シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

5/10(水)マナリのチベット仏教寺院とソランバレーの壮大さ

緊張からか疲れすぎからか、よく眠れなかったようで朝起きたら腰が痛んだ。それになぜか左手のひらになぞの切り傷が三か所できている・・・。朝は昨日ネパール人がやっているパン屋で買った大きなチョコクロワッサン(50ルピー)と薄いミルクティーをバルコニーで食べながら、景色をまた楽しんだ。今日の天気は午後13時以降が雨になっており、どうもマナリは昼から天気が崩れるよう。早めに外出して戻ってくることにした。

まずはダライラマの法話があるはずだったチベット仏教寺院へ行く。ホテルから下界に下りなければならず徒歩で20分弱くらいなのだけれど、道は狭くて車がひっきりなしに来るので危ない。しかしトゥクトゥクが見当たらないので、仕方なくタクシーを拾うことにした。「この寺に行きたいんですけど」「下に下って行ったらあるよ」「行ってもらえますか?」ノーノ―と断られた。これくらい歩くのが普通なのかもしれない。しょうがないので決死の思いで歩くことにした。すると突然ホテルの向かいの広場から、大きな牛二頭がこっちをめがけて走ってくるではないか!ひえぇー!!こんな牛に突っ込まれたら死ぬと思って慌ててよけると、牛は道路を勢いよく走っていった・・・。その後ろを牛の飼い主が慌てて追いかけている。これはマンガのワンシーンみたいだった。本当にインドは何が起こるか分からない。

(これはおとなしくいた時。この後、二頭が脱走した)

f:id:Nisshi:20170512001007j:plain

(道は非常に混んでおり、歩道が途中で消える。左側を歩くと後ろから轢かれるので、対向車線をわざと歩いた方が安全と気づく)

f:id:Nisshi:20170512001250j:plain

車をよけながら15分くらい歩いたところで、警備員か警察官っぽいおじちゃんに寺の場所を尋ねることにした。「上に登って左だ」というので引き返した。しかし左には何もないので、トウモロコシを買っている人に尋ねると下に下りた広場の近くと言う。もう一人女性の警察官っぽい人に尋ねると、やはり下に下りろと言う。(さっきのおじちゃんは知らないのに適当にいいやがったな)広場に出ると色々な店があり、人も車も多くてにぎわっていた。

f:id:Nisshi:20170512001531j:plain

f:id:Nisshi:20170512001933j:plain

何か道端でやっており、人だかりができている。ヒンディー語なので全く分からず、みんなが所々で笑うが私は笑えない。事の顛末を見守っていたのだが、終わりそうにないので道を急ぐ。

f:id:Nisshi:20170512002120j:plain

またもや警察官のような人に道を聞き、さらに下っていく。この辺で右に曲がるはずだが何が目印なのかわからないので、その辺のおじさんに聞く。「あっちです」と自信満々に言われたが、方向的に明らかに違う。ここでインド人は知らなくても知ってるふりをして、適当に言っていることに気づいた。困っていると、20代前半くらいの若い兄ちゃんが声を掛けてきた。「どうしました?」「この寺に行きたいんですが」「こっちです。案内しますよ。日本人ですか?」「はい」ちょっとこのままついていっても大丈夫なのか心配になった。「道を教えてくれれば、自分で行きますよ」「すぐそこですから。私が日本に行った時に、次は助けてください。ここです」探していた寺に着いたと共に、この若者を怪しんで申し訳なかったと思った。「ありがとうございました!」

f:id:Nisshi:20170512002516j:plain

寺の中ではチベット語の法話らしきものが聞こえる。中に入ると、たくさんの人が座りその法話を聞いていた。『あぁ、ダライラマが来ていたら、こんな感じで法話を聞いていたんだな』

f:id:Nisshi:20170512002618j:plain

そしてベンチに腰掛けて、しばし時に身をゆだねる。仏教の旗を地面に刺して掲げようとしていたり、寺から何かが出てきたり、みんな何かを必死に受け取ろうとしているのが見える。(経典かな?)そしてその経典らしきものでみんなの頭をポンと叩きながら歩いていく。

f:id:Nisshi:20170512003422j:plain

f:id:Nisshi:20170512003705j:plain

f:id:Nisshi:20170512004009j:plain

f:id:Nisshi:20170512010411j:plain

その一連の儀式のようなものが終わってから、お寺の中に入った。20ルピーをくるっと丸めて砂にプスッとさしてDonationし、お祈りをする。

f:id:Nisshi:20170515135452j:plain

f:id:Nisshi:20170512010648j:plain

外に出て寺の周りを時計回りに歩きながらマニ車を回していく。みんなの幸せを願う。

f:id:Nisshi:20170512010833j:plain

そしてベンチに座って、チベット語のマントラを遠くから聞く。チベットの美しい民族衣装を着た女の子が無邪気にスマートフォンで写真を撮っていた。高校生くらいだろうか。私はチベットから十分とは言えない防寒具だけで、凍傷になりながら2週間ほどかけてヒマラヤ山脈を越え、インドへ亡命したチベットの子供達のドキュメンタリーを見たことがあった。親は子供たちに十分な教育と良い暮らしをさせるめにインドへ送り出し、子供達も恐らく二度と親に会えないことを分かりながら故郷を後にする。彼女たちもそうしてマナリまでやってきたのだろうか・・・などと考えていると、なんだか涙が出てきそうになった。私は短期的にはあるけれど、永遠に日本以外の国で暮らしたい(もしくは暮らさざるを得ない)と思ったことは一度もない。自分の恵まれた環境に改めて感謝をして、寺を後にした。

f:id:Nisshi:20170512011049j:plain

f:id:Nisshi:20170512114527j:plain

日差しが強くて暑い。そろそろお昼ご飯を食べようと思い、“Japanese”と書いているこぎれいなレストランに入った。そしてチベットヌードルのチキンのトゥクパを頼む。ホテルには北インドのオイリーなカレーしかなく、それを昨日の夜食べたところすぐにお腹を下した。どうもオイリーな北インド料理が体質的に合わない。チベット料理は中華に似ているので味が優しく、ホッとする。ミネラルウオーター入れても200ルピーもしなかった。安い。

f:id:Nisshi:20170512114045j:plain

f:id:Nisshi:20170512115300j:plain

f:id:Nisshi:20170512114152j:plain

天気予報によるとそろそろ雨なのだが、ソランバレーという壮大な山が見えるところへ行くことにした。トゥクトゥクを見つけて値段を聞くと、片道400ルピーもするという。「本当ですか?高い」「この通り値段が決まっています(とPrice listを見せられる)ぼったくってませんよ。往復で800ルピーです」「Fixed priceなんですね。わかりました。お願いします」近くかと思っていたら30分くらいは走っており、そりゃ400ルピーいるわなと納得する。ぐんぐん山に登っていき、雪がかかった大きな山が見える。

f:id:Nisshi:20170512114708j:plain

f:id:Nisshi:20170512114743j:plain

しかし次第に雲が広がっていく。「着きました。ここです」「??どこに行けばいいんですか?」親切におじちゃんがトゥクトゥクから降りて、案内してくれた。壮大な山をバックにパラグライダーをするのが流行りのよう。しかし私は馬で山を登るアトラクションに興味がある。「だいたい何時くらいだったら晴れですか?」「朝がいいです。7時だとサンライズが見えます」それは早すぎる・・・。ちなみに馬に乗って山頂へ行くには片道30分くらいで、往復550ルピー。山頂にはお寺があり、また雪が積もっているそう。今日は曇っていて景色がよくないし、雪が積もっているようなところへ行く服装ではないので、明日出直すことにした。

f:id:Nisshi:20170512114819j:plain

f:id:Nisshi:20170512114902j:plain

帰り道は行きよりももっと山を攻めた。トゥクトゥクがこんなデコボコ道を走れる乗り物とは知らなかったが、激しい振動でトゥクトゥクの部品が一つ一つ取れていって、最後は全壊するんじゃないかと冷や冷やした。そして今まで乗った乗り物の中で、このトゥクトゥクの揺れが最もひどかった。「明日は何時がいいですか?」「9時でお願いします」メモに名前と電話番号を書いてもらう。この方はラジさんというそうで、50代前半くらいだろうか。往復800ルピーだけれど、右足が悪そうなのにも関わらずわざわざソランバレーを案内してくれたので900ルピーを払った。「ありがとうございました!また明日」

トゥクトゥクでホテルへ帰る途中に、ふと『今回のマナリが私の最後のインド旅行になるのではないか』と思った。多分東南アジアを旅しすぎたように、マナリも今まで行ったインドのどこそこに似ていると思いだしたからだと思う。まだデリー、アグラ、ジャイプールなどベタな北インド旅行はしていないが、その辺だと歳をとっても旅行できるような気がして行かなかった。“今しかできないことをする“という私のポリシー的に、そろそろインド旅行は卒業が近づいているのかもしれない。(というか、6回も来たら十分か・・・)

5/9(火)デリーからマナリへ

朝4:30に起き、1時間半前にクル空港行きのチェックインカウンターへ行ったが、既に人が並んでいた。そして私の番がやっと回ってきた時、また面倒なことが起こる。「荷物の重量が2kg超えていますので、中身を手荷物へ移し替えてください」スーツケースの重さは18kg弱。Air Indiaなのに国内線だと20kgに満たなくても重量制限があったのか。予約の時にそんなこと書いていただろうか。それに手荷物に移し替えても結局飛行機に乗る重さは変わらないし、後ろには長蛇の列ができている。こんなところでスーツケースを開けて作業をしていたら、次にいつ順番が回ってくるか分からない。「いくら払えばいいんですか?」「1000ルピー」「1000?!」「いえ、500です」「払います。その間にチケット発行しておいてください」別のカウンターで金を払おうとするが、スタッフがちんたらしており、前の人が払い終えるのに15分くらいはかかった気がする。職員がPC作業に慣れていないからか、のんびりやっているからか・・・。しかしここはインドなのでどうしようもない。やっと金を払い終えて、チェックインカウンターに戻りチケットを受け取った。

飛行機は二列×二列の小さいもので、満席だった。デリーからクルまでは1時間20分で、機内食を食べていたらあっという間についてしまった。飛行機から降りると、辺りは壮大な山々に囲まれており、とても静か。私は一気にこの自然とのんびりした雰囲気のマナリが好きになってしまった。

f:id:Nisshi:20170511215414j:plain

空港から外に出るとホテルに依頼した送迎車が来ていた。外には山々が見え、川が流れている。道は舗装されているが所々壊れており、揺れたり砂埃が舞っていた。それでも窓を開けて木々の中を走り抜けるだけでとても気持ちがよく、ちょっとした森林浴気分だった。道が細いので対向車とぎりぎりですれ違ったり、牛、馬、やぎの大群などが一車線を占領して渋滞が起こる。空港からホテルまでは1時間半と聞いていたが、8:23に空港を出発しホテルについたのは10:40くらいだった。

f:id:Nisshi:20170511223419j:plain

f:id:Nisshi:20170511233907j:plain

今回泊まるのはOld Manaliまで徒歩10分くらいのBanon Resort(http://banonresortmanali.com/contactus.asp)。ここはどこかの日系企業がツアーで使っていたのをネットで発見し、Agodaのレビューがよかったので自分で予約した。大きめのホテルだけれど、私以外の客が見当たらないのは気のせいか・・・。少し古いが部屋は広くてバルコニーからの景色が最高。雪がかかった山を見ながら鳥のさえずりを聞いて、とりあえずミルクティーを飲む。

f:id:Nisshi:20170511234222j:plain

f:id:Nisshi:20170511234403j:plain

f:id:Nisshi:20170511234634j:plain

f:id:Nisshi:20170511234927j:plain

ホテルから徒歩10分くらいのOld Manaliまで歩いてみる。実はマナリに行く前に、マナリに住んでいた日本人女性にマナリは女子が一人でウロウロしても安全かを聞いており、彼女が勤めていたカフェがOld Manaliにあるのでとりあえずそこを目指す。アクセサリー屋さんのおじちゃんに道を聞く。「すみません、Sunshine caféはこの近くですか?」「ここを上にあがって左側じゃよ。日本人かね?わしの息子が昔日本人の彼女を連れてたから分かったよ」化粧と服装でいつも私が日本人だと分かると思っていたけれど、すっぴんでも分かるんだ。Sunshine caféはレゲエが大音量でかかったヨーロッピアンが好きそうなカフェだった。

f:id:Nisshi:20170511235211j:plain

「野菜チーズのモモとYogi teaを下さい」カフェのお兄ちゃんと話していると、また日本人ですか?と聞かれた。「話す英語のアクセントが日本人なので、そうかなと思いました」そりゃそうなんだろうけど、自分の英語は日本人訛りの英語なんだと初めて知った。「ここで日本人女性が働いていませんでしたか?」「彼女は僕の兄の奥さんで、僕のボスです。今は違う店舗にいます」なんと、現地人とご結婚されて店を切り盛りされていたとは知らなかった。ところでYogi teaはシナモン、ミント、カルダモン?が入った少し不思議な飲み物だった。モモはまあまあ。ここはチベット料理が少ないので、毎日は通えない。

f:id:Nisshi:20170511235440j:plain

f:id:Nisshi:20170511235614j:plain

カフェのお兄ちゃんから知り合いがやっているというヨガセンターを探そうとしたが、道が急な登り坂になっているので諦めることにした。するとまた誰かから声を掛けられる。「どこ出身?」「どう思いますか?」「・・・マレーシア?」「!!」確かにその横の国に住んでるけれど、マレーシア人かと聞かれたのは初めてだった。「お茶飲んでいきなよ」「ご飯食べたばかりなのでいいです」「じゃあまた明日ね!」

疲れたのでホテルに戻ることにした。ホテルの夜ご飯は19:30からと少し遅い。お腹が空くと思い、パン屋さんでクロワッサンを買っていくことにした。どうも店員さん同士の会話がネパール語のような気がする。「あのーもしかしてネパール語を話していますか?」「そうだよ。ネパール人なんだ」なんということだろう!「私ネパール語を勉強してるんです!サンツェフンヌンツァ?(元気ですか?)」「〇△※×。☆◇〇?」「???」私の知っているネパール語が少なすぎて、会話にならない。「この辺にはネパール人が結構住んでいるよ。あそこのカフェも上のカフェもネパール人がやっているし。彼(レジの兄ちゃん)は英語を勉強中だし、ここに来て練習しなよ」この辺にネパール人が結構いたとは驚いた。確かに車から外を見ていた時に、ネパール人かな?と思う人は何人かいた。ここに毎日通って、ネパール語を勉強しよう。

ついでに帰り道にあるアーユルヴェーダスパをのぞくことにした。私は南インドのケララで本場のアーユルヴェーダを何回も受けているのでこれが偽物だと分かっているが、好奇心から値段を聞いてみることにした。中に入ると明らかにネパール人と思われる女性がいる。ますます偽物だと確信するが、60分のアビヤンガ(2000ルピー)を受けることにした。セラピストもネパール人のようで、オイルこそケララで嗅いだような匂いがするが、トリートメントは全く普通のアロマテラピーマッサージと変わらなかった。ここでは仰向けになった時に胸元にタオルで隠してくれるのだが、ケララではこのような配慮はない。ケララではトリートメント中はふんどし(紙パンツではなく、ふんどしをしめさせられる)一丁で、仰向けになった時はそれも取れてすっぽんぽんのままトリートメント台から降ろされる。(しかもセラピストは、ずっと私の着替えが終わるのを見ている)マッサージの終わりにセラピストに話しかけた。「あなたネパール人?」すると無表情だったセラピストが、少し笑顔になった。「はい」私もなんだか嬉しくなって、偽物のアーユルヴェーダスパから出た。

f:id:Nisshi:20170512000253j:plain

f:id:Nisshi:20170512000338j:plain

外は土砂降りの雨になっていた。ここは晴れていても気温は20℃くらいで、日本の春のよう。しかし雨が降ると太陽の陽がなくなり、ウルトラダウンを着ていても寒くなる。ホテルに慌てて帰るが、道が狭いところに車が多くて歩いていると危ない。これはトゥクトゥクで移動をしないと、いつか轢かれると思う。 ホテルに戻ると既に17:30になっていた。さすがに4:30起きで疲れた。しかしマナリというところは、今まで私が旅したインドがたくさん詰まっている街だなと思った。山々が連なる美しい自然、狭い街にたくさんの車やネパール人はダージリンを、そして偽物だけれどアーユルヴェーダはケララを、チベット料理が食べられたり壮大な景色はラダックを思い出させる。今日歩いている感じだと、物乞いもそんなに見なかったし激しくぼったくられそうな雰囲気はなかった。ガイドさんなしでインドを一人旅するのにいいかもしれない。部屋で休んでいると、どこかの部屋のバルコニーからヒンディー語が聞こえた。よかった・・・お客さんが他にもいて。

5/8(月)6回目のインド旅行 ~シンガポールからデリーへ~

今日から6回目のインド旅行が始まる。マナリへ行くためにまずデリーへ行き、一泊してから翌日の早朝のフライトでKULU空港へ国内線移動をする。しかしデリー行きの便が朝8:35発と早く、朝きちんと起きれるかどうかが心配であまり寝れなかった。KULU行きのフライトはもっと早くて6:45発なのだけれど・・・。空港で昨日買っておいたパンダンのシフォンケーキを食べながら、セブンで買ったパパヤ牛乳を飲んでいたら、なんだかインドへ行く前からお腹の調子が悪くなってしまった。しかしどうしようもないので、そのまま飛行機に乗り込む。

機内はほぼ埋まっていたが、席に少し余裕があった。離陸して結構すぐにチャパティと三種類のカレー(私はベジタリアンを指定)が出てきたが、お腹の調子が悪いので味の優しいカレーだけを食べることにした。(本当はチャパティが好きなのに・・・)約5時間半のフライトは、耳栓とアイマスク着用でほとんど寝て過ごした。ちなみに今日のデリーの最高気温は43℃のよう。私の許容可能な最高気温は恐らく38℃までだと思う。ベトナムのフエで去年42℃を体感したが、意識が朦朧となり金の勘定ができなくなった。

デリーに着き飛行機から降りてからの出来事は、だいたいこれくらいだった。

①トイレで金を要求される

インドでも金をあらわすジェスチャーは日本と同じようだ。人差し指と親指をこう擦りながら、おばちゃんにヒンディー語で金を要求されたが、そのまま無視して外に出る。

②空港ホテルへ行く前に荷物検査で引っかかる

いつも空港から車で5分くらいのホテルに泊まっていたのだが、それだと朝また空港に車で来なければならない。それにレセプションが混んでいるし車がとっとと来なかったりしてイライラするので、今回は空港の中にあるHoliday Innに泊まる。

(ここは事前予約がないと、部屋が埋まっていて入れないことがある。予約はWebでできる)

www.newdelhiairport.in

ホテルはTerminal 3の5階にあり、2階はCheck in hallになっている。ホテルへ行くまでにパスポートやチケットをセキュリティに見せたり、荷物をX線に通したりと結構プロセスが多い。しかも荷物チェックが厳重になっているようで、初めてインドでひっかかった。「この辺の荷物をスーツケースから出してください。〇◇△※をお持ちではないですか?」「え?なんですって?」「〇◇△※??」「??(どうしても〇◇△※の単語が聞き取れない)。持っているのは服や日用品などの旅行グッズだけです」よく分からないが、底の方に入っていた荷物を出して、何回もX線にかけることになった。しかし何も出てこないので終了になる。おもしろいのは、荷物の検査員も私の荷物をスーツケースに詰め直すのを手伝ってくれるところだった。律儀にスーツケースのファスナーも閉めてくれた。

③裏メニューの焼き飯を食べる

やっとホテルに到着した。部屋はきれいだしWifiは早い。

f:id:Nisshi:20170508175345j:plain

f:id:Nisshi:20170508175435j:plain

レストランは24時間空いているので、とりあえずお昼ご飯を食べに行くことにした。坊主の若い兄ちゃんが突然飲み物を聞いてくる。「マサラティー?〇△☆?」「??飲み物2択しかないの?!ティーで」よく分からないが、マサラティーが出てくる。食べ物のメニューを下さい・・・。メニューにはないけれど、私はこのレストランは焼き飯を作ってくれることを知っている。去年ラダックからスリランカへ向かう時にこのホテルに4時間くらい滞在し、メニューにないけれど焼き飯を作ってもらったのだ。「お米はありませんか?」「焼き飯でしたらできますが?」「はい、それでお願いします」その後味の薄い焼き飯と、よくわからない酢のようなものと、ナンプラーのようなソースが出てきた。シェフがわざわざこっちに来てくれる。「味はいかがですか?他に何か召し上がられますか?」「(味が薄いとはいえん)おいしいです。いえ、これで十分ですので」シェフは満面の笑みで去っていった。私はナンプラーをさらに焼き飯にかけた。

東南アジアだとシンガポールからどこも3時間くらいで行けてしまうので、5時間半のフライトは結構疲れた・・・。部屋で休憩しながら、Holiday Innの兄ちゃんとしていた会話を思い出した。「マナリはいいところですよ。特にOld Manaliがお勧めです。カフェもたくさんありますし」「私のホテルはOld Manaliの側です。ところで治安はいいですか?」「えぇ、いいですよ。インドは何回目ですか」「6回目です」「6回?!どこへ行ったんですか?」「ダージリン、シッキム、ラダック、ケララに3回です」「ケララに3回?!」ははは(笑)確かに日本に6回も行っていて、うち3回は大阪に行ったというシンガポール人に出会ったら、私も同じ反応をするだろう。そういえば色んな国があるのに、毎年日本に行くというシンガポール人に何回か出会ったことがある。私も彼らが日本にばかり行くようにインドにばかり行っているので、気持ちは分かる。

6回目のインドの旅がどんなものになるのか、とても楽しみだ。

タイガーバームガーデンで写真の練習

しばらく写真を撮っていなかったので、明日からのインド旅行に向けて練習をする。「そんな一夜漬けみたいなので、どこまで改善できるかわからないけどね!」とちょっと写真がうまく撮れる旦那が、日頃の恨みを込めてか上から目線で言ってきた。確かに日頃から写真を撮らずに、いつも旅行の前に慌てて去年写真スクールで習ったことを思い出そうとするので、きっと写真の先生は悲しむことだろう・・・。

今回はちょっと奇妙なオブジェがたくさんあるタイガーバームガーデンで、いい写真を撮ることを目標に練習することにした。

(タイガーバームを持っているオブジェがあった。誰かこの子の剥げた顔を修理してあげてください)

f:id:Nisshi:20170507214629j:plain

黄色いラインのHaw Par Villa駅を出て右を向くと、すぐにこの公園があった。入園料は無料だけれど、人はまばら。

f:id:Nisshi:20170507214701j:plain

「そこのトラを撮ってみなよ」というので撮ったら「あー・・・」と言われた。

f:id:Nisshi:20170507215223j:plain

タイガーバームが書かれたこの門から中に入る。

f:id:Nisshi:20170507215138j:plain

これは動物を撮る練習。

f:id:Nisshi:20170507214828j:plain

このオブジェは、なんかあの「35億」のブルゾンちえみに似ている。

f:id:Nisshi:20170507214840j:plain

このアイラインとか赤い口紅とか。

f:id:Nisshi:20170507214847j:plain

地獄コーナーがあり、結構恐ろしいオブジェが並んでいた。しかも表現が直接的過ぎて、日本では展示できない気がする。悪いことをするとこうなるんだよ!と親が子供をここに連れてきて教育するのだろうか・・・。

f:id:Nisshi:20170507214856j:plain

f:id:Nisshi:20170507214954j:plain

外に出ると寺のようなものからブッダや観音様、日本のお相撲さんやらゴリラまでありとあらゆるオブジェが並び、この公園のコンセプトがよく分からず混乱してきた。

f:id:Nisshi:20170507215012j:plain

f:id:Nisshi:20170507215023j:plain

人間この角度まで首が回ると、死ぬと思う。

f:id:Nisshi:20170507215035j:plain

f:id:Nisshi:20170507220657j:plain

f:id:Nisshi:20170507215100j:plain

「ここで学んだ成果として、最後にもう一回このトラを撮ってみたら?」とのことで、最初に撮ったトラをまた撮る。「おぉ~いいいい」

f:id:Nisshi:20170507215148j:plain

普段から写真を撮らないと、せっかく習ったことも忘れてしまうのだ・・・。さぁ、一夜漬けの復習でいい写真がインドで撮れるか?!

インド マナリの旅に向けて

来週月曜日から一週間ほどインドのマナリへ行く。ダライラマの法話を聞きに行くために約1カ月前に飛行機や宿の手配を済ませたのだが、一昨日ダライラマの法話スケジュールをふと見ると、なんとマナリでの法話はなくなっていた!!そして6月にダラムサラへ変更になっていた・・・。多少の日程の変更はあるかもしれないと思い、法話の日の3日前にマナリ入りし、法話の次の日も予備日としておいておいた。しかしそっくりそのままなくなるというのは予定外だった。

(マナリはかなり北の方にあります。ラダックやスピティへいくための経由地点だそうです)

f:id:Nisshi:20170506161046j:plain

(せっかく法話を聞くために準備した座布団やラジオなどは不要に・・・しかしせっかくなので持って行くことにした)

f:id:Nisshi:20170506160836j:plain

フライトやホテルを6月に変更するという方法もあったが、また今回のようにいつ法話がキャンセルや変更なるかわからない。そしてもう遅い。出発日は明後日に迫っているのだ。もともと自分がマナリにいる間に法話が聞けないような変更が生じた場合は、そういうものと思って諦めることにしていたので、ライフコンサルトのベナンさんが言っていたように”letting go(受け流す)"ことにした。

よって私のマナリ旅行はノープランになった。ただマナリは自然が多くのんびりした街のようだし、街をゆっくり歩いて散歩したり、自然の中でチャイでも飲みながら読書でもすることにした。このマナリで訪れるべき15の場所とホテル周辺の地図だけ印刷して、あとは現地で考えることにする。

www.transindiatravels.com

シンガポールから少し離れた場所への旅は、年末のネパール旅行以来の約4カ月ぶりになる。一人旅は去年12月のホーチミン以来。シンガポールでも楽しく毎日過ごしているけれど、そろそろ少し日常から離れたい。そして色々なものを見たり知ったりして、新たな気づきを得たり何かを深く考えたい。

インドではネットがうまくつながらないことが多いので、来週日本語レッスンは全員お休みさせて頂いた。年末に日本へ行って奈良公園の鹿に餌をやりたい(シンガポール人に人気らしい)というケルビンが聞いてきた。「先生、どこ行くの?」「インド」「ウエッ!」「(鹿に餌やりもわたしゃウエッじゃわい・・・)インドに行ったことある?」あるわけがないという感じで、首を振られた。インドへ行くと、きっと牛、犬、やぎ、猿とか、色んな動物に餌をやれますけどね。

(ラダックでみた色んな動物の大群)

f:id:Nisshi:20170506164330j:plain

「まるで毎日旅しているみたいだね」

「まるで毎日旅しているみたいだね」これは2週間に一回近況報告をしているJamesに言われて、確かにそうかもしれないと思ったことだった。そしてそのような生活を自分も前に望み、もしや今その通りになっているのでは?とも思った。

話の始まりは、この私の近況報告からだった。「日本語の生徒数が増えたので、募集を一旦止めました。日本語を教え、日本語の教え方や日本の文化を自分も学び、たまに友達に会ったり好きな国へ旅行へ行く。私の今の生活は、とても充実しています。それに日本語を教えることは、仕事というよりも生活の一部になっています。お金を受け取って教えているので、仕事としてプロフェッショナルな仕事をしますが、仕事というより色んな国の生徒さんとお話しし、お互いの文化や国民性の違いを知ることを楽しんでいます」これを聞いて彼は「シンガポールで日本語を教えながら生徒と話すことで、旅行中にしていることと同じことをしているよ」と客観的に言った。確かに私は旅行先で現地の人と話し、生活習慣や文化の違いなどを知ろうとする。そういう意味ではお互いのいる場所は離れているけれど、今日本語レッスンの生徒さんとしていることはそれと同じと言える。

今日も広東省生まれのマカオで育ち、大学生からアメリカへ移り住んだヨイさんとお互いの文化について話をしていた。ヨイさんは上級者で、日本語の細かい文法や単語などを教える必要はない。それよりも日本人が何を考えているのか等の文化の違いに興味があるようだった。そこでマカオからサンフランシスコのご自宅に戻られたばかりだったので「お土産」を切り口に、日本の贈り物に関する習慣を紹介することにした。「日本人がお土産を渡すときに、よくいうフレーズをご存知ですか?」「つまらないものですが・・・ですか?」さすが。「そうです。私はたまに”お口に合えばいいのですが・・・”とも言います」

f:id:Nisshi:20170503152041j:plain

Source: 外国人から見た「日本の贈り物文化&マナー」海外との違い6パターン

すると日本人は贈り物を頂いたら、その場で開けるのかという質問がきたり、あまりもらった人の前でビリッ!!と包装紙を破らないことを伝えたり、中国にも物をもらうとお返しする文化があるが現金を渡すこともあることなどがわかったり、色々と興味深かった。何かの話からビジネス習慣の話になった。「中国では日本のように同僚や上司と飲みに行くよりも、お客さんとの会食が多いです。恐らく日本よりも頻度が高いです。会食で酒を飲むことは相手に敬意を払うことなので、酒が飲めないと営業の仕事はできません」「私は一度中国の取引先と上海で会食がありましたが、白酒(パイチュウという非常に強い酒)を何杯も飲まなければならず(飲むというより、一気する)辛かったです。その後、カラオケに行って歌わないといけなかったですし」「え?あなたも飲んだんですか?」「はい、私は酒が強いんです」今日の結論は”みんながつらい習慣は、ない方がいい”だった。

(これがパイチュウ(白酒)アルコール度数がすごい・・・)

f:id:Nisshi:20170503152511j:plain

Source:http://photozou.jp/photo/show/544633/48256075

去年ダージリンを旅行中、ネパール人ガイドのブペンさんに「あなたのHappinessは何ですか?」と聞かれた時に「新しい場所へ行き、新しい人に会って話をし、新しいことを知ることです」と答えたが、まさにそれをしているのだとJamesの一言で気づいた。日本語レッスンの生徒さんと話すことで違う文化を知ったり、また日本の文化を自分が知らないことを知る。そしてその知ったことについて興味を持ち、調べたり勉強したりすることで何かを学ぶ。物理的に新しい場所へもういかなくとも、自分の興味が新しいものに沸くことで脳が(?)新しい場所へ行くようになった。そして何かを知れば知るほど分からないことが増え、それを理解することに興味が沸いて終わりがない。今は生徒さんの出身国であるマカオや中国、フィリピンのダバオにも行ってみたいと思うし、トルコのサバサンドを食べてみたいとか、日本語教師養成講座を終了したら中国語を勉強しようかなとも思う。

あいにく今日はどちらかのインターネットの調子が悪く、Jamesとの近況報告が途中で終わってしまった。「2週間後にまたやりましょう。インドから戻ったら連絡します」次は物理的な旅で何を学んだのか、近況報告できるのが楽しみだ。

旦那をマラッカに連れて行ったら ~DAY 2~

バスが出る14:30まで辺りを散策する。まず私が前に行ったショップハウスの素敵なカフェへ二人乗りの自転車で行く。この自転車はサドルとハンドルが2つついており、私は自転車をこぎたくないのでこの自転車を選んだ。しかしペダルに足を置くと嫌でも一緒にペダルをこがなくてはならないので、最終的には足を自転車のフレームに乗せてうまくバランスを取ることにした。

f:id:Nisshi:20170502214234j:plain

(このようにバランスを取った)

f:id:Nisshi:20170503113906j:plain

このカフェは、ブザーを押して中から店員さんに開けてもらわないと入れないようになっている。また店内では一切写真を撮ることができない。食べ物はハンバーガーなどのWesternなので食べないが、ショップハウスの奥まで入れるのが貴重なのと(外から見るよりも奥行きがあって、とても広い)、古いショップハウスに観葉植物や木でできたおしゃれな家具を配置しており、古さとモダンさを見事に融合させている雰囲気を旦那にも味わってほしかったのだ。

f:id:Nisshi:20170502214322j:plain

www.facebook.com

店内の一部はこのような感じです。(お店のFacebookから写真を拝借できる)

f:id:Nisshi:20170503114553j:plain

Source: Jack Akik - Jack Akikさんが写真を追加しました — 場所: The Baboon House | Facebook

そしてホテルの近くのショッピングモールへ行く。普段旅行中にショッピングモールに行くことはないが、昨日ここでお茶を飲んでいたら、すごくかわいいカバンを見つけてしまった。

(この真ん中の茶色のカバンを2000円弱で購入。シンガポールにはあまりかわいいものがないし、あっても恐ろしく高い)

f:id:Nisshi:20170502213844j:plain

(ちなみにこのお店でした)

f:id:Nisshi:20170502214055j:plain

さてここから気合でシンガポールに帰る。バスは定刻の14:30から15分遅れて発車した。一人そろわず運転手さんが電話をしていたが、諦めておいていった。連休で混んでいるからか、バスはずっと下道を走っている。2時間くらい走って一度トイレ休憩をしたが、その後はマレーシア出国手続き所まで一回もバスは止まらなかった。(恐らく3-4時間走っていたのではないか)前に乗っておられた少しお歳を召したご婦人がぐったりしていた。

マレーシアの出国手続き所は人で溢れていた・・・。列に横入りをしようとしたと思われた人が、いっせいにみんなの野次を受ける。一応順番を守る秩序はあるんだなぁと少し思う。ここで1時間くらいはかかった。

f:id:Nisshi:20170503115215j:plain

結局マラッカを14:45に出て、シンガポールの最終停車場所に就いたのは22時前で約7時間半もかかったことになる。そして私は2度と週末にバスでマレーシアには行かないと決めた。すみませんが、マラッカは「ちょっと近くて安い異国に行くか」という感じで行く場所であり、バスで6時間以上もかけて行き来するところではない・・・。

それでも初のマラッカ旅行だった旦那はとても楽しんでいたようで「やっぱ、異国に行くっていいね~」と言っていたのには安心した・・・。私も気分転換をしたり、遠くから自分を見つめたくてマラッカに2月に行ったので、それはよくわかる。

バスで7時間半もかけて帰ってきた記念に(?)、ナイトマーケットで買ったかわいいプレートをドアに飾っておくことにした。旦那の同僚のマレーシア人と私の知り合いのシンガポール人曰く「週末にマレーシアなんて、シンガポールからバスで行くもんじゃないよ」とのことでした。

(「誰もが金で幸せは買えないというけれど、幸せをどこで買ったらいいかわからないだけなんだ」という面白いメッセージプレート。ブータン人のドド曰く「幸せは自分で作るもの」とのこと)

f:id:Nisshi:20170503134404j:plain