シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

何か縁のような力が働いているのかもしれない

テキサスに住んでいる中華系のアメリカ人に、週2回日本語を教え出して約1カ月が経ったのだが、こないだ思わぬ会話から『世界は狭いなぁ』と思った。

まず記事を読んでもらい、分からない単語や表現を説明し、記事の内容についてディスカッションするレッスンをしていたが一旦止めた。新聞に出てくるような漢字(特に訓読みのもの)を結構知らないようで記事を読むのに時間がかかるし、分からない単語をたくさん説明しても一気に覚えられない。多分これは何かが違うなと思い、レッスンの内容を変えることにした。

そこでまず5枚の紙に話題を書き、書いた話題が相手に見えないようにして、くじのように相手に引いてもらう。そしてそのトピックスについてお互いの話をすることにした。彼はペラペラたくさん話すタイプではないけれど、自分が興味のあることには的を得た意見を持っていたり(「幸せは人による。その人が幸せと思えばそれでいい」とか。若いのに立派)私について質問してくるので、きっと記事について話すよりもお互いについて話した方がいいだろうと思った。それに私と話す日本語から単語や言い方を学んだ方が、話していた内容とセットで覚えるのでより記憶に残りやすいだろう。実際私が記憶している英語のフレーズは、誰かと話していた時に聞いて頭に残っているものが多い。

(今回はこの話題に)

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彼が引いたのは、『お気に入りの旅先』と『今一番欲しいもの』だった。すると意外にもお互い一人旅が好きだったり、私は大学生の時に歯科助手のバイトをしていたのだが、彼は今歯科業界のとある会社で営業の仕事をしながら大学生をしていることが判明した。彼は今アメリカに住んでいるが、私も昔アメリカに少し住んでいたのでそこにも共通点がある。

これをきっかけに『縁って、きっとあるんだろうな』などと色々考え出した。まず日本語レッスンの生徒さんでいうと、始めに心優しくて割と日本語を話せたウェストさんが生徒さんになってくれたおかげで、私は教え出してすぐに「わかるかーい!」とならずに済んだのだと思う。次にビギナーのケルビンが入ってくれた。もしケルビンが私の一番始めの生徒だったら、教え方が分からず日本語を教えることを辞めていたと思う。しかし絶妙なタイミングで2番目に滑り込んでくれ、当時仕事も決まらず時間があったこともあり日本語教師養成講座を受け始めた。その後四苦八苦しながらコツコツ教えていたら、生徒数が増えて今に至る。マカオに住んでいるおじさまは来週サンフランシスコのご自宅に戻られ、アメリカとシンガポール間でのレッスンになる。実はテキサスの彼も中学生まではマカオに住んでおり、今はアメリカに住んでいるという不思議な共通点がこの二人にはある。そして彼らはシンガポールに住んでいないし、特にわざわざシンガポールに住む私を選ぶ必要はなかったはずだが(アメリカやカナダに住む日本語教師もPreplyにはいる)、どうやって見つけ出してくれたのか私と接点を持つことになった。

人だけではなく、きっと物事にも「縁」はあるのだと思う。シンガポールに来てから、「もし〇〇がなかったら、今頃こうなっていない」というものが多すぎる。

・もし一番初めにあの仕事に就いていなければ、会社を辞めて去年3カ月も一人旅をしなかった。

(去年の今日はブータンから帰国した次の日で、ブータンロスに陥っていた)

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・もしその一人旅の後、普通にどこかの会社に就職がすぐ決まっていたら、今頃こうして色んな国の人に日本語を教えることはなかった。

・そしてきっと写真スクールに行ったり、Meetupのイベントに出まくってシンガポール人とお友達になることもなかった。

(写真スクールのレッスン)

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(旅のMeetup)

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・そこで友達になったJoyceの会社のミーティングに通訳として出ていなかったら、その後手相占いに駆け込んでTeoさんと親しくなることはなく、また今の場所に引っ越しもしなかった。

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・Your next stepというMeetupのグループでJamesが相方じゃなければ、そのグループの活動が終わってもなお今のようにお互い近況報告などしていなかった。そしてライフコンサルトのベナンさんと出会わなければ、心理学に強く興味を持たなかったかもしれない等・・・。

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数えだすときりがない。もう一つ、もしシンガポールのとある学校で日本語を教えることがキャンセルされていなかったら、来月インドへダライ・ラマの法話を聞きに行くことはできなかったというのもある。

こう考えると、自分の行動や判断の一つ一つによって(もしくはそれに関わらず?)思わぬことが色々と起こり、それが自分に何らかの影響を与え続けているように見えてくる。こうしている今も、何か縁のような力が働いているのかもしれない。今までも長い目で見ると、そういことはターニングポイントとして起こっていたかもしれないが、こんなに短期間で次々と何かが起こるのは珍しい。

ところで今日夕方晴れていたので、サンセットが見れるかもしれないと思いLabrador Parkへもう一度行ってみたけれど、また見れなかった。これもそういう縁なのか・・・。

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(前にキッチンからこんなにきれいなサンセットが見えたのに・・・)

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