シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

5/11(水)ベトナム旅行の締めくくりに灯籠流し

明日ハノイ経由でラオスへ向かうため、今日が最後のベトナム滞在日だった。昨日の気温42度ツアーの疲れもあるので、1日のんびりしようと決めてあまり動かなかった。

まず、ラオスの10日間くらいがノープランなので、事前に準備が必要なことだけ午前中にしておいた。ビエンチャンに支店のある日系旅行会社ハッピースマイルツアーズさんへ電話し、ビエンチャン到着の翌日5/13に市内観光(午後のみ)を安い方の英語ガイドで申込んだ(それでもUSD95もする)。すると、その日は英語ガイドが別の仕事があるため、5/14の午後に英語ガイドの値段で日本語ガイドにするのでどうか、と回答がきたのでそれでよしとした。(ちなみに日本語ガイドはUSD120もする)

そして、ビエンチャンからバンビエンへ移動し、バンビエンから7時間かけてルアンパバンへバスで移動しようと思っていたが、昨日フエの市内観光で暑すぎてバスのクーラーが効いていなかったため、もっと暑いラオスで6時間もクーラーなしのバスに乗れないと思い、飛行機の移動に変えた。ビエンチャンからバンビエンまではバスで4時間なので、バンビエンからまたビエンチャンへまたバスで戻り、ビエンチャンからルアンパバンへ飛行機で45分でいくことにする。ただ、17時の飛行機にバンビエンからビエンチャン行きのバスが間に合うのかはわからない・・・。

その後、体が疲れていたのでホテルのスパへ行き、ベトナム式マッサージ90分(3,000円)を受けたが、いたって普通だった。どこがベトナム式かわからないが、マッサージの強さがミディアムかストロングの2者択一で、ソフトとかマイルドと言ったが通じなかった。セラピストに「OK?」と聞かれたが、痛すぎて3回くらい「Not OK」と言った。

もうホテルで法外に高い食事をとる気がしなかったので、お昼も夜も外に出た。昼は近所のいけてるカフェで変てこなインスタントラーメンに牛肉が入ったものと美味しいベトナムコーヒー。(食べ物がいけてなさすぎて、写真もとらなかった)

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夜はホテルがオプショナルツアーとしてやっている、川のクルーズ+フエ料理プラン(16:00-19:00で、USD29/人)に行った。これでベトナムも最後だし、フエ料理をまともに食べていなかったのでちょうどよいと思ったのだが、ちょっと考えさせられる出来事もあった。

船は私一人を乗せ(これもまたお姫様旅行)、昨日の市内観光で最後に行ったお寺で一旦止まり、30分くらいぶらぶらしてきてと言われて船から出さされる。(料理の準備をしていたようだ)

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船に戻ると、船の奥にキッチンがあり料理をしてくれていた。ほどなくして、揚げ物から何から色々出てきて、こんなに出てくると思わなかったので、はじめは全部食べていたら最後の方はお腹いっぱいでほとんど食べられなかった。でもフエの家庭料理みたいなものが食べられてよかった。

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そして、川の途中で蓮の花のオブジェが浮いているところで、日本でいう灯籠流しをし、お願い事をした。

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この川に浮かんだ灯籠のようなものをただボーっと眺めているだけで、なんか幸せな気分になった。あぁ、フエまできてよかったなぁ。と思った後に、悩ましいことが始まった。

料理をしてくれていたお姉さんが、英語で「私たちのために何かお土産物を買ってください」と書いた紙を出してきたので、チップの代わりに何かを買うかと思い、ポストカードを2枚もらうわと言った。いくら?と聞くと「100,000ドン(500円)」とあまりにふっかけてきたので高すぎてびっくりし(タクシーで30分弱くらいで155,000ドンであり、水1本で10,000ドンだったのに)「高すぎる!!」と言い、それでもなるべく安すぎないように「1枚USD1で、2枚買います」と言った。その後、4枚でUSD4とか何とかたくさん買わせようとするのだが、不必要なものを買いたくないし、これからラオスにいくのでモノを増やしたくないので、私のカウンターオファー通りで事が済んだ。この時彼女はベトナム語で何かを言っていたが、恐らく「ケチな日本人!」と言っていたのだと私にはわかる。

私は日本人で世界一物価の高いシンガポールに住み、平たく言うとお金と時間に余裕があるから色んな国を旅している贅沢な身である。でも、ブータンやハノイの人は、経済的には私よりも豊かでなくとも、色々と良くしてくれた。なので、私も何か他の人に良くしようと思っていた。

今日金銭的にはポストカードを彼女の言い値で、ベトナムの物価から考えると不当に高い値段で買うことはできた。それも一つの”他の人に良くする”ことだったのかもしれない。でも私はしなかった。まず特に東南アジアは旅慣れているので、ぼったくられない金銭感覚や、こういったやりとりの終わらせ方を知っていた。次に、お金をあげることと他人に良くすることは違うと思っている。お金を自分よりも貧しい人にあげていたらきりがないし、本当にそういう形で助けたいと自分で思わない限り、価値がない気がする。それに、お金がすべてではないことをブータンで学んだ。

そして、旦那が大学生の頃にベトナムで孤児と遊ぶボランティアをしたと聞いた時、私は言葉も通じないし、ちょっと子供と遊んだところで実質的に何の役に立つのか。などと思っていたが、旦那が「その子供たちは、またお兄ちゃん達が遊びに来てくれると思って、次の日も楽しみに待ってたんだよ。言葉なんか通じなくても、一日中サッカーや鬼ごっことかして遊び続けたよ」と言った時、その子供にとっては人との触れ合いが大切だったのであり、私の考える”実質的な有用さ”みたいなものとは別の次元の価値がそこにはあったのだと気づいた。だから法外な値段でポストカードを買わなかった。

いつもなら、船を下りる時に笑顔でありがとう!と言ってチップを渡して別れたが、今日はどうもできなかった。何か口に苦いものが残った感じがして、その後もホテルへ帰りながらあの時私は500円で買ってあげるべきだったのだろうか。と、考え続けながらこれからラオス、ネパール、インド、スリランカと新興国の旅を続けるにあたり、私はどう”人に良く”するべきなのだろう。。。と、複雑な思いでベトナム最後の一日を終えたのだった。