シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

Meetupイベント「Your Next Step」へ参加

なんでこうなったのかよくわからないが、日本語教師でもないのに2人のシンガポール人に日本語を教えており、さらに日本に住むフィリピン人の生徒も増えた。(日本で誰か直接教えてあげればいいのに・・・)そして、これ以上自分で勉強して教えるのにも限界を感じて、ついに日本語教師養成講座を受ける。・・・私は一体どこに向かっているのだろう。もはや、どこに向かえばいいのかもよく分からなくなってしまった・・・。

そこでMeetupのイベント「Your Next Step」の第一回目に参加してきた。これは自分の生活を変えたいが、どう変えればよいのかわからない人達が集まり、そのプロセスをお互い励まし合いながら乗り越えていくというもの。オーガナイザーはライフコンサルタント(私の人生もコンサルしてほしい・・・)としてフリーランスで働く50歳近くの女性と、社交ダンスの先生をしている30代の男性だった。

Raffles Hotelの近くにあるRocky Mater Cafeへ18:50くらいに行くと、既にオーガナイザーと20代くらいの女性が座っている。「初めまして!」と挨拶し、20代の女性がおいしそうなラクサを食べていたので、私はGado Gado(インドネシア料理のサラダ)を頼んだ。その後ポツポツと人が集まり、最終的にはオーガナイザーを除いて7人が参加した。(シンガポール人が4人、日本人が2人、もう一人が何人かわからない)

19時を過ぎて、会が始まった。「皆さん、今日は集まって頂いてありがとうございます。この会は、ただ単に人生をどう変えるかを聞く会ではなく、バディ(相方)を組んでゴールを達成するまでの進捗を定期的に確認したり、助け合いながら変化を起こしていく会です。単に聞くだけの会だと、聞いてから家に帰って何も行動しないということになりがちですから」とのこと。くじ引きでバディを決め、私は40歳前くらいのJamesさんのバディになった。

そして、順番に自己紹介と、なぜここにきたのか、この会から何を見出したいかをコメントしていく。ある人はシンガポールからオーストラリアへの移住を考えていたり、ある人は新しい仕事を探しているが、どんな職に就くかを悩んでいたり、私のバディはNPO活動をしているが自分の方向性が正しいのかを客観的に知りたいと思っていた。私はいくつか変えたいことはあるが、ここでは主にどんな仕事に就くべきか悩んでいることだけ伝えておいた。

その後は、オーガナイザーから頂いたシートに沿って、自分のゴールを考えたり、達成するにはどうすればいいか、何が障害となって前に進めないのか等をバディと話しあったり、参加者全員へシェアしたりする。私はある程度こういったエクササイズがあることを想定して考えをまとめていたつもりが、いざ文字に起こすとなると自分が何を望んでいるのか、何が障害となって前に進んでいないのかがよくわからず、答えるのが非常に難しかった。目標が具体的にイメージできるもので、達成までの手段が明確でなければ、実現することはできない。

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私のバディは新興国の困っている人と、それを助けたいと思う人を結び付けるWebsiteを運営しようとしている。Websiteができたので、次は人に使ってもらうにはどうすればよいのかを考えるフェーズにいた。「普段はホーチミンにいるんですよ。Webの製作費用が安く済みますから」元々シンガポールの銀行で働いていたようだが、なぜこのような活動をしようと思ったのかを聞いた。「シンガポールは物価が高いので、みな金を稼ぐことに精一杯で、それ以外のことを自由にする時間もありません。私は他の人を助けることは、自分の人生に意味を持つことになると思っているので、その機会を提供したいのです」

私もその考え方には共感する。ただ仕事で疲れている人に、無償で人を助けることが自分の幸せにつながると気づいてもらうのは、割と難しいだろうなとも感じた。私も自分のキャリアを高めるために働いていた時は、人のことなど正直考えたり助ける余裕がなかった。そして満たされない何かを埋めようと、無駄にスパやエステなどに散財していた。

19時から21時までなのだが、あっという間に2時間経ってしまった。オーガナイザーが会を締めくくる。「みなさん、帰る前にバディと連絡先を交換し、いつ進捗を確認するか決めてください。できれば電話で1週間後くらいがいいでしょう。その時は、元気?とかじゃなくて、進捗をきちんと確認してください。基本、相手の話をきちんと聞くこと、何が問題でどうすれば前に進めるのかをお互いに確認してください。この会は半年間、2週間毎に開きます」来週私は日本に、Jamesはシンガポールにいるので、What'sapp(LINEみたいなもの。東南アジアやブータン、ネパール、インドでも、LINEよりもWhat'sappを皆さん使っていた)で話すことにした。

会が終わっても、おしゃべりがつきなかった。私の前に座っていたマレー系のシンガポール人女性のIdyさんは少し日本語が話せて、日本語と英語を交えて話したりしていた。ついに22時を回り、カフェの店員さんも帰ってしまったので、そろそろみんな帰ることにした。別れ際に数人が「おやすみなさーい」と私に日本語で言ってくれたのにはちょっと驚いた。(割と日本が好きで何回か行っており、日本語を話せる人がいる)

MRTまでIdyさんと、女性のオーガナイザーとおしゃべりしながら歩く。「どうしてこのような会を開こうと思ったのですか?」とオーガナイザーへ聞くと「私ももう一人のオーガナイザーも生活を変えようとした時に、どうすればいいかわからないし、誰も助けてくれなくて行き詰ったことがあるの。きっと同じように悩んでいる人がいるはずだから、力になりたいと思って彼とこの会を始めることにしたのよ」彼女は昔IT業界のマーケティングをされていたそうだが、肌に合わず辞める時に非常に悩んだらしい。「給料もよかったし、こんなに頑張ってきたのだから、給料が低い仕事になんて変わりたくない!とか悩んでね。でも、自分の好きなことをした方がいいわ。そして、まず給料のことは忘れることね。5つ好きなことがあれば、まず1つを選んでやってみる。で、だめだったら辞めて他の好きなことをすればいいのよ」MRTで別れ際にIdyさんとLINE(珍しい!)の連絡先を交換した。「私、昔勉強した日本語の教材があるから、今度渡すわ!きっとシンガポール人に日本語を教えるのに役に立つから!じゃあ、またね!」日本語が話せるIdyさんのLINE名は、”愛♡”だった(笑)

この会のみなさんはとてもオープンで、楽しかった。それに目標は違うけれど、何かを変えることを共通の目的とする仲間ができて嬉しい。2週間毎に定期的に集まってお話できるのも、毎日会社へ行き誰かと顔を合わせることのない私としてはホッとする。英語が流暢でなくても、ここでは関係ない。何を言いたいかがクリアな方が大切だからだ。

それにしても、写真スクールの先生Alanも、このオーガナイザーの女性も似たようなことを言っていた。Alanは、”自分の好きなことをした方がいいよ。そして楽しむこと”、”僕はあまり金のことを気にしてないんだ。情熱とクオリティさえ伴えば、お金は後からついてくる”、ダージリンのブペンさんは”自分が幸せになれることをすればいいのです”と言っていたのを思い出す。自分の人生を生きる人達には、色々と共通点があるのだなぁと思った。