シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

シンガポールで日本語教師体験2(生徒さんの熱意に感動)

先週金曜日に初めてシンガポール人にスカイプで日本語の授業をしたが、『あんなので良かったのかなぁ』と心配していたら、あんなので良かったらしい。その生徒さん(Westさんという)は、さらに5回分のレッスンを購入してくれ、これから毎週金曜日の19:15から60分のレッスンを行うことになった。

今後の基本的な授業の流れを、まずこのように提案した。

①前回習ったことのおさらい

②新しい表現を私から教える or Westさんから質問する

③それをロールプレイングする

すると、Westさんは既に聞きたいことがたくさんあるようで、これは日本語で何と言うのリストを事前に送ってきてくれた。例えば、以下のような実務的なビジネスの表現で、それも7つも!

・「リードタイムは何日ですか」は、何といいますか。

・日本本社の○○さんへ電話をし、「休みです」と言われた後に、何といえば失礼に当たりませんか。

・「明日かけ直します」は、何といいますか。 など

そして最後に”日本の同僚に発音をよく直されるので、とても落ち込みます。でも諦めたくないです。どうか助けてください・・・”と書かれていたのには、本当に感動した。私は彼が頑張って日本語を勉強している姿が目に浮かび、何とか力になりたい!と心から思った。「よっしゃ!まかしとき!(って、Westさんの方が、年上なのですが・・・)」と返信しておき、授業の準備をした。

(右に授業中のメモ用紙を、左にはホワイトボードなどを置く)

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さて今日の授業は、事前にこれは日本語で何というのかリストを、実際に私が話したり(Westさんは、後々の練習のためiphoneに録音していた(汗))、それ以外にも「帰るときに、社長と課長とエレベーターで一緒になったら、何といえばいいのか」「お先に失礼します。がいいですね」とか、「”~れば”は、提案する時に使うと聞いたが、どう使うのか?」「(難しいこと聞いてくるなぁ)いくつか使い方があります。a. 走れば、間に合う b. 雪が降れば、涼しいのに c. 走れば? など。このc.は提案ですね(しかし非常にカジュアルでちょっと失礼なので、私は旦那には言うが友達には言わない。と補足」

(ひらがなと漢字がわかるらしく、素晴らしい)

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しかし今日Westさんが話していたことで、最も印象的だったのはこの3点だった。

①日本語は美しい。なぜか日本語を聞いていると嬉しく感じるので、勉強したいと思った。

②「お先に失礼します」や「いってらっしゃいませ」などの挨拶をする文化が、素晴らしい。シンガポール人はただオフィスに来て仕事をするだけで、そのような挨拶はしない。

③もし私が日本語を話すと、他の日本語が話せないシンガポール人から『なんであいつ日本語なんか話してるんだよ』と言う目で見られる。

”日本語が美しい”と言うのは、ベトナム、ラオス、ネパールの日本人ガイドも言っていた。きっとあまり抑揚がなく、静かに聞こえるからだろう。③に少し驚いた。なぜならまるでみんなと同じことをしていないと、変な目で見られるという日本社会みたいだったからだ。私は、シンガポールは色んな国の人が住んでいて、服装もみな自由だし、人のことなど気にしていないだろうから、人と違うことをしていても「ふーん」というか、気にも留めないものだろうと思っていたら、そうでもないらしい。

最後に「また何か質問があれば、いつでも聞いてくださいね。良い週末を!」と言って、授業を終えた。そろそろ素人では答えられないような、難しい文法の質問が出るようになってきて、冷や冷やしてきた・・・。それに頑張って標準語のアクセントで話しているが、関西弁になっていないか少し心配・・・。(彼の同僚は東京人らしく、細かくアクセントを直されるらしいので)個人的には母国語ではないのだし、ちょっとしたアクセントの違いなど後で整えていけばよい。まずは自由に文章を組み立てられたり、聞き取れることで本人の自信に繋がればいいと感じる。