シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

    

シンガポールでプラナカン文化に魅せられて

ショップハウスが好きすぎて中に入りたくなり、Outramにあるショップハウスのツアーに参加することにした。この紫のショップハウスはNational University of Singaporeが買い取り管理しているもので、中はプラナカンのインテリアがきれいに残されており(いくつかはレプリカ)、プラナカンとは何かや昔のこの家の持ち主についてお話を聞くことができる。

f:id:Nisshi:20170815173149j:plain

このツアーは事前予約制で、babahouse@nus.edu.sg宛てにメールで予約が可能。ツアー開催日と時間は決まっており、ウェブサイト(NUS Baba House - Singapore Peranakan Architecture - VisitSingapore)で確認できる。参加者は観光客が主でヨーロッピアン、マレーシア人、多分インドネシア人?と私日本人などの約10人だった。

ガイドの方がショップハウスについて分かりやすく説明してくださる。このショップハウスは1895年に建てられたそうで、ウィーさん一家が住まれていたそうな。ウィーさん一家は船会社を経営し富をなしたが、初代ウィーさんもその息子もまたその息子も、30代や40代、20代などで若くして亡くなっており、富を家族で分かち合うことができなかったとか。

(”盛種”は漢字の通り、子孫が増え末永くこの家が繁栄しますようにとのこと)

f:id:Nisshi:20170815173253j:plain

ところでプラナカンとはマレー語で”Local bornという意味らしく、昔々マレーシア人と中国人やマレーシア人とインド人やマレーシア人とアラブ人などの組み合わせで国際結婚をし、生まれた子孫をプラナカンという。したがって中華系プラナカン、インド系プラナカンなどの種類があるが、中華系プラナカンが大多数を占めるとのこと。プラナカン文化の一つに「ニョニャ料理」があるけれど、ニョニャはプラナカンの女子のことを言うらしい。ババは男子を指す。

(よくショップハウスの上の方に漢字が書いてある。これは中国語の詩の一部だそう)

f:id:Nisshi:20170815173319j:plain

(確かに違うショップハウスにもありました)

f:id:Nisshi:20170815173519j:plain

このツアーは非常に楽しかった。まずショップハウスの中のインテリアが本当に美しい。(あぁ、写真を撮れなかったのは残念・・・)中華風のデザインなんだけれど、ところどころヨーロッパのデザインや家具を取り入れており、その融合が美しい。古さもモダンさも感じられる。それに正面から見るとコンパクトに見えるが、中に入ると奥行きがものすごくあり広い。これは税金がショップハウスの幅(?)の長さを基準とされていたため、幅は短く奥行きは広くしたことで節税していたとか。

(別のショップハウスですが、外から見ても奥行きが長い)

f:id:Nisshi:20170815173808j:plain

彼らはヨーロッパなどの新しい文化を積極的に取り入れたために、ショップハウスや食器なども美しいパステルカラーが使われている。壁に敷き詰められた色鮮やかな美しいタイルは、中国、ヨーロッパ、日本などの海外で作られたものだそうな。そして中国出身者の中でプラナカンが、ヨーロッパ諸国やマレーシアなどの海外企業といち早くビジネスを行っていたそうだ。ちなみにシンガポールのプラナカンは主にマラッカからやってきた方達らしい。

(別のお宅ですが、玄関先のタイルが美しい)

f:id:Nisshi:20170815173505j:plain

「ぜひプラナカン博物館やプラナカン料理を試してみてください。ラクサもプラナカン料理の一つです」プラナカン博物館は日本語のツアーがあるそうで、今度行ってみよう。

この辺りはショップハウスが多いので、ブラブラする。

(裕福さを示すために、より高く建物を建てようとしたらしい)

f:id:Nisshi:20170815173435j:plain

f:id:Nisshi:20170815173440j:plain

(壁にはたまに、昔のシンガポールの絵が描かれてある)

f:id:Nisshi:20170815173456j:plain

ショップハウスを見ながら『こんな美しいところに住めたら、毎日家に帰るのがもっと楽しくなるだろうな~』と思った。古いので、多分色んなところがよく壊れるだろうけど。

(道端で小さなテーブルでお茶飲んだり)

f:id:Nisshi:20170815173510j:plain

(このパステルカラーなんだけど、中華系の赤いぼんぼり?という組み合わせがなんか素敵)

f:id:Nisshi:20170815173523j:plain

プラナカン文化は、シンガポールで感じられる数少ない古さの一つかもしれない。モダンなシンガポールもいいけれど、昔のシンガポールを知るのも楽しく、今日話を聞きながらここに住んでいた人のことを想像するのはなかなか面白かった。それに新しいことを知るのはいつも新鮮で、知らなかったことを知ると次の疑問が沸く。「ショップハウスはきれい」で終わらず、なぜこういうデザインなのか、どんな人が住んでいて、どんなものを食べ、どのような暮らしをしていたのか・・・などの背景を知ると、見ている物の深みが増す。

なんだかビールを飲みながら、プラナカン料理が食べたくなってきた。前回行ったプラナカン料理屋はメニューに写真がなく、一体何の料理なのか訳が分からなくて撃沈したけれど、リベンジしてみようかな。

Tiong Bahru Marketでの日常の一コマ

Tiong Bahru Marketへ買い物に行くことにした。まず果物コーナーへ行き、前に買ったメロンをさっそく発見。メロン半分でSGD4(約320円)は安い。前回はボボチャチャを中国語で注文し全く通じなかったが、また中国語を使ってみる。「我要一个(一つください)」「四△◇(お金の単位は習ってなくて聞き取れない)」「謝謝」「謝謝你」通じた!実はボボチャチャを注文した時は注文の仕方を習っていなかったので、英語で言う「Please give me one ボボチャチャ」のような表現を使ったが、中国語の先生曰く「客だから、Pleaseなんて言わなくていい。我要ボボチャチャ(I want ボボチャチャ)と言う。中国語はとてもダイレクト」だそう。

次に野菜コーナーへ行く。すごく流行っていて、我々もなすび、トマト、レモン、ミントの葉(腸によいので)などを購入。お店のおじちゃんがなぜかパクチーとねぎをサービスしてくれた。

f:id:Nisshi:20170813155958j:plain

(このお店はOrganic野菜のよう。でもスーパーよりも安かった)

f:id:Nisshi:20170813155959j:plain

次に卵を10個買う。「yi, er, san, si, wu...(一二三四五・・・)」数も中国語で数えてみる。色々な色の卵があり、我々は10個でSGD2.6のものを購入。

f:id:Nisshi:20170813160006j:plain

お花屋さんでいつも買う紫の洋蘭を買う。ここは一本SGD1。ちなみにリトルミャンマーは、三本でSGD3.5。でもリトルミャンマーの洋蘭の方が大きくて花がたくさんついている。そういえば、まだ中国語でお花の数え方の単位を習っていない。細長いものの単位は「瓶」と前回習ったが、花の単位も「瓶」なのだろうか?

f:id:Nisshi:20170813160011j:plain

この後によった別の八百屋さんに、やけに大きなゴーヤとものすごく小さいゴーヤがある。どっちを買うべきが悩んでいたら、なぜか小さいゴーヤを無料でくれた。試してみて、小さいゴーヤでよかったら次買ってくれたらいいからとのこと。先ほどの八百屋さんでもそうだけれど、なんだか市場は人と人とのやり取りがあっていいなぁ。次はここでゴーヤを必ず買おう。

最後に魚屋さんに寄る。切り身になっている鮭6切れでSGD10だったので、さっそく購入。

f:id:Nisshi:20170813160018j:plain

「あっついわ~ジュース飲もう」二階のホーカーで私の好きなリンゴと人参のミックスジュースを飲んで、少し休憩する。

f:id:Nisshi:20170813160027j:plain

市場を出て家に向かう途中、珍しく小さな家庭菜園を見つけた。

f:id:Nisshi:20170813160042j:plain

しかも私の大好きなパンダンの葉を発見!このパンダンはシフォンケーキや食パンの味付けなどに使われており、ココナッツのような甘い何とも言えないいい香りがするのだ。こんなところに植えてあるのを見つけて、ちょっとした感動だった。

f:id:Nisshi:20170813160112j:plain

気が付いたら、結構買ってしまいました。

f:id:Nisshi:20170813161501j:plain

昔は日本にもこういう市場がもっとあったような気がするが、スーパーに変わってしまったのが寂しい気もした。なんでも機械化されて便利だけれど、たまには人と話しながら物を買ったり顔なじみになるのも楽しい。よく思うけれど、商売は結局人と人の繋がりなのだ。八百屋で何かサービスしてもらえば次もあそこで買おうと思うし、お花屋のお姉さんに「また来てね~」と言われれば何だか嬉しい。そういう日常の何気ない一コマを大事に過ごしたいなぁと思う。

シンガポールで内視鏡検査をすることに

腸の調子が完治しないものだから、ついに内視鏡検査の日がやってきてしまった。稀に新興国を旅行中にひどい下痢で現地の病院へ駆け込んだことはあったが、まさか異国で内視鏡検査を初体験することになるとは思いもしなかった。何が辛いかというと、検査当日の朝に飲まねばならない下剤だった。これは2Lの水に粉末の下剤を溶かして飲むのだが、5時~6時の間から8時までに2Lを飲み終わらねばならない。私はもともとあまり水分を取らないので、そんなにたくさん水を寝起きに飲めない・・・。しかも粉末を溶かすとなんだか甘じょっぱい味になり、さらに飲むのを難しくさせた。「これは時間を測って、戦略的に飲まんとあかん!」となり、250mlを15分以内に飲めるようタイマーをセットしてちびちび飲む。ブータンのことわざに『ロバでもラサへ行ける=少しづつでも前に進めば、最後はたどり着く』というものがあり、『その通りだ!それにもっと辛い目に色々合ってきたのだから、絶対できる!』と思いながら頑張ることにした。

(いつもいる近所の猫。定位置)

f:id:Nisshi:20170812164433j:plain

が、1.5Lくらいであっさり諦めることにした。もう8時になってしまったし、これ以上体が受け付けない。これを全部飲まなかったらどうなるのかをネットで調べていたら、1Lも飲めずにギブアップしている人がいたが、検査は滞りなく行われていた。旦那に笑顔で報告しに行く。「終わったー♪」「??まだあるでしょ?」「この人全部飲んでへんもん」「それはこの人だけでしょ!飲みなさい」「嫌だ!!これ以上飲んでも変わらへん!!」下剤はよく効き、何回もトイレに駆け込むことになった。水を飲んではトイレに駆け込むを5-6回は繰り返し、『わたしゃ人間ポンプか』と思った。

お腹が空いたまま病院へ行き、その後はスムーズに事が進んだ。まずベッドに寝かされて、小一時間くらい待つ。室内は恐ろしく寒い。そしてベッドを手術室に移動される。その移動中に『私はこんなところで、一体何をしているんだろう??』と不思議に思い、笑いが込み上げてきた。手術室にはいつも診て下さっていた先生がおり、看護婦さんが左手に点滴を打つ。「はい、じゃあ左向いて寝てくださいねー。足をこう曲げて」とおもむろに検査が始まろうとし、『え?眠らされるって聞いてたけど、いつ眠らしてくれんの??早くしてくれ・・・』と思っていたら、何かを左腕にまた打たれた。「それ、いい夢見れる薬ですので、ただちょっと痛いんですよね~」「すごく痛い!」と言い残し、そのまますぐに眠ったらしい。ふと目が覚めて「検査は終わりましたか?」と尋ね「何の問題もないですよ」というのをぼんやり聞いた後また眠りに落ち、次に目が覚めたのは手術室とは別の部屋だった。検査中はすっかり眠っていたので、何も痛みはなかった。しかも私は割と早く目が覚めたようで、普通に病院から出された軽食のツナサンドをむしゃむしゃ食べ、検査結果を聞きに行った。

(今日は猫の場所が乗っ取られていた)

f:id:Nisshi:20170812164749j:plain

「腸はこのようにきれいです。異常はありません。なので診断結果は、過敏性腸症候群ということになります」検査結果の腸の写真を記念に頂くことにした。「ミントのカプセルを出しておきますから(ミントは腸にいいらしい)、これで様子を見てください。もしまた気になるようでしたら、お越しください」「ありがとうございました!」

これで一件落着したかのように見えるが、過敏性腸症候群はストレスが原因でお腹の調子が悪くなる病気であり、これ以上治療法がない。私は一体何がストレスになっているのか全く分からないのだが、何にストレスを感じているのかを突き止めて排除しなければ、また同じことを繰り返しかねない。しかし今回の出来事で、健康が改めて大事だということを再認識できたのはよかったかもしれない。それもストレスで、こんなに体の調子を長々とこじらすことになるとは。新興国へ旅に出て無茶をしそれを楽しんでいたが、実はもうそんなに若くないらしい。(うん、明らかに若くない)精神年齢だけが止まったままで、体は刻々と老いていっているのだ。ただ私からアドベンチャラスな旅を取ったら人生の30%の楽しみがなくなってしまうので、今後はきちんとストレスを解消しながら体力をつけよう。そしてまた新興国でえらい目にあうようなタフな旅をしよう!

(ネパールの村を3時間半歩いたり)

f:id:Nisshi:20170812165834j:plain

シンガポールに2年住んだ英語力

シンガポールに来て約2年が経ったが、日本にいた時とあまり英語力が変わらないのは気のせいか・・・。むしろ何か退化している気がする。今日もシンガポール人のJamesとキャッチアップをしていたが、いつにもましてすっと言葉が出てこない・・・。それでも結局2時間半喋り続けたのだけれど。

英語が退化する要素はいくつか考えられた。まず日本語を教えているので、日本語を使う機会の方が多い。レッスンはビギナー1人を除いて日本語で教えているし、日本語教師養成講座を受けているので日本語に触れる時間が必然的に長くなる。旦那も日本人だし。次に中国語を習いだしたので、英語よりも中国語を覚えることに時間を使っている。中国語の語順は英語と日本語を足して2で割ったような感じで、これもまたショートメモリーの私は英語を話す時に訳が分からなくなる要素の一つに違いない。しかし最大の理由は、英語の面白さを忘れてしまったことにあるのではないか?

(中国語のレッスンは、猛スピードで進んでゆく・・・)

f:id:Nisshi:20170811205057j:plain

英語を勉強した最大の理由は仕事で必要になり、できないとクビになるんじゃないかと恐れたからだったが、それ以外にも魅了するものがたくさんあったはずだった。例えば初めて一人で行ったロンドンの旅で、せっかく誰かが話しかけてくれてもさっぱり何を言っているのか分からなかった。あの時『もっと英語が話せたら、この旅は違ったものになったはずだ』と悔しい思いをした。他にも日本語ではキザで言えないようなことも英語だと表現できるユニークさや、英語を話す人達と自分の考え方の違いにも惹かれたように思う。シャネルのCMに出て来るメッセージ”Be yourself(自分らしくいなさい)”やアメリカで働いた時に上司に言われた”You can do anything you want to do(やりたいこと、何でもやりなさい)”のようなことを、日本語で言われたことなどなかった。いつも他人からどう見られるかを気にしたり、自分がやりたいことよりも日本の社会の中で”普通こうあるべき”というのから、いかに外れずに生きるかを考えていたので、こういった自己を尊重する表現は新鮮だった。それに海外に行き英語を話すと自分を飾る必要がなく、いつも開放感を感じた。

(あーどこかキレイなビーチへ行きたい)

f:id:Nisshi:20170811205409j:plain

が、今はその海外が日常になり、昔アメリカで住んだ時のように劇的に英語力が伸びなくなってしまった。普通に生活をしている限り、買い物をするとか、食べ物を注文するとか、ちょっと何かを人に聞くとか、予約する、雑談をするなどの決まったパターンでしか英語を使わず、何か込み入った話題について意見を戦わせる力まではつかない。(これをつけたい)英会話でJimさんに相談する。「あのーいつも思うのですが、一体どれだけ勉強すれば英語が流暢になるのかと気が遠くなります」「そうですね。一定のレベルまでくると、そこから劇的に進歩するのは難しいです。明確な答えはないのですが、今やっていることを続けてください。後退しないことも一つの進捗です」ふむふむ。「毎日続けると、自分では気づかないうちにちょっとずつ前に進めます。一週間全く話さないだけでも、簡単に忘れてしまいますから。あなたがこないだ少し日本に帰った後、いくぶんか流暢さを失っていましたよ。話しているうちに、取り戻しましたが」たった一週間で・・・全然気づかなかった。

語学を学ぶことに終わりはないし、近道もない。それは自分の言語でも他言語でも同じことだと思う。自分の母語である日本語だって、完ぺきではないのだ。(敬語とか漢字とか)しょうがないので出来ない自分をまずは認めて、コツコツまた積み上げていくことにした。中国語のクラスで4か国語を操り、5か国語目に中国語を学んでいるイギリス女子がいるのだけれど、一体どうやって各言語を維持しているのだろう・・・。頭の中を覗いてみたい。

ミャンマーの誘い

今朝日本語レッスンのとある生徒と、やりたいことをリストにすると実現する率が高くなるという話をしていた。そして彼に言われた最後の日本語「お互いの願ったことが、叶いますように」が、なぜか頭に残った。祈ってもらったというほどのものではないが、なんだか本当に叶うような気がした。そして温かい気持ちにもなり、その言葉をそのままどこかにしまっておきたいと思った。

なんだか自分も「お互いの願ったことが、叶いますように」をどこかに祈りたくなった。何と表現すればいいか分からないが、人様に私の願いが叶いますようにと言ってもらったので、なぜか自分も”あなたの願いも叶いますように”と思いたくなった。これは一体どういう心理なのだろう?何かをしてもらったら、きちんとお返しするという染みついた習慣的な要素なのか、それとも人に良くしてもらうと自分も他の人に良くしたいと思うようになる類のものなのか、よく分からない。

久々に去年見つけたシンガポールのチベット仏教寺院へ行こうかと思ったが、どうも都会の中にある新しい寺に祈りに行く気がしなかった。(場所なんて関係ないのですが・・・)これが日本だと緑の中にある古いお寺や神社に行って手を合わせるのだけれど、そういう場所がこの国には見当たらない。『あぁ、シッキムやダージリンで行ったような、緑の中にある古さが感じられるお寺で静かにお祈りしたり物を考えたいなぁ』私は定期的に『人生ってなんなんだろう?』などという取り留めもないことをグルグル考えるのが好きなのですが、最終的には自分でも何を考えているのかよく分からなくなり、混乱を招く・・・。

(シッキムにあるひっそりと佇むチベット仏教寺院)

f:id:Nisshi:20170810174610j:plain

f:id:Nisshi:20170810174649j:plain

そこで東南アジアで緑が多くて、古さを感じられるものがありそうなところを考えてみる。カンボジアにはアンコールワットがある。しかも去年行ったけれど、暑すぎてぶっ倒れそうになり、あまり見ずに引き返してしまった。『カンボジアにまた行こうかな・・・安くていいスパも多いし』しかし今は雨期のよう。タイは昔アユタヤに行ったし、ラオスは去年行ったばかりだし・・・。「そうだ!ミャンマーがある!ミャンマーに行くか」

シンガポールからミャンマーまでは、飛行機で約3時間。しかも今は雨期だからか、往復1万3千円で済むではないか。週末に二泊三日か三泊四日で行ければ十分だし(多分、三泊の方がいい)、ホテル代もそんなにかからないはず。雨期の時はスコールが降るらしいが、シンガポールも突然ザーッとよく雨が降るのでさして問題には感じないだろう。行ってしまえば、大抵のことは何とかなる。

ミャンマーのお寺、自然、人、食べ物が私を呼んでる!!(気がする)

リトルインディアを散策

今日はシンガポールの建国記念日で祝日だった。しかし朝7時に近所で何かのイベントがあるのか、リハーサルの音楽がでかい音で流れたりマイクテストが始まって、起こされてしまった。ここは自分の国ではないし、今日はめでたい日なのでどうこう言える立場ではないが、この時間からしないといけないのでしょうか・・・。「なんかマイクテストで『Lao shi(老师=先生)、Lao shi(老师)』って中国語で言ってへん?」「そんなわけないじゃん。ワンツーワンツーっていってんだよ」あらら。中国語も英語のリスニングもひどかった。

(駅で赤い服を着た人たちが続々と集まっていた。建国記念日にちなんだ町内会のイベント的なものだったらしい)

f:id:Nisshi:20170809202957j:plain

52周年記念と何の関連性もないけれど、リトルインディアに新しいスイーツを試しに行くことにした。

(町中の至る所に国旗が吊るされている)

f:id:Nisshi:20170809203021j:plain

ここはLittle India Arcade(48 Serangoon Rd, #1-16)にある北インドのスイーツ屋さん。見慣れないスイーツが並ぶ。

f:id:Nisshi:20170809203032j:plain

我々はピンク、白、黄色、かき色など色々な色のスイーツを5個買った。早速食べてみると、結構おいしい。ういろうに似た味のものがあったり、かぼちゃの味がしたリ、ジンジャーやお芋の味がしたりと、洋菓子とも和菓子とも違った美味しさがあった。種類が豊富なので、今度他のものも試してみたい。

f:id:Nisshi:20170809203034j:plain

f:id:Nisshi:20170809203038j:plain

リトルインディアにはいつもネパール料理や南インド料理を食べにくるくらいで、こんなアーケードの中を散策することがなかった。スイーツ屋さんを右手に奥へ歩いてみると、お土産屋さんが出てきた。

f:id:Nisshi:20170809203041j:plain

 雑多に色々置いてあるが、結構いいものがある。

f:id:Nisshi:20170809203047j:plain

私はスティックタイプのお香をしまうケースと、お香を焚く時にお香を刺す入れ物を買った。二つでSGD22。

f:id:Nisshi:20170809203306j:plain

他にもダージリンやブータンで買ったようなチベット柄の布製品などがある。

f:id:Nisshi:20170809203049j:plain

ラダックで買ったようなジュエリーボックスや象の刺繍を施したクッションカバーなど、日本のアジアン雑貨で売っていそうなものがたくさん置いてあった。

f:id:Nisshi:20170809203053j:plain

チャイを飲みながら買ったスイーツを食べることにした。インド人(もしくはインド系シンガポール人)にまみれて、マサラチャイを買う。

f:id:Nisshi:20170809203115j:plain

ここのマサラチャイはなかなかおいしい。カルダモンのスパイスが効いており、マナリで飲んだインディアンティーを思い出させた。

f:id:Nisshi:20170809203118j:plain

でもなんで、こんなコーンポタージュみたいな色なんだろう?

f:id:Nisshi:20170809205756j:plain

外の席でスイーツを食べチャイを飲んでいたが、ここはカオス感がすごかった。テーブルが汚いものだから、絶えず鳩が近くで何かをつついており、頭の上や目の前を飛び回っている・・・。おかげで「ひえー!!」とか「シッシッ!!」とか言いながらお茶をせねばならなかった。今度友達がシンガポールに来たら、ここに連れてこよう。そしてこういう所にいると『あ~。またインド行きたいなぁ』と思ってしまう。

f:id:Nisshi:20170809203214j:plain

(鳩がテーブルにあったおじちゃんのチャイをひっくり返し、食べ物も奪った)

f:id:Nisshi:20170809210228j:plain

いつもお香を買っている露店が今日は閉まっていたので、別の店で探す。サンダルウッドのお香が気に入っており、箱買いすることにした。(SGD5.5だった。安い)ちなみにこの店で買ったのだが、ココナッツを細かく砕いたものも買えるよう。私はココナッツチャツネ(南インドの朝食とココナッツチャツネのレシピ | INDIA GO!)が大好きなので、いつか自分で作ってみたい。他にも南インド料理に必要な色んなスパイスがここには揃っていそうだった。

f:id:Nisshi:20170809203259j:plain

(機械にかけてココナッツを細かくしてくれる)

f:id:Nisshi:20170809203304j:plain

そろそろマリーナベイの近くで行われる52周年記念のパレードが始まるので、家に帰って中継を見る。しばらくすると、外に国旗を掲げたヘリコプターが見えた。他の家の人も窓から写真を撮っている。

f:id:Nisshi:20170809203308j:plain

次にテレビを観ると、もうそのヘリコプターがマリーナベイまで飛んでいた。

f:id:Nisshi:20170809203318j:plain

その後も我々はテレビ中継に釘付けになり、52周年記念と私の来星2年記念が平和にすぎていったのだった。

f:id:Nisshi:20170809203357j:plain

シンガポールで乗馬体験!

久々に馬に乗ることにした。日本にいた時は乗馬と聞くと、貴族か。と思っていたが、ブータンでポニーに乗って以来その楽しさに目覚め、オーストラリア、インドで馬に乗ってきた。そしてシンガポールでも緑の中を1時間馬に乗れるのを見つけ、乗馬初体験でありストレスフルな生活を送っている旦那を、さっそく連れて行くことにした。

シンガポールでいくつか乗馬をするところはあるが、今回はブキティマにあるGallop stable(Trail Rides)という乗馬スクールにした。1時間、2人でSGD235.4(GST込み)。こぎれいなレストランで、2人で酒とディナーを取るのを一回控えるくらいの値段だった。この値段はオーストラリアで乗馬をした時よりも確か安い。ここがシンガポールであることを考えると、悪くない値段だと思う。

ここは乗馬クラブだけでなく、ヨガセンターや小さなプールなどもあるちょっとした複合施設になっていた。乗馬をする場合はこの黄色の建物に行く。名前や住所などを書き、ヘルメットと靴を貸してもらい馬がいるところへ移動する。

f:id:Nisshi:20170806151719j:plain

いつも毛並みの白い女子の馬に乗ってきたが、初めて茶色い男子に乗った。彼の名はキウイ―。なんと今回我々二人のためにスタッフが四人もおり、一人一人の馬をわざわざスタッフが引いてくれた。

f:id:Nisshi:20170806152229j:plain

(初体験の旦那もご満悦の様子)

f:id:Nisshi:20170806151738j:plain

広くはないが一応Trail raides用のコースがあり、蝉が鳴く緑の中をのんびり歩いていく。馬に気の毒だったのは、コンクリートの道を歩かされることだった。コンクリートの坂道を歩いている時、馬は足がカクカクなり非常に歩きにくそうだった。ブータンもオーストラリアもインドの馬も、歩いていたのは土や砂利などの自然な道だった。

f:id:Nisshi:20170806151734j:plain

視点の高いところから景色を眺めて、緑の中を歩くのは気持ちがいい。ただ暑い!

f:id:Nisshi:20170806151742j:plain

1時間はあっという間だった。楽しかったのだけれど、オーストラリアでやったのに比べるととても守られている感があった。オーストラリアでは5人くらいに対してスタッフが先頭に一人しかおらず、自分一人で馬を動かしていた。左右にたずなを引っ張って方向を変えたり、足でポンッとお腹を蹴って走らせたり、たずなを引いて止まらせたり。スタッフがいない分、馬は勝手に草をむしゃむしゃ食べてちゃんと歩いてくれなかったりしたが、それも楽しかった。それに比べて今回の乗馬は、ずっとスタッフが馬を引いており人間はただ乗っているだけ。基本歩くだけで、走ったりはしない。多少坂道を歩きはしたが、ブータンやインドで登った険しい道に比べると、平たんな道とほぼ変わらなく感じた。

それでもやはり馬は美しく、また乗りたいと思ってしまう。でもできれば次は新興国で、少しチャレンジングな乗馬をしたい。「やめときなよ。落っこちたりして、えらいことになると思うよ」それはそれで面白いかもしれない。骨折とかしなければ・・・。

お腹が空いたので、併設されているレストランでランチをする。

f:id:Nisshi:20170806151805j:plain

フィッシュアンドチップスを注文したが、少し想像と違った。前もシンガポールでフィッシュアンドチップスを頼んだら、こういう衣のやつが来た。どうしてこっちの衣じゃないんだろう?

f:id:Nisshi:20170806151806j:plain

 (こっちの衣)

f:id:Nisshi:20170806154103j:plain

旦那はハンバーガーを注文。

f:id:Nisshi:20170806151810j:plain

「いや~馬は本当にきれいだったね」「そうでしょー」馬に乗って、緑を歩くだけでなぜこんなにリラックスできるのだろう。この乗馬のおかげで、帰宅後は2人ともスヤスヤ昼寝をしたのだった。

(馬も暑かろうに・・・)

f:id:Nisshi:20170806151848j:plain