろう。イギリス人の英会話の先生Jimさんにも聞いてみた。ロンドンへ行った時、日本と比較すると割と路上演奏者にチップをやっている人が多かったような気がしたからだ。「私は実生活の中では、誰にもお金はやりません。ロンドンであってもフィリピンであっても。それはキリがないからです。全員にあげていると、自分がお金をもらわないといけなくなる。それにロンドンでは、東ヨーロッパからの移民などが物乞いを職業としてやっており、一日100USD以上稼いでいます。誰に金をやる必要があって、やる必要がないのか判断がつきません。しかし私はひとたび旅に出ると、金をやることもあります。それは限られた時間ですし、気分的に非日常というのもあってのことでしょう」お互いの結論的には、『やりたい人はやればいいし、やりたくなければやらないでいい。こうすべきとか、これが正しいとか間違っているなどという風には誰にも言えない』だった。

海外の方がホームレスに金をやることについて、色んな意見を言っているウェブサイトを見つけた。これを見ていてお国柄を問わず、どうするかは個々人の考え方によるのだと改めて思った。色々な考えがある中で、この方の考え方はシンプルで素敵だなと感じた。そういう考え方もあるんだなと思った。

”先週の月曜日に学校に向かっている時に3人の子供のホームレスを見たんだ。20歳にも満たないくらいだったけど、十代半ばかな?ってくらいのね。

その日はすごく急いでいたから止まっている暇がなかったんだけど、帰り道ちょっと探してみたんだ。見つからなかったんだけどね。

水曜日にその子達に会う為に少し早めに家を出たんだ。

そしたら子供たちは同じ場所にいて、だからバーガーショップで1ドルのハンバーガーをそれぞれの子供に2個ずつ買って持っていったんだ。そしたら彼らは呆然として、ただ僕に感謝をしていたよ。

それから急いで食べ始めた。僕が去る時も手を振っていたよ。彼らの為に止まった人は僕の他にはいなかった。誰がこどもたちに物乞いをさせていたのかはわからないよ。聞かなかったしね。

ただドラッグだったとしたら絶対に現金は渡したくない。あの日僕はお腹が減ってすぐに死ぬ心配はなかった。だから彼らにも同じ安心を持ってもらいたかったんだ。

<Source>

money-academy.jp