シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

5/9(火)デリーからマナリへ

朝4:30に起き、1時間半前にクル空港行きのチェックインカウンターへ行ったが、既に人が並んでいた。そして私の番がやっと回ってきた時、また面倒なことが起こる。「荷物の重量が2kg超えていますので、中身を手荷物へ移し替えてください」スーツケースの重さは18kg弱。Air Indiaなのに国内線だと20kgに満たなくても重量制限があったのか。予約の時にそんなこと書いていただろうか。それに手荷物に移し替えても結局飛行機に乗る重さは変わらないし、後ろには長蛇の列ができている。こんなところでスーツケースを開けて作業をしていたら、次にいつ順番が回ってくるか分からない。「いくら払えばいいんですか?」「1000ルピー」「1000?!」「いえ、500です」「払います。その間にチケット発行しておいてください」別のカウンターで金を払おうとするが、スタッフがちんたらしており、前の人が払い終えるのに15分くらいはかかった気がする。職員がPC作業に慣れていないからか、のんびりやっているからか・・・。しかしここはインドなのでどうしようもない。やっと金を払い終えて、チェックインカウンターに戻りチケットを受け取った。

飛行機は二列×二列の小さいもので、満席だった。デリーからクルまでは1時間20分で、機内食を食べていたらあっという間についてしまった。飛行機から降りると、辺りは壮大な山々に囲まれており、とても静か。私は一気にこの自然とのんびりした雰囲気のマナリが好きになってしまった。

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空港から外に出るとホテルに依頼した送迎車が来ていた。外には山々が見え、川が流れている。道は舗装されているが所々壊れており、揺れたり砂埃が舞っていた。それでも窓を開けて木々の中を走り抜けるだけでとても気持ちがよく、ちょっとした森林浴気分だった。道が細いので対向車とぎりぎりですれ違ったり、牛、馬、やぎの大群などが一車線を占領して渋滞が起こる。空港からホテルまでは1時間半と聞いていたが、8:23に空港を出発しホテルについたのは10:40くらいだった。

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今回泊まるのはOld Manaliまで徒歩10分くらいのBanon Resort(http://banonresortmanali.com/contactus.asp)。ここはどこかの日系企業がツアーで使っていたのをネットで発見し、Agodaのレビューがよかったので自分で予約した。大きめのホテルだけれど、私以外の客が見当たらないのは気のせいか・・・。少し古いが部屋は広くてバルコニーからの景色が最高。雪がかかった山を見ながら鳥のさえずりを聞いて、とりあえずミルクティーを飲む。

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ホテルから徒歩10分くらいのOld Manaliまで歩いてみる。実はマナリに行く前に、マナリに住んでいた日本人女性にマナリは女子が一人でウロウロしても安全かを聞いており、彼女が勤めていたカフェがOld Manaliにあるのでとりあえずそこを目指す。アクセサリー屋さんのおじちゃんに道を聞く。「すみません、Sunshine caféはこの近くですか?」「ここを上にあがって左側じゃよ。日本人かね?わしの息子が昔日本人の彼女を連れてたから分かったよ」化粧と服装でいつも私が日本人だと分かると思っていたけれど、すっぴんでも分かるんだ。Sunshine caféはレゲエが大音量でかかったヨーロッピアンが好きそうなカフェだった。

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「野菜チーズのモモとYogi teaを下さい」カフェのお兄ちゃんと話していると、また日本人ですか?と聞かれた。「話す英語のアクセントが日本人なので、そうかなと思いました」そりゃそうなんだろうけど、自分の英語は日本人訛りの英語なんだと初めて知った。「ここで日本人女性が働いていませんでしたか?」「彼女は僕の兄の奥さんで、僕のボスです。今は違う店舗にいます」なんと、現地人とご結婚されて店を切り盛りされていたとは知らなかった。ところでYogi teaはシナモン、ミント、カルダモン?が入った少し不思議な飲み物だった。モモはまあまあ。ここはチベット料理が少ないので、毎日は通えない。

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カフェのお兄ちゃんから知り合いがやっているというヨガセンターを探そうとしたが、道が急な登り坂になっているので諦めることにした。するとまた誰かから声を掛けられる。「どこ出身?」「どう思いますか?」「・・・マレーシア?」「!!」確かにその横の国に住んでるけれど、マレーシア人かと聞かれたのは初めてだった。「お茶飲んでいきなよ」「ご飯食べたばかりなのでいいです」「じゃあまた明日ね!」

疲れたのでホテルに戻ることにした。ホテルの夜ご飯は19:30からと少し遅い。お腹が空くと思い、パン屋さんでクロワッサンを買っていくことにした。どうも店員さん同士の会話がネパール語のような気がする。「あのーもしかしてネパール語を話していますか?」「そうだよ。ネパール人なんだ」なんということだろう!「私ネパール語を勉強してるんです!サンツェフンヌンツァ?(元気ですか?)」「〇△※×。☆◇〇?」「???」私の知っているネパール語が少なすぎて、会話にならない。「この辺にはネパール人が結構住んでいるよ。あそこのカフェも上のカフェもネパール人がやっているし。彼(レジの兄ちゃん)は英語を勉強中だし、ここに来て練習しなよ」この辺にネパール人が結構いたとは驚いた。確かに車から外を見ていた時に、ネパール人かな?と思う人は何人かいた。ここに毎日通って、ネパール語を勉強しよう。

ついでに帰り道にあるアーユルヴェーダスパをのぞくことにした。私は南インドのケララで本場のアーユルヴェーダを何回も受けているのでこれが偽物だと分かっているが、好奇心から値段を聞いてみることにした。中に入ると明らかにネパール人と思われる女性がいる。ますます偽物だと確信するが、60分のアビヤンガ(2000ルピー)を受けることにした。セラピストもネパール人のようで、オイルこそケララで嗅いだような匂いがするが、トリートメントは全く普通のアロマテラピーマッサージと変わらなかった。ここでは仰向けになった時に胸元にタオルで隠してくれるのだが、ケララではこのような配慮はない。ケララではトリートメント中はふんどし(紙パンツではなく、ふんどしをしめさせられる)一丁で、仰向けになった時はそれも取れてすっぽんぽんのままトリートメント台から降ろされる。(しかもセラピストは、ずっと私の着替えが終わるのを見ている)マッサージの終わりにセラピストに話しかけた。「あなたネパール人?」すると無表情だったセラピストが、少し笑顔になった。「はい」私もなんだか嬉しくなって、偽物のアーユルヴェーダスパから出た。

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外は土砂降りの雨になっていた。ここは晴れていても気温は20℃くらいで、日本の春のよう。しかし雨が降ると太陽の陽がなくなり、ウルトラダウンを着ていても寒くなる。ホテルに慌てて帰るが、道が狭いところに車が多くて歩いていると危ない。これはトゥクトゥクで移動をしないと、いつか轢かれると思う。 ホテルに戻ると既に17:30になっていた。さすがに4:30起きで疲れた。しかしマナリというところは、今まで私が旅したインドがたくさん詰まっている街だなと思った。山々が連なる美しい自然、狭い街にたくさんの車やネパール人はダージリンを、そして偽物だけれどアーユルヴェーダはケララを、チベット料理が食べられたり壮大な景色はラダックを思い出させる。今日歩いている感じだと、物乞いもそんなに見なかったし激しくぼったくられそうな雰囲気はなかった。ガイドさんなしでインドを一人旅するのにいいかもしれない。部屋で休んでいると、どこかの部屋のバルコニーからヒンディー語が聞こえた。よかった・・・お客さんが他にもいて。