シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

写真スクール:8回目(最後のクラスで夜景を撮る練習)

8月中旬から通い始めた写真スクールも、今日で最後だった。実は、今日からタイへダイビングに行く予定だったが、週末に風邪の引き始めで喉と鼻がやられたので、ダイビングは来週に延期し、今日晴れて最後のクラスに出ることができた。

私はこの写真スクールに通い、初めてシンガポール人やイギリス人、タイ人、インド人などの日本人以外の方々と仲良くなったことで、写真を撮ることはもちろんのこと、シンガポールが好きになった。特に、先生だったシンガポール人のAlanがとてもいい人だったので、その影響が大きかった。

今日夜景を撮る練習で行ったEsplanade theatres on the Bayは、このように本当に美しかった。20時になるとマリーナベイからレーザービームがクラシック音楽と一緒に発射(?)され、幻想的になる。1年もシンガポールに住んでいたのに、この辺りに夜に来たことがなく、屋台が出ていたり、無料のコンサートが開かれていることなども全く知らなかった。

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「さて、みなさん。まず三脚を正しく組み立てましょう。必ず三脚が固定されていて、カメラがきちんと三脚にタイトに着けられていることを確認してくださいね。さもないと、カメラが地面に落っこちて、新しいものを買うチャンスができてしまいますからね」と、先生はいつものジョークを交えて言う。「そして、ISOを設定しましょう。夜景なので、200あたりがいいでしょう。次にライトメーターをスポットにし、構図を決めたら、景色の中からMiddle toneがどこなのかを決めてポイントし、ライトメーターが±0になるようにしましょう。その後は、もうライトメーターが±0から動いても調整し直す必要はありません。」

(みんな三脚を構えて、マリーナベイを撮る)

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その後、マリーナベイからレーザービームが出るまで、雑談しながら待つ。「先生、ISO200と400だと、どちらの写真の方がいいですか?」と私が撮った写真を見せて聞くと「私から見ると、200の色の方がより見た目に近いです。が、後は個人の好みです」とのことで、私は少し明るく見えるISO400の方が好きだ。

こちら、ISO200。

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こちら、ISO400。

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先生はきっと何万回もここで生徒に教えているし、シンガポール人だから慣れているのだろうが、私はこんな綺麗な夜景を見たのは久々で(多分、5年前くらいに行った香港以来)テンションがすごく上がっていたらしく「そんなに楽しい?」と先生に言われた(笑)そして、ついにレーザービームショーが始まった!このように色に変わり、美しい。

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そして、次は夜景をバックに人を撮る練習をする。「パビーナ、モデルになってくれる?」とタイ人のパビーナさんを被写体にする。先生曰く、このようにバックが明るい時に人の顔をカメラに認識させるには、iphoneのライトを顔の横にまず持っていき、カメラに被写体を認識させるとのこと。そして、フラッシュを使って写真を撮る。

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こんな面白いことも先生がしてくれた。シャッタースピードを遅くして、その間に先生がiphoneのライトで文字を空中に書き、シャッターを切るとこんな風になる。

(右の方にライトで書いた文字が写真に写る!)

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「うわぁ!!すごい!!」と、私がはしゃぎ、自分でもやってみようと試みるが、おかしくなった。こりゃひどい・・・。

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こっちは少しまし?

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これも謎。

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そして、見かねた先生がもう一枚撮ってくれた(笑)

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「こんなこともできるよ」と先生はすごい写真を撮る。これはシャッタースピードを遅くして、シャッターを切る前にズームインやアウトをするとこうなるらしい。

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これはシャッタースピードを遅くして、一つの被写体を撮った後、レンズを手で隠して何も映らないようにし違う被写体を移すと、2種類の被写体が合体して1つの写真に写る。

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「ね?色んなことができるんですよ。では、このコースはこれで終わりです。次にAdvancedのコースが来月に始まりますので、もし興味があれば参加してみてくださいね」と先生が言い、最後のクラスは幕を閉じた。

私は先生に「ありがとうございました。私はこのコースを撮ってからカメラや写真を撮ることが、とても好きになりました!!」とお礼を言い、握手をした。そして、シンガポール人とイギリス人男子とも「またね!」と言い、タイ人のパビーナさんとはハグをし「Holland Villageのタイ料理屋でまた会いましょう!」「えぇ!また会いましょう!(でも、チキンの激辛ラープは二度と食べんぞ・・・)」と笑顔で別れた。

先生がMRTの入り口の近くまでわざわざ連れて行ってくれる。その間に先生に「なぜシンガポールに住んでいるのか」と聞かれたのを始めに、そのいきさつや、私が実はシンガポールで働いていたこと、しかしやめて3か月間バックパッカーみたいなことをして帰ってきたこと、今また仕事を探しているが、それまで写真やスキューバダイビングなどの趣味に時間を投じていることなどを話した。

先生は「シンガポールでも働いていたんですね。一度仕事に着くと、好きなことができませんから、今はこうやって趣味や好きなことをしてください」と言ってくれ、私は「みなさん、そういいます」と答えた。そして、MRTの入り口が見えてくる。「これからもFacebookで連絡を取りましょう!じゃあ!」と言って、先生は駐車場へ、私はMRTの入り口に入っていった。まるでブータンで、最後にガイドのドドさんと別れたのと同じように。

私はこの写真スクールに通い、色んな国々の人と一緒にレッスンを受け、カメラの使い方や構図、ライトの調整やクリエイティビティなど、たくさんのことを学ぶことができて、とても幸せだと感じた。それになぜか今日、綺麗な夜景をみんなとキャッキャ言いながら撮る練習をしているうちに、シンガポールが好きになった。今日感じたことを忘れまいと、すぐさま私は自分のFacebookの背景写真を今日撮った夜景のベスト写真に変更した。

正直、就職活動を開始するも、なかなか良い仕事が見つからなかったり、応募しても反応がなかったりで、少し落ち込んでいた。(といっても、9月から始めたばかりなんですが・・・)『このまま仕事が見つからなかったらどうしよう・・・。せっかく日本であんなに頑張ってキャリアを積んできたのに・・・』などと、ネガティブになりかけていた。3か月の長旅で、仕事は幸せになるための手段の一つでしかないことを学んだつもりだし、まだ決まらないと確定したわけでもないのに、うにゃうにゃしている時間が多くなっていた。

けれど今日この写真のクラスに出て『楽しけりゃ、もうなんだっていいじゃん!きっと、今は好きなことをする時間なのよ』と思えた。そして、風邪をひいてよかった。そうでないと、今日この写真スクールをみんなと無事に終えることも、もう仕事がしばらく決まらなくてもいいじゃない、とも思えなかっただろう。本当に先生のAlan、一緒にレッスンを受けたメンバーのみなさん、楽しい時間をどうもありがとう!