シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

外国人には「もしよければ・・・」という概念がない?!

お腹の調子が悪いまま日本語を教える。これがFace to faceだと大変だが、Skypeなのでまだなんとかなっている。夕方英会話をフィリピンに住むイギリス人のJimさんから受けていた時に、ある英語の記事に「日本人は非常にフレンドリー」と書かれていたことについて、お互いの意見を述べた。

「私は日本人は非常にフレンドリーとは思いませんがね。日本に住む外国人から、他の外国人よりも仲良くなるまでに時間がかかるとたまに聞きます」と私。「そうかもしれませんね。日本人とイギリス人には何か共通したものがあると思います。あまりよく知らない人には礼儀正しく接し、あまり慣れ慣れしくしませんしね。しかし一度仲良くなると、とても深い関係を築けると私は思っています。きっとお互い島国なので陸続きの国のように外国人が入ってくることが多くなかったため、他人をすぐに信用しない意識が強いのかもしれません」

(こんなおもしろいイギリスと日本人との共通点があるようです)

kaigaijin.com

 

f:id:Nisshi:20170523203343j:plain

Source: http://www.eigobenkyouhou.net/entry/2015/05/09/225942

今まで色んな国へ旅行へ行ったり、日本語を教えたり、シンガポール人のお友達と接して思ったのだが、初対面やまだ知り合ってから日が浅くても、日本人同士よりも外国人との方が距離が縮まるのが早い気がする。というか向こうが急速な勢いで縮めてくる。インド人なんて見知らぬ人でも手を繋がれたり、腕を組まれるのはよくあることだった(女子に限りますが)。ネットで見た”2回会ったらもうその人は友達”という中国の文化通り、2回しか会ってなくても(厳密にはランチを一回したくらい)なぜかその人(中国人)が勤めている会社に突然通訳として出ることになったり、1回しかその人(中華系シンガポール人)から占いを受けていなくても、なぜか2回目に会った時に夕食を共にしたリと、日本人的な感覚では「???」となることが多かった。しかも面白いことに、いつも私からそうすることをオファーしていなければ、相手からもはっきりと提示されなかった。半強制的に(?)「あなたならできる」とか言われて気づいたら会議に出てたり、よく分からないままレストランに連れて行ってもらい、予想外に一緒に食卓を囲んだという謎の運びだった。

これが日本人同士だと「誘っても迷惑じゃないかな?」とか、断られた時のショックを軽減するためにも『もしよかったら・・・』と前置きして誘ったりすることが多いように思う。しかし私が外国人に対して「???」となる時は、きっと『もしよかったら・・・』という前置きなく、相手本位のオファー(というか通達に近い)が来ることが多かった。例えばこのようなこと。

①シンガポール女子

「どこそこに引っ越ししたよ」

「あ、そうなの?来週月曜日から水曜日の間で、そっちの近所でランチできるよ」

→誰もその日が空いているとは、一言も言っておりませんが(笑)

②シンガポール男子(日本語レッスンの生徒)

「先生、今年の冬に日本にいる?」

「寒いからいないよ」

「なーんだ。いたら日本へ行くから案内してもらおうと思ってたのにー」

→コラー!頑張って自分で日本語話しなさい!

③トルコ人男性(日本語レッスンの生徒)

「私のレッスンの最終スタートは19時です」

「19時からのスタートは少し難しいかもしれませんが、19時半には始められます」

→誰も19時半がOKとは言っておりませんが・・・。

「トルコ人はワイン二杯一緒に飲んだら、もう友達です。今度ワインを飲みに行きましょう!」

→トライアルレッスンでこの運びになったのが、驚きだった。

④中華系アメリカ人(日本語レッスンの生徒)

「私は京都の祇園祭が好きです」

「ぜひ行ってみたいです。いつあるんですか?7月?仕事の休暇を取って、行けるかもしれません。上司に聞いてみます」

「そうですか。ぜひ行ってみてください。京都はとても素敵ですよ。もしかしたら私もその時期に日本にいるかもしれませんね」

「じゃあ、ぜひ案内してくださいね!」

→???。”じゃあ”の意味がよく分からないのですが?

(あぁ、京都が恋しい・・・)

f:id:Nisshi:20170523202559j:plain

Source:http://arekorekininaru.com/kyotogionmatsuri/

⑤フィリピーノ

「私フィリピン料理のAdoboを食べました。おいしかったです」

「今度作って、先生の家に持って行ってあげます」

→あ、ありがとうございます(汗)

相対的にみなさんきっといい意味で私に親近感を持ってくれているのだと思うのだけれど、ちょっといきなりすぎてビックリすることがある。みんなに共通しているのは、主体は自分だということ。日本人だと相手が主体になることが多い。相手の予定とか、相手が不愉快に思わないかとか、誘っても迷惑じゃない関係だろうかとか・・・。そういう相手に対する気遣いが『もしよければ』という一言に色んな場面で表れている。しかし外国人はほとんどが直球で、準備もなしにいきなり速い球が飛んでくるので、受け取る時に「うわぁぁぁ!!」となりダメージを受けることがある。球を受けきれなかった場合は、恐らく私は固まっていたはずだ。

色んな国の人と接するのは、おもしろいなぁと思う。私は割とこの直球の文化が好きです。変化球だと社交辞令なのかそうではないのかを読むのが面倒だし、彼らは好き嫌いが分かりやすくて付き合いやすい。それにこちらの対応も直球でいいので、興味がなければないと言うし(しかしやんわりと)、無理なものは無理だと言える。そう言ったところで、相手も特に気にしない。

ただこれを日本でやらないように、気をつけないとなぁと思う。ただでさえ、もともと直球で色んな人をぶった切っていたのだから・・・。