シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

5/14(日)さよなら、マナリ!そしてデリーからシンガポールへ

朝5時に起き5:30にホテルを出る。レセプションにいつもいたお兄さんにお礼を言った。「とても快適でした、ありがとうございました」お兄さんは首を横にかしげ(インドのYesは首を横にかしげる)、どういたしましてという風に笑顔で見送ってくれた。このホテルはOld Manaliから少し離れているので、静かでよかった。Old Manaliにはヨーロッピアンのバックパッカー風の人が目立ち、安宿も多そうだった。レストランやカフェもOld Manaliにあるので、そこの宿に泊まると安くて便利だけれど、車のクラクションやカフェの大音量、夜はパーティーなどをきっとしており、多分やかましいと思う。それに私が泊まったBanon Resortは安宿ではないので、まともな人が泊まっておりどこかの部屋がやかましいということは一切なかった。

車で約1時間半で空港に着いたと思きや、ドライバーさんが周りにいた人たちに何かヤイヤイ言われてまた車に乗る。「すみません、初めて来たもので・・・」「そうなんですね(笑)」本物の空港できちんと降ろしてもらい、50ルピーのチップを渡す。機内食が出るが、7時をまわってお腹が空いてきた。羊羹をせっかく持ってきたのに、スーツケースに入れてしまっている・・・。スナックしか売っていなさそうな売店があるが、何やらコーヒーとサンドイッチを手にしている人がいた。「チャイありますか?それとサンドイッチと」これで70ルピーだった。お腹も膨らんでうとうとしていると、「Excuse me!」と誰かに呼ばれた。どうやら搭乗が開始しており、危うくバスに置いていかれそうだった。「すみません、5時起きだったもので・・・」「マナリは初めてかね?次から前日にKULUに一泊しておくと楽でいいよ。この辺もすごくいい所だよ」そうなんだ。その後リュックの紐がおかしくなってうまく肩に掛けられずいると、後ろのおばちゃんが手伝ってくれた。インドのこういう所が私は好きです。(日本だと自分も含めて、どうして色んなことを見て見ぬふりをするのだろう)デリー行きの飛行機は空席が目立った。キャビンアテンダントが黄色い美しいサリーを着ているのだが、ムチッとしている。お腹が布で覆われていないのだけれど、お腹が痛くならないのだろうか・・・などと考えながら機内食を食べてひと眠りすると、デリーに到着した。

バスから空港に入る時に外に出たが、焼けるような暑さでこれは40℃くらいある。去年6月にデリー近郊を旅しようとしたら、あるインド人に「死ぬからやめておけ」と言われたが、本当にそうだと思う。シンガポール行きのフライトは当日の23:30頃なので、それまでTerminal 3にあるラウンジの個室で休憩することにした。前回はフラッと入って数時間休憩したが、今回は結構長いこといるので事前に予約しておいた。手荷物を受け取り出口を出て左に歩くとFood courtとHoliday Innのブースがあり、それをさらに超えるとこのラウンジが左側にある。

(事前にWebで予約ができます)

www.plaza-network.com

部屋はSingleの場合は2畳ほどしかないが、清潔なベッドとシャワー(湯も出る)、無料の早いWifiが使えるので大満足。問題はエアコンが恐ろしく寒く調整もできないので(すべての部屋が一つのエアコンで管理されている)、マナリの夜に着ていた冬用の服を着なければならない。顔も寒いので、布を頭からまく。

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ちなみにコーヒー、紅茶、ジュース、クッキー、サンドイッチが無料だそうです。

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1時間ほど寝てお腹が空いたので、近くのインド料理屋へ食べに行くことにした。このラウンジは空港内であれば、いつでも外に出て構わない。シンガポールからデリーへ来た時に泊まったHoliday Innは、一度ホテルに入るとホテルの外に出ることはできなくなる。

(こんなお店を発見)

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よく分からないので看板にあったセットを頼んだ。日本風のチキンライスに野菜のカレー、ココナッツチャツネ、ドーサ、黄色い芋のようなよくわからないおいしいデザートとコーラがついて、300ルピーだった。とてもおいしい。ただ空港内なのにハエがウロチョロしていてうっとうしい。

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Costa Coffeeでエスプレッソとお腹が空いたときのために、アップルシナモンのシフォンケーキを買って部屋に戻った。

Facebookに自分の思い出の記録として、今回のマナリ旅行の写真とコメントを残す。それに一人でも多くの人に、インドの美しさや違う一面を知ってほしいという思いもあった。『6回目のインド旅行はマナリでした。インドに来るたびに、インドという国は偉大で豊かだと感じます。雄大な自然、温かい人、様々な文化や食などがあり、何度来てもまた来たいと思ってしまいます』するとバリでダイビングを一緒にした人から『ぜひいつか案内してもらいたいです!』とコメントが来た。去年ダージリンを旅していた時に、ガイドのブペンさんにこう言われたのを思い出す。『あなたはもうガイドなしで、一人でインドを旅できますよ。そして人を連れて旅に出なさい。その人はきっと、あなたと旅をするのが楽しいですよ』インド一人旅は無事達成できた。

マナリはいい街だった。ダージリン同様に小さな街なので、きっと観光客に悪いことをするとすぐに広まるのだと思う。マナリの人は温かくてフレンドリーで、また親切だった。特に何をするでもなく、美しい自然の中でのんびりしたり、ヒンズー教やチベット仏教寺院を訪ねたり、街の人とおしゃべりしたり出店や人だかりを見物したりするだけで楽しかった。そしてインドを旅して、今回初めて何のトラブルにも合わなかった。(電気は多少止まったが、水は出た)

今回の旅行中に色々なことが頭に浮かんでは消えたが、そのうちの一つが旅行中に楽しんだ一つ一つのことを日常生活でも同じように楽しみたいと思ったことだった。朝飲んだおいしいIndian tea、人との会話、おいしいものを味わって食べる、自分で面白そうなことを見つけ、したいことをする・・・。日本にいた時は、いかに雑事を自動化し(掃除はルンバ、洗濯は乾燥機付き自動洗濯機、ご飯は冷凍食品、日用品はアマゾンで定期的に配達されてきた)効率的な生活をすることで、仕事に最大限の時間を割き、その疲れを癒すための時間を確保するかを考えていた。そしてその忙しさを充実した生活と勘違いしている自分がいた。しかし今はもう、そのような機械のような生活を送りたいとは思わなくなってしまった。人生は短いので、本当に意味のあることや美しいと思える経験をこれからも積んでいき、それを人に返していきたい。これはシンガポールにいるうちだけではなくて、この先もずっとそうするつもり。

(ここは私のお気に入りの景色。あぁ、もうマナリが恋しい。しかしそろそろ日本食も恋しい)

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