シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

「まるで毎日旅しているみたいだね」

「まるで毎日旅しているみたいだね」これは2週間に一回近況報告をしているJamesに言われて、確かにそうかもしれないと思ったことだった。そしてそのような生活を自分も前に望み、もしや今その通りになっているのでは?とも思った。

話の始まりは、この私の近況報告からだった。「日本語の生徒数が増えたので、募集を一旦止めました。日本語を教え、日本語の教え方や日本の文化を自分も学び、たまに友達に会ったり好きな国へ旅行へ行く。私の今の生活は、とても充実しています。それに日本語を教えることは、仕事というよりも生活の一部になっています。お金を受け取って教えているので、仕事としてプロフェッショナルな仕事をしますが、仕事というより色んな国の生徒さんとお話しし、お互いの文化や国民性の違いを知ることを楽しんでいます」これを聞いて彼は「シンガポールで日本語を教えながら生徒と話すことで、旅行中にしていることと同じことをしているよ」と客観的に言った。確かに私は旅行先で現地の人と話し、生活習慣や文化の違いなどを知ろうとする。そういう意味ではお互いのいる場所は離れているけれど、今日本語レッスンの生徒さんとしていることはそれと同じと言える。

今日も広東省生まれのマカオで育ち、大学生からアメリカへ移り住んだヨイさんとお互いの文化について話をしていた。ヨイさんは上級者で、日本語の細かい文法や単語などを教える必要はない。それよりも日本人が何を考えているのか等の文化の違いに興味があるようだった。そこでマカオからサンフランシスコのご自宅に戻られたばかりだったので「お土産」を切り口に、日本の贈り物に関する習慣を紹介することにした。「日本人がお土産を渡すときに、よくいうフレーズをご存知ですか?」「つまらないものですが・・・ですか?」さすが。「そうです。私はたまに”お口に合えばいいのですが・・・”とも言います」

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Source: 外国人から見た「日本の贈り物文化&マナー」海外との違い6パターン

すると日本人は贈り物を頂いたら、その場で開けるのかという質問がきたり、あまりもらった人の前でビリッ!!と包装紙を破らないことを伝えたり、中国にも物をもらうとお返しする文化があるが現金を渡すこともあることなどがわかったり、色々と興味深かった。何かの話からビジネス習慣の話になった。「中国では日本のように同僚や上司と飲みに行くよりも、お客さんとの会食が多いです。恐らく日本よりも頻度が高いです。会食で酒を飲むことは相手に敬意を払うことなので、酒が飲めないと営業の仕事はできません」「私は一度中国の取引先と上海で会食がありましたが、白酒(パイチュウという非常に強い酒)を何杯も飲まなければならず(飲むというより、一気する)辛かったです。その後、カラオケに行って歌わないといけなかったですし」「え?あなたも飲んだんですか?」「はい、私は酒が強いんです」今日の結論は”みんながつらい習慣は、ない方がいい”だった。

(これがパイチュウ(白酒)アルコール度数がすごい・・・)

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Source:http://photozou.jp/photo/show/544633/48256075

去年ダージリンを旅行中、ネパール人ガイドのブペンさんに「あなたのHappinessは何ですか?」と聞かれた時に「新しい場所へ行き、新しい人に会って話をし、新しいことを知ることです」と答えたが、まさにそれをしているのだとJamesの一言で気づいた。日本語レッスンの生徒さんと話すことで違う文化を知ったり、また日本の文化を自分が知らないことを知る。そしてその知ったことについて興味を持ち、調べたり勉強したりすることで何かを学ぶ。物理的に新しい場所へもういかなくとも、自分の興味が新しいものに沸くことで脳が(?)新しい場所へ行くようになった。そして何かを知れば知るほど分からないことが増え、それを理解することに興味が沸いて終わりがない。今は生徒さんの出身国であるマカオや中国、フィリピンのダバオにも行ってみたいと思うし、トルコのサバサンドを食べてみたいとか、日本語教師養成講座を終了したら中国語を勉強しようかなとも思う。

あいにく今日はどちらかのインターネットの調子が悪く、Jamesとの近況報告が途中で終わってしまった。「2週間後にまたやりましょう。インドから戻ったら連絡します」次は物理的な旅で何を学んだのか、近況報告できるのが楽しみだ。