シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

6/8(水)片道3時間のドライブでラマユルへ

昨日の夜にチキンのおかゆと野菜炒めのようなモノを食たのが良かったのか、今朝はかなり体調が良くなっていた。熟睡は決してできていないが、睡眠薬をここでは飲めないのでなんとか瞑想で寝れているみたいだ。

9時にヤンペルさんとロビーで合流し、Hotel Omasilaを一度チェックアウトし、明日またこのホテルに戻ってくる。今日はインダス川沿いを3時間かけてドライブし、ラマユルというところで一泊する。

道中は長いので、ヤンペルさんへラダックのあれこれを聞いた。

ラダックの方は週末をどのように過ごすのか聞くと(ピクニックとか?)、ラダックは今でこそ観光地となりちょっと忙しくなっているが、元々スローライフなので平日も週末も過ごし方は変わらないそうだ。ダライラマの誕生日である7月6日は学校も休みなりピクニックのようなものはするが、あとは寺に行くくらいとのこと。レーでは宗教上生き物を殺さないため、食用のチキン、マトンの肉はカシミールから持ってくるらしい。月3回、アルコールも肉も絶たなければならない日があり、そういったルールがチベッタン文化を支えているようだ。

あとインターネットは非常に不安定で、データローミングはここには存在しない。インターネットが2週間や1か月止まることもあるそうで、ビジネス上は大問題だろうなと思った。確かにホテルのWifiはほとんど繋がらない。ラダックで使用するインターネットを提供している会社は国営で、さらに1社しかないためこのような問題が発生しているとヤンペルさんは言う。

結婚は25-30歳くらいと徐々に遅くなっており、長男や長女は財産を受け取る関係で親が結婚相手を決めることも多いらしいが、今は恋愛結婚もできるそう。「外国人との結婚は簡単にできるものですか」と聞くと、ジャムーやカシミール地方は特別に複雑なルールがあり、非常に難しいそうだ。

ところで、ヤンペルさんはデリーのTop 10以内に入る良い大学を出られており、なんとサイエンス専攻だったそうだ。当時は学費を稼ぐために学校が休みになる6月7月に、ラダックが観光シーズンになるためガイドを始めたのがきっかけで、今はご自身で旅行会社を経営されるに至っている。「夏は観光シーズンで忙しいですが、冬は休みになり旅行へ家族で出かけたりして今の生活が気にいっています。」と言っていた。英語ではIndependent lifeという表現をされており、自分でビジネスをするためリスクは常にあるが、会社に使い古されることのない人生か、なるほどねと思った。

ここでインダス川(左のブルーの川)とザンスカール川(右)が合流する地点に到着する。冬はザンスカール川が凍って道になり、歩いてザンスカールまで行けるそうだ(!)

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1時間半くらい走ったところで、チャイを飲みながらサモサを食べて休憩する。サモサはおかずと思っていたが、こちらの方にとってはスナックだそうです。

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その後も道は舗装さているが、ブータンの時のような険しい道をのぼっていく。それにしても、岩山と砂と石しかないところをずっと走るのは、なんか不思議な感じがする。

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ヤンペルさんのIndependent lifeかーいいなぁ。などと思っていると、寺についた。お寺の中は基本的にどこも、お釈迦さまなどの仏像とそれにまつわるペインティングが壁に施されている。

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その後ランチを取るがお腹が緩いので、また野菜きし麺にした。チョイスが北インドカレーとか、麺、モモなどの少し重たい料理が多く、下痢の人には辛い。(そして野菜が不足する)

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ところで色々話していて分かったのだが、ブータン人もラダック人も書く文字はチベット語で、話す言葉が違うらしい。ラダック人はチベットに住む人が話すチベット語(標準語的な)をだいたい理解できるが、ブータン人の話す言葉は全く理解できないらしい。そして、もう一度ラダックについておさらいした。古代7世紀とか8世紀などの大昔はラダックは西チベットだったが、その後チベットは分裂し、ラダックは一つの国として独立した。その後、今はインドに属しているが、そういう背景があってチベッタン文化やチベット仏教が色濃く維持されているとのこと。つまり、ラダックに住んでいる方はラダック人(ラダッキーと言っていた)であり、チベット人というのはチベットに住んでいる人を指すのだそうだ。

最後のお寺につくと少し雨が降ってきた。お寺の中にあるキッチンで、地元の方がチャイを飲ませてくれて、雨宿りさせていただいた。(よくチャイはどうか?と色んな方が勧めてくれる)

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お寺にはいるとちょうどお坊さんがお経をあげるところだったので、座って少し見させて頂いた。日本の場合、お坊さんがお経を永遠と同じ調子で読み、途中でチーンというのがあり、寝そうになったり足がしびれるが、こちらはかなり違った。始めは日本のようなお経で始まり、途中で指揮者のように手をゆらゆらさせたり、ベルを鳴らしたり(日本のチーンはない)、指を鳴らしたり、突然太鼓やラッパ、シンバルを鳴らしたりと、まるで何かの演奏のようだった。今までお寺はたくさん見たが、お祈りしているところを見たことがなかったので非常にいい体験だった。(本当は写真を撮りたいのだが、日本の寺の中でも普通写真は撮らないのでやめた)

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今日ラマユルで泊まるホテルは何というか・・・簡素。「Wifi使えますか」と聞くと、「今は電気もない」と言われた(!!)部屋はいたってシンプルで、バスタオルとトイレットぺーパーはかろうじてあるが、石鹸やシャンプーはない。

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窓からの眺めは素晴らしいが、ドアの下に隙間がかなりあり風が入ってすごく寒い。すみませんが、座布団で隙間をふさいだ。

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フリースを着てもまだ寒いので、貼るカイロをお腹と背中に張ったが足が冷える・・・。「10分後くらいに電気がきますから、後でWifiを食堂で使えます」と言われて3時間半たつが、電気はこない。ずっと停電しており19:30を回っても停電しているので、やっとソーラーの自家発電を稼働してくれた。

ここ以外にラマユルにホテルはないのかとヤンペルさんに聞くと、あるけれどここがベストだという。「みなさん、停電したら水でシャワーを浴びるんですか?(寒いのに風邪を引くだろうに・・・)」と聞くと、「習慣上、この辺の方はあまり風呂に入らないんです・・・」と小声で言われ、「あ、そうですか・・・」と私も小声で返した。

部屋は隙間が多くて、常夏住民の私には夜は寒すぎる。顔も布か何かでまとわないと寒い・・・。また電気が切れないうちに、さっさとシャワーを浴びた。このホテルにはシンプルホテル大賞No.1を差し上げたい。だって、シャンプーも石鹸も電気もないんだから!!(なぜかトイレットペーパーの紙は、わりといいやつだった)