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シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

12/13(火)ホーチミンからシンガポールのJoyceのオフィスへ

今朝は9時頃のフライトでシンガポールへ戻り、夕方に北京出身のJoyceが働く会社へなぜか行く。宿のおばちゃんに、「9時のフライトだから6:20にタクシーを手配します」と言われたが、案の定時間通りに来ないではないか。5:40に起きたのに睡眠時間を返してほしい。タクシーに乗り込み20分くらい走ったところで、見知らぬベトナム人のおっさんがいきなり乗り込んできた。「インターナショナルフライトだよね?」「そうですけど、あんた誰?」回答はないまま、空港に着いた。

飛行機は定刻通り離陸し機内で爆睡した。チャンギ空港に12時頃についてタクシーに乗り、13時に自宅に着いた。やはりシンガポールはいいなぁと改めて思った。イチイチお金を払う時にぼったくられてないだろうな!とか、タクシーに乗っても訳の分からない所へ連れていかれないだろうなとか警戒する必要がなく、何事もスムーズで早い。旦那に「私は負けん気が強くて、ホーチミンでは暮らせんわ」とラインをしたのだけれど、どうしても東南アジアでぼったくられると負けた気がして悔しい。これがインドだと、仏のようにどうしようもないと思えるのだけれど・・・。

少し寝て、夕方にJoyceが働く会社へ行く。これは、彼女のボスが日系企業とミーティングをするので、どうしても私に通訳として出てほしいという要望だった。「すごいなー僕なら絶対行かないけどね」と旦那は言っていたが(私よりも数段英語ができるくせに)、特にすることもなく暇なので好奇心が勝ち、何だかよくわからないけれど事前ミーティングに出ることにした。

オフィスに着くとJoyceとそのボスが現れ、この会社の事業内容と日系企業とのミーティング内容をざっとオーストラリア人のキャメロンさんが説明してくれた。が、今まで私が働いてきた分野と全く違うので何を言っているのか単語がわからず、私は???となっていた。この会社の事業内容は事前にHPでチェックしていたので、とりあえずいくつかあるうちのどのサービスのミーティングをするのか、日系企業は何に困っているのか、想定される質問とそのミーティングのゴールを聞いた。そしてだいたい状況がつかめたところで、後はJoyceとの個別ミーティングになった。

「彼、あまりきちんと説明しなかったでしょう?なので、日系企業の方も???となった時に、フォローしてほしいのよ」「もし日系企業の方がきちんと英語を話す場合は、私は何も言わずにただ座っていますね」「えぇ。あなたが日本人としてただそこに居るだけで、彼らに安心感を与えることができるので意味があるの。あとミーティング後に、あなたが感じた彼らの感触を教えてほしいの」とのことで、どうやら彼らとビジネスをしたくて初めてミーティングをするのだが、日本人は思っていることを言わなかったり、分からなくても分かったふりをしたりする傾向にあるのでその辺をうまくフォローしたり、先方の考えていることを同じ日本人である私に読んでほしいようだった。「木曜日、ミーティング後にランチに行きましょう。その時にベトナム旅行の話を聞かせてね」「えぇ、少なくとも10分前までにはここに来ますね。では、また木曜日に!」と言って別れた。

朝はベトナムにいて、数時間後にシンガポールの見知らぬ会社で機密情報と思われるミーティング内容を聞いている。頭が混乱してきたので、旦那も出張帰りで夕飯がいらないことだし、帰りに近所の焼き鳥で一杯やることにした。

(ビールの飲み比べができる。実は一番右の黒ビールがあまり好きではない)

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Joyceの件も、思えば小さな旅のようなものだった。見知らぬところへ行き、新しい人と出会い、???とはなったが新しいことを知った。私が今自分の何かを売るとすると、日本語と英語(といっても、そんなにできない)を使うことや海外の方と比べた時の日本人の特性を客観的に知っていること、度胸、気合(?)くらいしかないわーと思いながら、ねぎまを食べた。Joyceは私が何者かを日系企業に説明するときに、それっきりだけど、あたかもJoyceの会社の一員であるかのようにうまく説明してほしいと言っていた。『それっきりかー。なんだか継続的に誰かに必要とされないなんて、寂しいなぁ』と思ったけれど『ベトナムへちょっと行き、帰っては別のことをし、日本語を教える。自由がきき、予測不能で変化に富んだ今の生活も悪くないなぁ』とも思う。会社勤めは誰でもできるが、ある日突然日本語教師になったり、よくわからない異業種のミーティングの通訳をしたり、はたまた突然どこかに旅に出たりと、自分で自由な生活をデザインすることの方が難しいだろうし、同じことをずっとできない性格の私はそういう方が自分に向いているのだろうか?などと考えながら、私はどう道を作っていけばいいのかまだ分からない。というか、成り行きに任せると勝手に道ができるものなのかもしれない。いつまでたっても宙ぶらりんで、中途半端な生活だと思っていたけど、その宙ぶらりんな生活が私の宿命(?)なのだろうか。金曜日にでもChina townの手相占いに行くことにしよう。

一気にホーチミンの旅が終わり次の冒険が始まったので、ホーチミン行きが『夢だったりして』と思ったが、しっかりベトナムのお米でできたチップスを持って帰ってきていた。確かに私は10年ぶりに、あのBi Saigon Hotelに泊まったのだ。

(これはガーリックと薄くして揚げたお米のチップス。とてもおいしい)

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