シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

10/19(水)ダージリンティーを堪能

昨日の夜は、撮った写真をPCで見ていると22時に停電になった。スタッフがローソクか何かを持ってくるか、自家発電を回すかすると思っていたら何も起こらない。しょうがないのでレセプションへ行き、すみませーん!と叫んだ。パリッとした受付の兄ちゃんは、普段着で2階から枕を抱えて降りてきた。「停電ですか?電気が使えないと困ります」「マダム、停電はよく起こります」よく起こりますじゃないだろう。「それは分かっているが客が泊まっているのだから、ローソクを持ってくるとか何とかしろ。懐中電灯を私が持っていたから良かったものの、そうでないと何も見えないし、何が起こっているのか分からなくて困るだろうが。シャワーも浴びてないし、電気が使えないと困ります」と言うと、「シャワーを今浴びたいのですね?分かりました、自家発電を回します」「客から言われる前に、自家発電を回してください。私が寝るまで切らないで下さいよ!」と言って部屋に戻り、いつまた電気が使えなくなるか分からないので、さっさとシャワーを浴びて寝た。

今日はダージリンティーの農園を2カ所周り、市場を見て、ブペンさんの友人がやっているティーショップに連れて行ってもらう。「お茶を買わなくていいですから。本物のダージリンティーを味わってほしいんです」とのことで、本当においしい紅茶ならぜひ買いたい。

まず車で30分くらいのハッピーバレーという農園へ来た。100ルピー払い、製造工程の説明を受けながら工場内を見学し、最後に色々な紅茶のテイスティングができる。この農園はダージリンで最も古く、できた紅茶の95%は輸出されているそう(日本は三越が取り扱っているらしい)茶葉を摘むのは4月〜11月までで、冬は茶葉の木が高くなりすぎないようにメンテナンスをし、茶摘みはしないそう。春に摘んだ茶葉からできる紅茶を"First flush"と言い、味は軽めで最も値段が高くなるという。夏に摘んだものを"Second flush"と言い、味は春のものよりも濃くなる。モンスーンの時期に摘む茶葉は味が落ちるのかフレーバーティーとして香りづけされたり、秋に摘む茶葉とブレンドされるらしい。

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テイスティングをしておいしいと思ったものがSecond flushだったのでそれと、味を比べるためにFist flushも買うことにした。600ルピー(約900円)/100g。スリランカでは約1000円/300gだったので、セイロンティーよりも3倍くらいする!ちなみにチャイに使われている茶葉は、ダージリンティーとは違うCTCという製法で作られており、味が濃すぎてストレートでは飲めないためミルクと砂糖が必要らしい。あいにくスリランカで見たように、茶摘みをしている所は見れなかった。

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次に2軒目の農園へ行き工場内を見せてもらったが、ここでも茶摘みは見れなかった。変わりにすごく奇麗な景色の写真を撮る。

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そしてチベット難民センターを訪問する。インド政府はチベット人に寛大なようで、亡命してきたチベット人に住む所や職を与えているという。「チベット人はインド政府系の職を得られます。我々にはそれは難しいです。若者はヨーロッパなどへ移民しており、高齢者が主にここに住んでいます」とのこと。確かにおばあちゃんが何かの動物の毛(ラダックから運ばれるらしい)から糸を作り、それをハーブで染め、絨毯を織っていた。最後に布製品を少し買う。お土産屋さんはとても繁盛しており、私を含め別の州から来たインド人やヨーロッパ人が、珍しいチベット製品を買い求めていた。

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お腹がすいたのでランチを取る。そろそろチベット料理にも飽きてきたなぁと思いながら、野菜スープとチーズ入りのチキンのモモ頼むと、これがまたおいしい!チキンの肉がぎゅっとなっており、チーズが絡んで絶妙な味を醸し出している。ほんのり甘くてとろみのあるスープが、味の濃いモモによく合った。

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その後、ダージリン駅で少し電車の写真を撮る。

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みなさん、普通に線路を歩いているのが少し不思議に見えた。電車はゆっくり来るので、危なくないそう。

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そして市場を散策する。

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f:id:Nisshi:20161023183052j:plainチベット語のマントラが書かれたカラフルな旗を買い、チベット人のお姉さんと記念撮影。f:id:Nisshi:20161023183144j:plain

おばあちゃんが、すごく重そうなジャガイモを背負っている。こちらの方は、紐を肩にかけずにおでこにかけて、ものを背負う。f:id:Nisshi:20161023183312j:plain

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計りが通常よく見るメモリのあるものではなく、すごく旧式のもので驚いた。f:id:Nisshi:20161023183408j:plain

疲れてきたところで、ブペンさんの友人のティーショップでダージリンティーを頂く。「これがBestだ!」と言って出してもらった紅茶は、Second flushだが少し味が薄い。しかし薄いとは言えないので「おいしい」と言ったらブペンさんが「本当に?」と日本語で聞いてきた。多分私の顔に”薄い”と書いてあったのだろう。もう少し強めの味のものをテイスティングさせてもらい、これはおいしい。本当は500ルピー/100gらしいが、ブペンさんのおかげで300ルピー/100gになったので、二箱買った。ちなみに「紅茶を少し冷ますと味が変わるよ」とブペンさが言うのでそうすると、確かに味が濃くなった。

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ブペンさんと記念撮影。

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ダージリンの町はシッキムよりも発展しているが、道が狭くて車が多く、いつも渋滞していた。それにお互い『ここにいますよ』というのを知らせるために、絶えず車がクラクションを鳴らしており、やかましい。車で帰ると余計に時間がかかるので、ティーショップから15分くらい歩いてホテルに戻ることにした。 

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 明日は早朝から日の出を見に行く。「では、明日4:15に会いましょう」とブペンさんと別れて、17時前に部屋に戻った。ブータンとラダックへ行った時にも4時に起きているが、無事に起きられるか少し緊張しながら21:30頃に寝た。

(この日の夕食は、パクチーがたくさんのチベッタンヌードルでおいしかった)

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