シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

West coast park へ行く

バスで約1時間揺られて、West coast parkへ行く。先日行ったBukit Batokもそうだったけれど、西へ西へ行くほど都会ではなくなりローカル感が高まる。下町の普通の雰囲気が好きなので、そういう場所をたくさん散策したい。

恐らくマラッカへ行った時、この道をずっとまっすぐ行きマレーシアに入った気がするが、今回はマクドが見えたところで途中下車した。そして海沿いに見える公園へ入る。ココナッツの木がいかにも南国らしくてよい。

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地図を見ると結構広いようだ。マクドがあるのでお腹が空けば何か食べられるし、自販機がありSGD1で缶ジュースを買うことができた。西は何でも安い。

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木々を通り抜けて海沿いへ行くと、遠目に港が見え船がたくさんある。ここも視界がごちゃごちゃしていて、地平線に沈むような夕陽を見ることは難しそうだ。Labrador Parkと違って海が近い。

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おじいちゃんが小さな船を漕いでおられました。

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海沿いには学生さんが等間隔で座り、放課後を楽しんでいた。

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サイクリングをされている方もいる。

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芝生の広場があり、学生さんはフリスビーで遊んでいる。

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大人が凧揚げをしている。公園のバックに港の設備が見えるところが、なかなか日本にはない光景でおもしろい。

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ココナッツの実がすごくなっているが、少し危ない。もし頭に落ちてきたら脳しんとうを起こしそう・・・。スリランカの道端で飲んだキングココナッツを思い出す。

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なんか幹がすごく入り組んだ大きな木があり、リスが枝をつたっていた。

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たらーんとぶら下がっていた枝(?)が、このように結ばれている。どうやってこういう状態になったのだろう。自然の力は不思議だ。

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緑が多く草のいい香りがして、気持ちよかった。子供用の遊具もたくさんあるので、ここは家族連れで来るとよいかもしれない。広場に敷物を敷いてピクニックをしたり、バトミントンなどを楽しめそう。(ただし早朝か夕方がいいです。15時に着いたら暑すぎた。サングラスは必須)

ランニングや潮風を味わうのは、Labrador Parkの方がいい気がする。Labrador Parkは陽が落ちると街灯がついて、雰囲気がよくなる。そしてシーフードレストラン(Tamarind Restaurants :: Dining Experiences - Tamarind Hill Singapore)があるようなので、夕陽を見た後そのレストランでワインでも飲みながらゆったり過ごすのもいいなぁ。などと考えていたら無性に白ワインが飲みたくなってきたが、冷蔵庫には冷えたエビスしかない!

シンガポール内で引っ越したい ~内覧編~

こないだ引っ越し候補先の街の雰囲気を見て周ったが、いよいよ空き部屋のある4つのコンドの内覧へ行く。最終的には2つの部屋でとても迷うことになったので、後から「なんでここに決めたんだ!!」となった時のために振り替えることができるよう、記録として判断基準をここに残す。

①1軒目

「うーん、ここはなしかな」オーナーさんが住んでおられた部屋で、あまりいい趣味とは言えない書斎や家具などが据え付けとなっており即座に候補から外れた。「オーナーさんがリノベーションすると、だいたいこういう訳の分からない感じになっちゃうんですよねー」と不動産屋さん。

②2軒目

1) 一部屋目

『ここやな』ベランダが広くて、静かな気がする。リビングの窓を全開にしてベランダとつなげることもでき、部屋に開放感ができる。ベランダに椅子やテーブルを置いて、外で色々と作業がしたい。ただこの部屋のエージェントの担当者がずっと我々について回りセールストークを繰り広げ、契約を取るのに必死だった。不動産屋さん曰く、内覧に来ると分かっていながら部屋の掃除をしておらず、エージェントの今後の対応について少し心配になるとのこと。(入居後にトラブルがあった場合、このエージェントを通してオーナーへ連絡し、修理等の対応が行われるため)

2) 2部屋目

『うーん、さっきの部屋よりなんかベランダからの景色に開放感がないのと、やかましい気がする』1部屋目は誰も住んでいなかったが、ここはまだ人が住んでいる。家具がまだあるので、視覚的にやかましく感じたのかもしれない。間取りは一部屋目と同じで、エージェントはきちんとしているらしく何かあっても安心。

3) 3部屋目

『ここはなしやな。工事がうるさい』部屋の構造上、工事をしている場所に近かった。

③3軒目

『なんかここは孤独を感じるわ・・・』新しいコンドでキレイなのだけれど、この周辺に何もなくつまらない。また新しい高層ビル(?)なんかに住み慣れていないので、なんだか息が詰まる。

④4軒目

もはやよく覚えていない。

我々は、②-1)と②-2)で悩むことになった。これらは同じコンドで同じ間取りの部屋だけれど、微妙に静かさやベランダからの景色が違う。そして一番の懸念が、適当そうなエージェントの担当者だった。このエージェントがきちんと仕事をしてくれないと、入居後にトラブルが起こった時に(このコンドは新しくないので、何らかの問題は必ずありますとのこと)スムーズに問題が解決されず困ることになるのだ。ただ現時点で、このエージェントがきちんと仕事をするかしないかはわからない。また問題が起こるかどうかも、その頻度も程度も未知だった。しかし長年この仕事をされている不動産屋さんの勘みたいなものが、私にはどうしても気になった。部屋的には②-1)が気に入っていたが、安心を優先して②-2)にすることにした。リスクを取ってまで、②-1)にするメリットが最終的には見当たらなくなった。

「新しい場所での生活が楽しみだね」ビールと和食の定食を食べながら、これからどんな生活を作っていこうか色々考えるのだった。

他言語を学ぶことの難しさ

少し日本語に飽きてきたので、ネパール語を勉強する。日本に住むネパール人のラメッシュさんから「文字をまず読めるようになった方がいい」とアドバイス頂いたので、日本語で書かれたネパール語の本をたよりに文字に取りかかるが難しい・・・。とりあえず自分の名前を書いて、あっているかどうかラメッシュさんにメールしてみた。

(私作)

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すると「ちょっと間違っていますねぇ笑」と言われた。「がーん!!難しいです」「書いて送りますねぇ」と丁寧に正解を送ってくれた。二つ目の文字が足らなかったらしい。

(ラメッシュさん作)

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この記号のようなネパール語の文字が、私には美しく見える。しかし覚えるのが難しそうと言うと、ラメッシュさんいわく漢字よりましらしい。

(文章はさらに謎めいて美しく見える。最後の棒は日本語の「。」らしい)

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そしてCDで簡単な形容詞を聞いていると、私がネパールで聞き取りカタカナでメモしたのとやはり違っていた。例えば”高い”はあの時”モンゴ”と記録したが、実際は”マハンゴ”だった。日本語にない発音のものは、脳が勝手に日本語にある音に変換して理解するらしい。

自分が新たな言語を久々に勉強してみて、改めて他言語の習得の難しさを感じた。私と同じように他言語として日本語を勉強している自分の生徒さん達に、敬意を払いたい。特に日常的に日本語を使う必要がないシンガポールに住んでいるシンガポール人は、「もう嫌だ!」となるといつでも投げ出せるのに、そうせずに頑張って勉強を続けている。(私は今日既にネパール語を投げ出したくなった)それはその国が好きで、いつか話せるようになってその国へ行って現地人と話したいからだ。しかしその国からの旅行帰りならまだしも、その後の日常生活の中でそういう目標やモチベーションはいとも簡単に失われてしまう。

語学の教師は正しく言語を教えることはもちろんだけれど、生徒のモチベーションを低下させずに続けられるようにすることが、最も重要なことだと思った。正しい文法を教えたところで、それが「もう嫌だ!」となって辞めてしまっては意味がないのだ。

しかし私もネパール語の先生が必要だ。自己学習の限界を既に感じる。ラメッシュさんからこんなメッセージがきた。「日本にいたら、教えてあげれるんですけどねぇ」・・・ガクッ。

「たまには変えないと飽きるんだよ」

インフルエンザのおかげで、2週間遅れて結婚記念日を祝う。今回はマーライオンとマリーナベイが窓から見える、景色が抜群のレストランだった。品の良いイタリアン料理と落ち着いた雰囲気で、旦那が仕事の会食で使っただけあり本社から来た役員や重要な取引先との会食にぴったりだと思った。

www.dhm.com.sg

もちろんカップルで記念日を祝うにももってこいの場所なのだが、我々は食べるのが早いので、出された料理を一気に食べて手持ち無沙汰になる。そしてだんだん陽が落ちていき、マリーナベイの灯りがキレイに見えてきたところで、マーライオンの異変に気づいた。「なんか青ざめてる!!」

(これはレストランから撮ったもの)

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プロジェクションマッピングと幻想的な音楽で、マーライオンは様々な色に変化していた。「いつもの白いやつの方がいいと思うねんけど」「たまにはあぁやって変えないと、飽きるんだよ」マーライオンに飽きる?マーライオンは何度も見るものではない。シンガポールに来たことの証として、写真くらい撮っておこう。という程度のものだ。ずっと白いとそれすらもういいわ。となるのだろうか。最後にレストランからの素敵なお祝いを頂き、特に興味はないけれど青くなったマーライオンを見に行くことにした。

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しかしレアな色のマーライオンを見るのは、思いのほか楽しかった。写真を観光客にまみれて撮りまくり、シンガポール政府の策略(?)通り、Facebookに投稿してシンガポールの広告に自ら貢献した。

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ただ子供がいつもと違うマーライオンに驚き、怖がっていた。確かに何も知らない子供から見ると、おどろおどろしい音楽と共に色が変わっていくマーライオンは奇妙に映ったに違いない。これからもずっと夜はこの色なのだろうか?期間限定なのだろうか?ネットで調べてみたけれど、これが特別な催し物なのかこれからずっとこうなのか分からなかった。「ずっとこれだよ」と旦那。「そしたらまた何か変えないと、飽きるね」

Bukit Batokで知ったシンガポールの違う一面

10年来の飲み友達のアドバイス通り、社会的な拘束の中で何かの活動を定期的にすることにした。日本語を教える以外に身一つで、自分の経験や能力を活かして誰かの役に立てないかなと色々探していたところ、シンガポールの小学校で先生のアシスタントをするというボランティアを見つけ、よく分からないが直感で応募した。

(このサイトで色々な種類のボランティア活動が紹介されている)

Giving Made Simple, Fun & Meaningful - Giving.sg

今日はその事前説明を受けるためにBukit Batokへ初めて行ったのだが、クリーンで安全なイメージが強いシンガポールにも、他の国と同様に色んな問題があるのだと少し違う側面を見ることになった。あとちょっとした異国の旅気分を味わうことができた。

①Bukit Batokは遠い

まず朝のんびりコーヒーを飲みながら、そのオフィスまでの行き方を調べていると、なんと自宅から最寄り駅まで電車で40-50分+徒歩11分=約1時間もかかるではないか!しかも初めて行く場所で迷うだろうし、遅刻する訳に行かないので慌てて家を出る。そしてすごく晴れていたのに、家を出たとたんに豪雨になり強風で傘が壊れた。

②最近中国語でたまに話しかけられるようになった

電車でおばあちゃんが中国語で何かを話しかけてくるが、当然ながら分からない。多分駅名か何かを聞いているんだろうと思い、駅名がわかる携帯のアプリを見せた。「今ここです。次ここです」と指をさすと、次の駅で降りたかったが今どこなのかわからなかったらしい。おばあちゃんは「バイバイ」と言って降りていった。

③ここ違う国?

最寄り駅に着き、豪雨の中を歩く。ローカル感漂う集合住宅地を抜けて、「153」と書かれた建物を探すがよく分からない。ホーカーのおばあちゃんに住所を見せながら、英語で「153」はどこか聞くが通じない。『あのお兄ちゃんに聞いてみて』というジェスチャーをされ、お兄ちゃんに聞くが『ちょっと僕英語話さないんだ(汗)』のようになぜかすごく焦っている。英語は関係ない。どの辺か適当に指をさしてくれればいいのだ。違うおばあちゃんにバトンタッチされ『ここを抜けて、あっちだ』ということを中国語で言ったのでそっちへ行く。

そのオフィスは、集合住宅地の2軒くらいをつなげて作ったこぎれいなところだった。透明なドア越しに中をのぞくと、かわいらしいシンガポール女子が中から開けてくれた。「お待ちしてました!こちらへどうぞ」と部屋に通され、彼女の上司らしいテキパキしてそうなシンガポール女子が入ってきた。はじめましてと握手をしていると突然「日本人ですか?」と聞かれた。「はい、そうです」「やっぱり。きちんと礼儀正しく座っておられたので、そうだと思いました」他の人は一体どのように座って待っているのだろう?その後、かわいらしいシンガポール女子も同席し、事前説明が始まった。

このコミュニティが運営しているいくつかの学校は、少し一般的な学校とは違うらしい。両親共働きで面倒を見ることができないので子供を預かっている学校、その学校が閉まった後も子供を預かる学校、少し他の子と一緒に勉強するのが難しい子を預かる学校など。しかし一番驚いたのは、孤児院のような学校があることだった。「ここは親が育てられなくなり親戚にたらい回しにされてきた子や、親の虐待などでトラウマを持つ子、親が刑務所にいる子などが住んでいます。18カ月住むことができ、トラウマの治療を受けているのです」「え?シンガポールは安全なイメージで、日本みたいにバカげた犯罪はないと思っていたので、少し驚きました」「そうでしょう?このような施設はシンガポールに実はたくさんあります」時々MRTで家庭内暴力から救う警察官のポスターなどを見たが『こんな平和そうな国に、そんなのあるのかな?でもあるんだろうな』と思っていたら、やはりあるのだ。

「ボランティアの内容は、先生のアシスタントです。ひとクラス20人くらいいるので、1人の先生では面倒を見るのが難しいのです。宿題を見たり、英語や算数などを教えたり、外で遊んだりするお手伝いをして頂ければと思いますが、大丈夫ですか?それに日本語や日本の遊びなど、もし授業に関するアイデアがあれば何でもください」これは思っていたよりも、ガチなやつではないか。正直私にはこのような経験はなく、大丈夫かどうかはいつも通りやってみなければ分からない。(日本語も教えたことなどなかったが、やってみて今のところ続いている)ただ算数が苦手なので、それだけ事前申告をしておく。「すみません、算数があまり得意ではないんです。ただベストは尽くします」「先生がいるので、大丈夫ですよ。彼女になんでも聞いてもらえれば。あと子供が理解しやすいように、英語をゆっくり話してください」「わかりました」その後、事務的な説明を受け同意書にサインをする。

「ところでシンガポールの子供はどうやって遊んでいるんですか?」「その学校では室内だと粘土とか、絵を描いたり、風車などの折り紙で遊んでいます。近年子供は外で遊ぶというよりiPadなどで遊んでいたりしますね。私はあれは好きではないんですがね。それに親が外で遊ばせるのを心配するのです。蚊に刺されないかとか、危なくないかとか。少し日本とは親のマインドが違うと思います。日本の子供はどう遊ぶんですか?」自分の小さい頃の遊びを説明しようとしたが、うまく説明できない。けれどたくさんあったと思う。ゴム飛び、縄跳び、鬼ごっこ、刑ドロ、かくれんぼ、だるまさんが転んだ、あやとり、おはじき、折り紙、五目並べ等・・・。今の子は知らないが、私の世代は主に外で遊んでいたように思う。それに学校では鳥やウサギなどを飼っており、誰かが面倒を見ていた。初夏にはあさがおの種を植えきちんと水をやって育てたし、プチトマトも作った。秋になれば芋ほりがあり遠足で近所の山や公園へ行くなど、自然に触れる機会が多かった。もしやここは運動会もないのだろうか?お弁当も?「シンガポールは小さな国なので、各学校で動物や植物を育てることはできません。代わりにDresortやFarmartへ行き、動物にエサをやったり植物をどう育てるのかを見学するんです」うーん、国によって色々と違うもんだなと思った。

色々なことをお話しし、最終的には週一回長期的に3-6時までTeacher assistantとして来れないか?という運びになった。どうやら日本人というのと日本語教師もどきというのが、彼女にピンとこさせたらしい。「日本人は初めてです。先生っぽい人が必要なんです。子供は大人がいると安心しますし、あなたが色々と学んできたことを子供に教えてもらえたらと思います。一度今度の半日活動をして、ぜひお考えになってください」「ありがとうございます。そうします」1時間を少し過ぎ、オフィスを出た。豪雨はまだ続いていた。

Bukit Batok駅横のローカル食堂で、きしめんの焼きそばと野菜炒めを食べライムジュースを飲みながら(なんとこれでSGD3.5)、マリーナベイやラッフルズホテルなどのキラキラした面だけがシンガポールではないのだと改めて思った。そこには現地の方の生活があり、色々な社会問題がある。前にランチをしたスペイン人がこう言っていた。「シンガポールは三層くらいに社会が分かれている。一層目は外国人で彼らは裕福な暮らしをしている。二層目はシンガポール人で中流階級。三層目はインドやフィリピンなどからの出稼ぎ労働者だ」そしてシンガポール人のJamesは言っていた。「シンガポールは教育環境が厳しい。一度道をそれると、元に戻るのが非常に難しい。道を誤ると誤った道のまま進むしかなくなるんだ」ぼやっと色んなことを思い返していたら、突然店の中に鳥が入ってきて誰かが食べ残したご飯をつついている!店のおばちゃんが鳥を追い払ったが、鳥はドアの上でひそかにまた食べ物を狙っている。『あぁ、これもシンガポールなんだな~』と思いながら、また1時間ほど電車に揺られておうちへ戻った。

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Laborador Parkへサンセットを求めて

マラッカで夕陽を見損ねたので、なんとかシンガポールで挽回したい。西の方にあるLabrador Parkの海辺へ行ってみたが、ここはとても良かった。街中のコンクリートジャングルから抜け出し、夕暮れ時に潮の香りをかぎながら目の前に広がる海を見て、ボーッとするのはとても人間らしい活動だと思った。

(自然の中で瞑想やジョギングに励んでいる地元の方々)

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最寄駅は黄色のラインのLabrador Parkで、このような木々が生い茂る道を15分くらい歩く。この道を歩いていると、蝉、コオロギ、スズムシ、カエルのような色んな虫の声が一気に聞こえ、これは普段生活しているところではあまり聞かない音だった。工事の音は全くしない。ここに生えている木々はしっかりを地面に根を張っており、非常に大きく植林ではなさそう。それに18:30くらいだったので涼しい。

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歩きながら、過去の似たような情景がいくつか自然と浮かんできた。日本の秋や、去年10月に行ったインドのシッキム王国の跡地。(あの時も日が暮れる前に森の中を歩いた)人の記憶は香りと結びついていることは知っていたが、音や気温などの感覚にも結びついているのだなぁと改めて思った。そしてこんなに自然の中をただ歩くことが気持ちいいと、久々に感じた。人間も動物の一種であり自然の一部なので、自然に触れなければ息苦しくなるのだ。たまにはこうして人工ではない自然に触れなければならない。

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道の途中にある地図で現在地を確認し、海に近いCar park Bを目指す。すると一気に海に視界が開けた。

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とその前に、普通の公園ではお目にかかれない鳥達に目を疑う。(クジャクが普通にいる)

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海にはたくさんの船がおり、それをバックにインド人の親子が楽しそうに話していた。

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結構海辺にベンチがたくさんあるので、座ってのんびりと本でも読むのにいいかもしれない。ただ昼間は恐ろしく熱いはずなので、夕方か早朝がよさそう。

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残念ながら、またもや今日は曇りでサンセットを見ることができなかった。それに船から荷物を引き上げる港の設備が、私の目にはごちゃごちゃ映った。(旦那はシンガポールらしくていいと言っていたが・・・)地平線に落ちていく大きな美しい夕陽をどこかで見たい。

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夜になるとライトが灯り、少し幻想的になる。空を見ると大きな星が一つ見えた。シンガポールに来てから、星を見ることなどなかった気がする。

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ここは私が求めていたホッとできる場所の一つかもしれない。海の側で育ったのでいつも海が恋しかったけれど、East Coastはなんだか人が多そうだしあまり行こうと思わなかった。ここはそんなに人が多い印象を受けない。多分、砂場がないからだろう。次は村上春樹の新刊「騎士団長殺し」の二巻目をもって(もうすぐ一巻目を読み終わる)読書をしたり、シンガポールらしい港をバックにしたサンセットを見に来るかな。

ブータン人とメキシコ人と関わった日

朝起きるとFacebookになぜか知らないブータン人から、友達リクエストがきていた。既に友達のドドさんとカドさんの友達で、私と繋がったのかな?と思いきや、ドドさんともカドさんとも全く繋がっていない人だった。ティンプー在住というのだけが、ドドの在住地と一緒だった。ブータン人に悪い人はいないと信じて疑わない私だが、一応何者かをメッセンジャーでまず確認することにした。『こんにちは。友達リクエストを頂きましたが、お互い会ったことがないと思います。間違いか何かでしょうか?ところで、私はブータンへ行ったことがあり、とてもブータンが恋しいです・・・』すると友達リクエストを承認した覚えはないが『承認してくれてありがとうございます!私は友達になりうる世界中のみなさんを愛しています。ところでブータン旅行はいかがでしたか?』と少し無邪気でブータンの方らしいコメントにほっこりしてしまった。そしてまた好奇心が勝ち、承認することにした。

(ブータンの王妃と王子。なんと素敵な写真なのだろう。月替わりでデスクトップ用にダウンロードできる)

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Source: Desktop Calendars for March 2017 - Yellow

お互い何者か分からないので、しばらくやり取りをしていた。『ブータン旅行は私の人生で最も素晴らしい旅でした。ブータンの方は温かくて親切で・・・特に私はプナカが好きです』『私は国も人も美しい日本が大好きです』どうやらこの方は私と歳が近く、ネパール語が堪能なことが分かった!(ブータンの一部の方はネパール系なので)そしてブータン自体も発展途上国にも関わらず、この方はさらに貧困国であるネパールの孤児を救うボランティア活動をされていて、ブータンに戻ったらしい。

『どうしてネパールでボランティア活動をしようと思ったのですか?』『マザーテレサの本を読み、私の心を打ったのです。そして他の人のために新しく何かしようと思ったんです』なんということだろう。ブータンへ行った時に、他の人の幸せが自分の幸せであり、みんなのためにお祈りしているというブータン人の精神性の高さに驚いた。そして何もかもに恵まれているくせに不満ばかり言っていた自分を恥じたが、この方はさらにその精神性の高さに磨きをかけている。というか、ごく自然に精神性を高めるような活動をしているのに脱帽した・・・。そのように伝えるとこう返ってきた。『大きなことはできませんが、小さな行動を大きな愛情で行うことはできます』そういうところに脱帽するのです、とため息が漏れた。なんでこうなったのか知らないが、今後も連絡を取り合いましょうといってチャットを終えた。

いつも思うのだけれど、ブータン人のFacebookの投稿のコメントが素晴らしい。(ドドさんが友達の投稿にいいねをした時、その内容を私も見ることができる)彼らは公的な場以外では伝統衣装は来なくてもいいので、たまにブータン女子が結構露出の激しい服を着て、バーで撮った写真などをアップしている。しかしコメントは、私が頭をひねってもすぐに出てくるような文言ではない。例えばこのようなものだった。

・The love of a family is life's greatest blessing(家族の愛は、人生において最大の神様からの贈り物)

・We are shaped by our thoughts; we become what we think. When the mind is pure, joy follows like a shadow that never leaves.

(我々は我々の思考からできている。考えが純粋であれば、自分から離れることのない影のように、喜びはずっとついてくる)

・Nothing is permanent(永遠に変わらないものなど何一つない。つまり今あるものに感謝しなさいと言うことだと思われる)

・With every sunrise we have the opportunity to make the choice to be a better version of ourselves!(自分をよりよくする機会は、毎日の夕陽のようにある)

夜は日本に住むIT開発者のメキシコ人に、日本語をスカイプで教える。今日はレッスン時間までに家に帰れなかったらしく、東京のカフェから参加されるという。「こんにちは~また会えてうれしいです」「私もです」スカイプの向こうからは”いらっしゃいませ~”などの日本語が聞こえてき、彼の周りにはペラペラ日本語を話す日本人がたくさんいる。にも関わらず、この方はイヤホンをしPCを通じて、シンガポールに住んでいる日本人と会話をしている。しかも有料で・・・。何かがおかしい。

私は日本で英語があまりできなかった時に、英会話カフェに通っていた。東京は外国人も多いし、気軽にお茶でも飲んで安く楽しく話せる日本語会話カフェのようなものがないのだろうか。と思い調べてみるとあるにはあるが、私が見たものは夜のレッスン時間が19時~など早すぎて社会人には難しそう・・・。もし私が東京にいたら、毎週モヒートでも飲みながら直接教えるのだが。

(あぁ、たまにはさっぱりしたカクテルもいいなぁ)

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Source: http://www.lifehacker.jp/2013/07/130707perfect_mojito.html

何だか知らないが、色んな国の人と出会った(?)なぁと思いながら、一日を締めくくったのはシンガポール人のKelvinだった。『見て!ひらがなの練習してる!』日本で買ったポケモンのノートに、頑張って”あいうえお”を書いている…。私は感動で泣きそうになった。

(”え”が難しいらしい。そうだよね・・・”ぬ”も難しいよ)

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