シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

オーガニックフードのMahota kitchenで重箱をつつく

シンガポール女子がFacebookでシェアしていたMahota kitchenへオーガニックフードを食べに行くことにした。ラベンダー駅から徒歩1分にあるKitchen Complexの3階にある。

www.mahota.sg

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色んなおかずがはいったプレートっぽいものを注文すると、重箱のような入れ物に入って出てきた。特に美味しかったのは、右上の黒いキノコの揚げ物(?)、その左横のよく分からないレバー風の食べ物、真ん中の人参の酸味がきいたもの、左下の海藻だった。おいしいのだけれど味付けが似たようなものが割と入っており、あとちょっと高い・・・。この重箱だけでSGD22.80++だった。(パンとかご飯はついていない)ランチセットが確かSGD25くらいであったので、それを頼むとサラダやパスタなどがついてもっとリーズナブルだと思う。あとここはスペースが広く、ナチュラル素材のインテリアに観葉植物が落ち着く。ランチをしながら、のんびりお喋りするのにいいかもしれない。(当然ながら寒いですが・・・)

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このフロアは全部Mahotaが占めているようで、スパイスや野菜のディスプレイがあったり、小さな観葉植物やワイン、ちょっとした食べ物なども売っていた。毎週土曜日の14-18時にワインのテイスティングをしているようなので、今度来てみよう。

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店を出て駅に向かう途中にハーブ系の飲み物を売るお茶屋があり、思わず立ち止まってしまった。しかしお腹がいっぱいなので、これも次に試すことにした。

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リトルミャンマーでいつものお花を買い、MRTに乗っていると珍しく電車の中でちょっとしたいさかいに出くわす。何人か分からないが(多分シンガポール人じゃない)、ある男性が若い兄ちゃんに何か文句を言いだした。多分「お前、俺を押しただろう!」とかいう低レベルないちゃもんだったと思う。言われている方のお兄ちゃん(多分インド系シンガポール人)は言われっぱなしで、口論にはなっていなかった。そして文句を言っていた男性が違う車両にずかずか歩いていき、終わったかと思いきや戻ってきて、また何かを言っている。日本だとみんな見て見ぬふりをするだろうが、ここはシンガポール。それを見ていた近くのおばちゃん数人が「あんたが間違ってるよ!〇□△※☆!!」と男性を叱り、若者の援護射撃をし出した。とうとう文句を言っていた男性が、何か捨て台詞のようなものを吐いて電車を降りて行った。うーん、何だか感動してしまった。日本だとちょっと危なくて、こういったことはできない。いきなり相手にキレられて殴られたり、刺されたりしたらたまらない。

『あの男性はカルシウムが多分足らんのや。あんなにカリカリして』私も短気だけれど、怒る価値もないような小さなことは、極力受け流した方が精神衛生上いいと分かってきた。昔はイチイチ正しくないことに憤っていたが、あまり意味がない。憤ったところで、どうにもならないこともある。できる限り、毎日気分よく過ごしたいものです。

(今日も猫がボサッとなって寝ている。ここは平和)

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間違って降りたバス停で

「うーん、ちょっと根本原因が分かりませんね。内視鏡で腸を直接診ますか」「!!」薬でお腹の調子が徐々にましになってきたのに、完治しない原因が検体検査では分からず、とうとうこんなことに・・・。「どうやって診るんでしょう」「睡眠薬が入った点滴を打って眠ってもらいますから。麻酔も打って、カメラを腸に入れます。ただ腸を折り畳まないといけませんので、たまに痛くて起きてしまう人がいます」腸を折り畳む?長くてこんがらがったホースを端から束ねていくみたいに?「あの~検査までに、何か気をつけた方がいいことはありますか?一応、酒を断って肉とか食べないようにしていますが」「好きなもの食べたらどうですか?そんで調子が悪くなったら、やめればいいです。そうでないと食べるものがなくなりますから」え?そうなの?もっと早く言ってほしかった。ここ最近好きなものを食べられないから、すごくストレスが溜まっていた。その後あんまんを食べてミルク入りのコーヒーをさっそく飲んだら、案の定お腹を下した。コーヒーはまだダメだったらしい。

『先月の今頃は普通だったのにな・・・』今まで大きな病気などしたことがないし、カメラを体内に入れたこともない。なんでこうなったのかよく分からないが、仕方がない。しかし去年、仕事を辞めて3カ月バックパッカーをするか、1年くらい勤めた後にバックパッカーをするか悩んだ末、仕事を辞めて先にバックパッカーをしてよかった。さもないと、このように体調を崩して1年後にはできなくなっていたかもしれない。(今の状態でインドやネパールを旅することはできない)今回改めて健康以上に大事なものはないと思った。そして、いつなんどき今送っている普通の生活が失われるかなんて誰にも分からないのだから、今にフォーカスしてやりたいことをできる時にした方がいいなとも思った。そんなことをバスで考えていたら、変なバス停で降りてしまった。せっかくなので、向かいの公園で人間観察をすることにした。

機関車トーマス的なものが公園に横たわっている。そこで子供が無邪気に遊んでいる。

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少し高い場所に登って、ベンチに腰掛ける。「Hi」「Hi」知らない子供が挨拶してくれた。ここに座って、遊んでいる子供を見て思う。もし自分がシンガポールで生まれていたら、どうなっていたのだろう。ちゃんと英語と中国語を話せるようになっていたのだろうか。日本でもそうしていたように、どこかの会社に勤めていたのだろうか。それとも今のように途中でそういう生活を辞めるのだろうか。いづれにせよ、どの国で生まれていたとしても、多分どうにかしてやっていっているだろうと思いながら下に降りる。

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突然ラップ系のやかましい音楽が聞こえてきた。何かと思ったら、音楽を大音量でかけながら、エンジンのないスクーター(?)のようなものに二人乗りをしている若者がいた。こっちで言うヤンキー?日本の不良に比べると、なんだか微笑ましい。

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小さい公園ながらも橋がある。

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下の小さな池には、カメがたくさんいた。シンガポールの水辺には結構な頻度でカメがいて、なんだか縁起がいい。

f:id:Nisshi:20170802212043j:plain高くそびえたつビルをバックに、みなさんランニングやウォーキングをされている。

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 やはりここにも健康器具がある。私も試しに一つやってみた。両足を左右に動かす器具をしていると、知らないおじいちゃんが私に何か言っている。「〇△□※!!」「??」「もっと強く左右に揺らすんじゃよ、こんな風に!(のようなことを多分言っていた)」「難しい!」ジムで黙々と運動するより、外で誰かと一緒にこうして運動した方が楽しい。次は運動をする格好で、ここに来てみんなと一緒にエクササイズすることにしよう。

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(おじいちゃまは腹筋に勤しんでいた・・・私は腹筋はできない)

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(なんだかExercise more!のメッセージを見ると、耳が痛い)

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やはりここも上を見ればビルがあり、どこかの工事や車の音が聞こえてくる。それでも蝉の音や聞きなれない鳥の鳴き声がし、風が吹くと涼しくて緑の匂いがした。ふと大きな木に目が留まる。色んな種類の葉っぱが生えており、なんだか色んな人種がいるシンガポールそのもののよう。ただ立っているだけの木は、そこに色々な植物が勝手になることを受け入れているように見えた。

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好きなものを食べてもいいとのことなので、バクテーを持ち帰ることにした。肉が3切しかないではないか。5切くらいほしい。でもあまり食べすぎるとまたお腹を壊すから、これくらいがちょうどいいか・・・。今の状況を日本にいる元同期にLINEしたら、心配どころか「爆笑」という返事が返ってきた!まぁ、あんまりシリアスに心配されるよりも、笑ってもらった方が気が楽になって、これもまたちょうどいいのかもしれない。

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酒と大食い以外のストレス解消法を求めて

旅館に一人でのんびり泊まっている夢を見た。これを夢占いで調べてみると、普段の人間関係や仕事から離れてリフレッシュしたい気持ちを持っているそうだ。この生活のどこにストレスを感じる要因があるのか分からないが、確かになんかストレスを感じる。こういう時の私のストレス解消法は、酒を飲むかおいしいもの(大体において肉か油物)を一気食いすることだった。しかし胃腸がやられており、今はそのいづれもできない。何か他の方法を探さないと・・・。

(あ、飛行機雲)

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旦那に「運動しろ!運動するとストレス解消になる」と言われたが、私は運動があまり好きではない。楽しくないし、ストレスが特に解消されたとも感じられない・・・。そこで、色んなストレス解消(ストレス解消法を50個紹介!今のあなたにあった解消法がわかる!)を少しのぞいてみることにした。そして特に興味を引かれたのはこれらだった。

①ストレス解消パンチバッグ

②叫びの壺

③馬の温もりに癒される

④滝に打たれて免疫力を上げる

⑤皿を割ってストレス発散

⑥芸術作品と向き合ってストレス耐性アップ

⑦クラシックで優雅にリラックス

①はそういうサンドバッグ的なグッズがあるらしい。ぜひ購入したい。②は大声で壺に向かって暴言を吐いても、なぜか小声になるというものらしい。これは日中一人でいる時に大声で暴言を吐けばいいので、特に必要ないかもしれない。③には強く賛同する。馬を見るだけで美しいし、馬に乗ると視点が高くなり、いつもと違う景色を馬に乗ってゆっくり眺めるのは本当にストレス解消になる。ただシンガポールだと乗馬が結構高い。④は滝がこの国にはない・・・。あったら打たれたいのだけれど。

(これはダージリンの滝)

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⑤の皿をどこかで割るアクティビティがないかなぁ。シンガポールもストレス社会だし、どこかにあるかもしれない。⑥にも賛同する。美しいものを見ると癒される。

(マラッカで泊まったショップハウスは、内装が美しかった)

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⑦は今Youtubeでクラシックをかけてみたが、確かにこれは新鮮でちょっとした気分転換になるかもしれない。後は壮大な景色を見るのもホッとする。誰かがすごく高い建物の上に行き、そこで缶コーヒーを2本(1本ではだめらしい。2本いるらしい)飲むのが好きだと言っていた。それもきっと、高い所から広い景色を見てリラックスしていたんだろうなと思う。

好きなことばかりしているのだから、ストレスなんて溜まるはずがないと思っていたが、そうでもないらしい。楽しいことをしてもストレスはかかるらしい。それに異国に暮らしているだけでも、知らない間に色んなストレスを感じているのだろう。うまくストレスを解消できないと、このように胃腸をやられるかもしれません・・・。そういえばシンガポール人がよく運動をしているのも、ストレスを解消しようとしているのかな。

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ボボチャチャを中国語で注文してみる

昨日閉まっていたKatong Antiqe houseへ今日行ってみたが、狭い部屋に色んなものが所狭しと並んでおり、すみませんが何を見たらいいのかがよく分からなかった。

(”安心”は、日本語と同じ意味なのだろうか)

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横のプラナカン料理屋でランチをする。メニューに写真がなくてどんな食べ物かよく分からないまま注文したのは、ココナッツベースの味付けでピリ辛のチキン、インゲンと海鮮の炒め物(これもピリ辛)、中に魚のすり身のようなものが入った揚げ物。「辛い!あっつい!!汗が噴き出てきた!」おいしいのだけれど胃腸がやられている私にピリ辛は厳しく、旦那が汗をかきながら平らげる形となった。

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その後、徒歩12分くらいのところにあるショップハウスをまた見に行く。この辺の建物は低くて、日差しを遮るものが何もなくとにかく暑い!幾人かの観光客がショップハウスを背景に写真を撮っていた。

(うーん。確かに何回見てもキレイ)

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キレイなものを見たところで(?)、いつも行くチャイナタウンのDessert Hutへ甘い物を食べに行くことにした。ここはいつ来ても混んでいる。

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まだ注文の仕方を習っていないが、せっかくなので中国語で注文してみることにした!「何になさいますか?」「Zhe yici qing!(ドキドキ)」ここで店員さんの顔がゆがむ。「hot?」「・・・yes」どうやら私の中国語はさっぱりだったようだ。しかも私のひどい中国語のせいか、この店員さんは旦那の注文を聞かずにどっかに行ってしまった。ここで私はまず気軽に話せるJamesに、今後習った中国語を片っ端から試すことを決意する。

デザートは5分もしないうちに運ばれてきた。私はお気に入りのボボチャチャを注文。

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旦那はミロの粉がかかったかき氷を注文。これを初めて頼んだ時「絶対イマイチやってー」と言っていたら、意外とおいしかった。ミロのざらっとした食感と細かく削った氷が見事にマッチして、絶妙な美味しさを出している。なんかこうミロの冷たいスティックバーを食べているような感覚。底の方にはブラウニーの塊も入っている。

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「笑いながら中国語を言うからだめなんだよ」と旦那。多分そういうレベルの問題ではない気がする。しかも私よりも中国語ができるはずなのに、なぜシンガポールで使わないんだ。『はー。ちゃんと復習せなあかんな』また中国語のレッスンがもうすぐやってくる!!

カトンを散策する

美しいショップハウスが並ぶカトンを散策することにした。以前まっぷるに載っていたショップハウスが並ぶエリアに来たが、外から写真を撮るだけしかなくて『え?これだけ?中に入れないの?』と思った。しかしよくよく調べると、このKatong Antiqe Houseの中には入れるらしい。事前に電話をし今日は15時までなら入れてもらえるとのことで、ぎりぎり14:30過ぎに着いた。

www.facebook.com

が、既に時遅し、閉まっていた・・・。このAntique Houseの2階に管理人が住んでいるのだが、外出されたとのことで出直すことにした。

(Antique Houseの左には、リーズナブルなプラナカン料理屋がある)

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 せっかくなのでブラブラしていたら何だか見慣れない食べ物を発見し、試しに食べてみることにした。

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もちっとした皮の中におこわのようなお米が入っており、とてもおいしい。一品だけをサッと食べて出ていく人が多かった。ちなみにこのお店に貼ってあったちらしによると、ここはTeochew kuehの一番美味しい店らしい。

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正面にもショップハウスが並んでいる。このカラフルな色使いと細かい模様がたまらなく美しい。

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そのうちの一つに興味を引く店があったので、行ってみる。

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カラフルなニョニャ菓子が売られている。

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お店の中に入ると、テーブルに5-6人が座り何かレクチャーのようなものを受けている。「すみません、あれは何をしてるんですか?」「ニョニャ菓子の試食と2階のプラナカンギャラリーのツアーをしているんです。ただ催行人数が5人からなんです」それは残念。2階のギャラリーだけ見せてもらうことにした。

(店に入って、右奥に行くと2階に通じる階段がある)

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ダイニングだろうか。

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これまたパステル調の色使いと細かな模様が美しい。

(お弁当箱?)

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奥にはプラナカンの衣服があり、購入できるよう。色鮮やかで素敵。

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このような小物も売られている。

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一階に降りると、食器類が売られていた。あぁ、なんとキュートなのだろう。でも買わない。

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暑すぎてショッピングモールに入った。すると、顔に施す美容目的の鍼治療のポスターを発見。私が探していたのはこれだ!

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さっそくクリニックに入って値段を聞いてみる。「あのー顔にやる鍼治療に興味があるのですが、おいくらでしょうか?」「何が気になります?」「顔のリフトアップとか」メニューを見ると、1回単発だと約SGD500(!!)、10回まとめて買うと合計約SGD4,000(・・・。)「これを受けにわざわざ海外から来る人もいるのよ。顔がキュッとこう上にあがるわよ!」「そ、そうですか・・・」いくらなんでも高すぎる。チャイナタウンで似たようなことをしている安めの鍼灸院がないか、調べてみよう。

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何か特別なものがあるわけではないが、散策していると何かしらの発見があり楽しい。ちなみに不動産屋さんの前に貼ってあったちらしによると、とあるショップハウス四棟の値段はSGD6,800,000(約5億4,400万円)とあった。『さ、さすがシンガポール・・・』と思った。

ちょっとした親切が異国で嬉しいとき

すっかりいつものシンガポール生活に戻った。スーパーで月餅をおやつに買う。

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中医学クリニックで出されたハーブを一時間煎じて、部屋がすごく臭くなる。

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中国語レッスンへ行き、また徹底的に発音を直される。

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Jamesとキャッチアップをし、中国語を勉強し始めたと言ったら「僕に向かってなんか話してみてよ」というので、いくつか話してみた。「你好」「我好」「我累了」するとやはり発音を直された。そして返り討ちに合う。「〇△◇※☆♪◎□🔶🔶。※☆△◎●□?」「???(早すぎる・・・)混乱してきました!!」「あ、ごめん」秋に香港、マカオ、中国本土へ行こうと思うと言うと「香港・マカオは広東語を話すから、お互いマンダリンがうまく話せない同士で分かりやすいかもね。あっはっは」などと失礼なことを言われた。『見てろよ、いつかアッと言わせるほどうまくなってやる!!』

もう一人いつもの生活に戻っている人がいた。それは京都で直接会って日本語レッスンをしたアメリカに住む生徒だった。彼は一カ月近くも日本に滞在し、先週アメリカに戻っていた。今日からまたスカイプでシンガポールとアメリカ間でレッスンをする。「もう落ち着きましたか?」「はい、でも心はまだ日本です」素敵な表現だなぁ。日本に行く前と行った後で印象は変わったかや、どんなお土産を買ったのかなどを話していたが、印象的だったのは彼がえらく私の京都での振る舞いにお礼を言ったことだった。「京都では色んな所へ連れて行ってもらって、本当にありがとうございました」「???いえいえ!私は何もしていませんよ(汗)」あの時、私が京都でしたのはこんなことくらいだった。特にどこか有名な所へ案内したわけではなかったので、そんなにお礼を言われることに少し焦ってしまった。

①スタバでレッスン(しかし気づいたら、3時間近く話し込んでましたが・・・)

②酒が弱いという彼に、コンビニでウコンを紹介

②おたべの土産屋を通った時に、これを食べたか聞いた

③小さな寺の前を通りがかった時に、ご利益や神社と寺の違いを説明

④古民家のカフェでランチを一緒に取った

しかし確かに自分も異国で人に良くしてもらったことが嬉しくて、今でもみんなに感謝しつづけている。それにその親切を感じる行為に大きさは関係なかった。例えばブータンでTiger nestまでの険しい山道を歩いた時、ガイドのドドさんが汗だくになりながら私のリュックを背負ってくれていた時、ベトナムでTreiさんが私をおいしいフォーの店やバーにお友達を呼んでわざわざ連れて行ってくれた時、ネパールでガイドのパサンさんがおいしいヨーグルトをごちそうしてくれた時、同じくネパールで毎日通ったレストランのおっちゃん達一家が、毎日温かく迎えてくれていつも話しかけてくれた時・・・。一人で旅行をしていると気楽だけれど、時に人恋しくなることもあり、そういう時に受ける親切はとても身に染みた。彼もそんな風に感じていたのかもしれない。何も大それたことをしなくても、ちょっとしたことで相手が喜ぶことがあるのだと思った。

自分の旅を思い出しながら『あぁ、また旅をしたいな』と思う。それもビーチでのんびりとかではなく、新しい街を散策したり、現地の人の暮らしを知ったり、ローカルのレストランでジモティが食べるようなものを食べたり、現地の人と話したりするような旅を久々にしたくなった。この本にも書いてあったけれど、旅に出ると素の自分になることができ、知らなかったことを知ったり、遠くから自分を俯瞰して『まだまだやな』と客観的に思ったり、新しい自分を発見することができる。私にとって旅は一種のセラピーであり、生活を見直したりもっと面白くするためのスパイスなのだと思う。このしつこい胃腸炎が治ってから、ミャンマーあたりに行ってみようかな。

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そしてシンガポールが好き!

10日間の日本滞在はあっという間に終わり、シンガポールへ戻ってきた。今回お腹を壊しっぱなしで、全く食べたかったものを食べられず残念だった。このしつこいお腹の調子の悪さはウィルス性胃腸炎らしい。まだ2週間くらい食べ物に気をつけるようにとのことで、せっかく大量に日本で購入したビールのあてはしばらく棚で眠っておいてもらうことにした。

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日本に帰ると色んなことにホッとした。言語が日本語だけで済むこと、勝手がわかっていること、日本人は丁寧で相対的に親切であること、食べ物がおいしいこと、何でも売っていることなど。それに今回気づいたのだけれど、自分が持っていた日本人のイメージは、自分の偏った見方で決めつけているのに過ぎなかったと思った。色んな店で店員さんはフレンドリーに話しかけてくれ、見知らぬ人同士でも何かの拍子に会釈をしたり、簡単な会話をすることもあった。私が抱いていた日本人のイメージは、これらとは違った。日本にいた時は、自分もこのように振舞っていたのだろうか。それともよそ者には冷たく接していたのだろうか。忘れてしまった。

チャンギ空港に到着すると、これはこれでホッとした。サリーを着ているインド人のおばちゃん、携帯で遊んでいる店員さん、中国語のラジオがかかっているタクシー。全てがいつも通りだった。シンガポール女子に連絡する。『すみません。胃腸炎になったからまともに食べれなくて・・・ランチを来週にできますか?』『あらまぁ・・・いいわよ。月曜か火曜が空いてるよ。治ったら連絡して』そして半年以上定期的にキャッチアップしているJamesから、ちょうど連絡が来た。『ちょっと前にシンガポールに帰ってるんだけど、いる?今週キャッチアップできるよ』『日本からちょうど帰ってきました!なんかシンガポールがほんとのおうちのような感じがする(笑)』『それは嬉しいね!じゃ、また都合のいい日連絡して』

私の第二の故郷は病んだ時に行く南インドのケララだったが、来星2年目をまじかにシンガポールに塗り替わった。そして当初は自分がシンガポールで憤っていた色々なことが、もはや『あぁ、今日もいつも通りやな。平和な一日』などと落ち着くようになってしまった。これは日本に住んでいた時に、週末の夜中に暴走族が必ずやかましく外を走るのを聞いて『あぁ、なんか今日も平和』とある種ホッとしたのと似ている。そしてシンガポールに戻ってきて、会える人がいることも第二の故郷となった大きな理由なのだと思う。

飛行機の中で色んなことを考えていた。このシンガポール生活は限られたものであり、有限であること。今持っているものは全て当たり前じゃないこと。今しか起こりえないことが何かの縁で起こっているにすぎず、きっと後から振り返ってもう一度ほしいと願っても手に入らない。そう思ったら人との出会いや、成り行き上今しているいくつかのことがとても貴重に思えた。そして今手にしているものに感謝をし、シンガポールはもちろんアジアで自分のやりたいことをやり尽くそうとも思った。

しかし、まずはこの胃腸炎をどうにかせねば。ビールも飲めやしない。油ものも肉も魚も今はお腹を下すとなると、食べられるものが米と野菜くらいしかなくなる。ここがあの南インドのアーユルベーダ病院ならいいのになぁ。野菜とふんだんなスパイスで作られた、世にもおいしいアーユルベーダ食が食べられるのに。そういえば南インドで買ったアーユルベーダ食の本がどこかにあったような・・・。