シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

単なる暇人に喜ぶ

今日は2週間毎にお互いの近況を報告し合っているJamesと、シンガポールのスタバで直接話す。友人の結婚式のために、ホーチミンから一時帰国していた。「私のこの2週間の進捗は、インフルエンザになったこととマラッカへ行ったことくらいです」「(笑)僕も前回の電話から、そんなに進捗はないよ」それでも我々は色々な話をいつも通りし、最終的には気づくと2時間半も経っていた。

「僕らが始めに出会ってから、どれだけ進捗がありましたか?ほら、目標と期限を設定したでしょう?その時に比べて、Happiness度はどう変わりましたか?」我々は去年11月にYour next stepというMeetupイベントで出会い、たまたま引いたくじで定期的に進捗確認をしあう相方になり、あれからもう4カ月が経っていた。「今振り返るとほとんど達成できています。きっとあの時目標と期限を具体的に設定したのがまずよかったですね。そして定期的にこうして進捗確認をすることで、歩みを止めることがなかった。あなたがプッシュし続けてくれたおかげです」「おめでとう!」

実はYour next stepというMeetupイベント自体は、去年の12月にオーガナイザーが突然活動を停止してしまった。恐らく他のメンバー達は、その時点で相方とこのように進捗確認をしなくなったと思われる。しかし我々は、なぜかその後もずっとコミュニケーションを取り続けた。Jamesはホーチミンに住んでおり、その進捗確認はWhatsAppの電話機能でしていたため、当初はなかなか音声だけの会話は意思疎通が図りずらかった。この人が何を目的にどんなことをしたいのか、それはどのような理由からか等がなかなか理解できなかったし、この人自身がどんな人なのかもよく分からなかった。(あと英語が非常に強いシングリッシュで、尋常じゃなく早く話すため聞き取れないこともある)そこで他の用事もあったがホーチミンへ行って直接会い、顔を突き合わせて色々なことを話したことで、この方の人となりや価値観、しようとしていることなどがよく分かった。そして今では進捗確認だけではなく、お互いの文化や価値観、旅行の話など色々なことを気負わず話せるようになれた。

「ところであなたはホーチミンに住んでいて、孤独を感じることはないんですか?ベトナムの方はあまり英語は話さないだろうし・・・」「結論から言うとあまりないね。”退屈”に感じることはあっても、”孤独”を感じることはあまりない。NPO活動と子供の面倒に忙しいというのと、家族がいるし、僕らはいつも一緒に食卓や行動を共にしているからね」ふむふむ。「孤独というのは、お互いのことを共感したり理解し合えない場合に感じるものだよ。ベトナム人は英語を話さないし、話したとしても流暢じゃないから深い話はできないんだ。僕はホーチミンで去年一人も家族以外にコミュニケーションを取れる人はいなかった。でもたくさん話せる人がいたとしても、お互い理解し合えないと孤独に感じるよ。君は何でも話せる友達が日本にいるんでしょう?距離は関係ない」これを聞いた時『あぁ、孤独と退屈は別物なのだ』と気づいた。恐らく私が日々感じる感情には両者が入り混じっており、それを雑に”孤独”でまとめていた気がする。そして何かあればスカイプで酒を飲みながら何時間も話せる友人がおり、今こうして彼ともシンガポールでコーヒー一杯で何時間も話し続けている。つまり孤独じゃない。きっと私は単なる暇人なのだ!!

(彼に生活を多様化する方法というのを送ってもらった)

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Source: How To Diversify Your Life - Altucher Confidential

「私が求めていた答えはそれです!!」「僕、実は経済学と心理学専攻だったんだ」「え?!そうなの?知らなかった!」それでちょっと他の人と何か考え方が違ったんだな。そうでなければ普通は、シンガポールで花形の職であるに違いない金融業の仕事を辞めて、ベトナムに移り住み、NPO活動などをするのは勇気のいることだろう。「シンガポール人はみな忙しいよ。仕事をして子育てをして、家と会社を行き来するだけで、それ以外のことをする時間もない。でも人はどこかの時点で立ち止まって、自分が何をしたいのかを考えなければならないと思うよ。定年を過ぎた後では遅い」

気づいたら14時でお腹も空いてきたので、解散することになった。(お互いよくしゃべるので、何かを食べながら話すことはできない。食べる暇がない)「また2週間後に!シンガポールにいればここで、いなければWhatsAppでCatch upしましょう」と言って別れた。別れた後に私は単なる暇人と分かり、なんだか嬉しく(?)なってしまった。孤独は自分ではどうしようもないが、暇人なら頭を使えばいくらでも忙しくしようがあるだろうから。

ところで気持ちが軽くなりランチにたこ焼きを食べてみたら、これは関西人には許される代物ではなかった。次日本に帰った時に、タコ焼き器を調達することにしよう。

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