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シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

シンガポールの路上演奏者へのチップについて考える

久々にリトルミャンマーへお花とミャンマースイーツを買いに行った。毎回新しいスイーツを試すのが、私のささやかな楽しみになっている。そしてまたレジでミャンマー語で話しかけられた。(これで3回目)そんなに私はミャンマー人に似てるんでしょうか・・・。それともミャンマー人以外はここには来ないのだろうか。

(このように色んなスイーツがある)

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(今回はこのスイーツを選んだ。ココナッツ風味に少し酸味がある味で、しっとりとした生地がおいしい。しかし商品の表記がこれしかなく、一体何なのか分からない)

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(お花はTVとダイニングテーブルに。人間が何かに落ち込んだり気がすぐれない時でも、花はいつでもそこでキレイに咲いていて心が和む)

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City hall駅とリトルミャンマーを往復する間に、私は「路上演奏者にお金をあげること」について色々と思いを巡らせた。

実はCity hall駅からPeninsula plazaへ歩いていくまでに、おばあちゃんが地面に座りキーボードで何かを演奏していた。彼女の前にはチップを入れる箱があったが、通常私はこのようなものに寄付はしない。学生が『寄付をお願いします』とたまに話しかけてくる時は『がんばっているなぁ』と思い寄付をする。または目を引くようなパフォーマンスを路上で見かけて、『おおお!!』と自分もなったらチップを渡すことはある。よってこのおばあちゃんの前を普通に通り過ぎようとした時、おばあちゃんと同じくらいの歳の男性が小銭をさりげなくチップ箱に入れて去っていった。この男性は肩にギターのようなものを背負っていた。そして帰りにまたそのおばあちゃんの前を通り過ぎようとした時、今度はミャンマー人かバングラディシュ人かそのあたりの青年が、チップ箱にお金を入れようとしていた。振り返ってもう一度見ると、青年とおばあちゃんが楽しそうに何かを話していた。

日本よりも海外の方がこのような方や路上生活者にコインをあげたり、お金を恵んでくれと言われると、それに応えていた人が多いように思うのは気のせいか。新興国ではその人自身が豊かでなかったとしても、他の人にお金を与えていたのを何回か見た(その国の中では豊な方に入るのかもしれないが)。私のネパール人のガイドさんは、私にネパールでヨーグルトをごちそうしてくれた時、一個余分に買ってお店のおばあちゃんにあげていた。一番印象的だったのは、マレーシアの屋台でご飯を食べていた時だった。一人の物乞いが私に何かを話しかけた時、現地で知り合って一緒にご飯を食べていたマレーシア人がいくらか渡し、物乞いはどこかへ行った。私は先進国生まれで現地の人からすれば大金を使ってマレーシアに来ているくせに、一銭も物乞いに恵まなかった。そして今日も、あのおばあちゃんに同じことをしたような気がした。

私がチップをやらない理由の一つはキリがないということもあるが、どこかに『人にお金をあげるのはよくないこと』という考えが染みついている気がする。人にお金をあげることが、どうもネガティブに感じてしまうのはなぜなのだろう。イギリス人の英会話の先生Jimさんにも聞いてみた。ロンドンへ行った時、日本と比較すると割と路上演奏者にチップをやっている人が多かったような気がしたからだ。「私は実生活の中では、誰にもお金はやりません。ロンドンであってもフィリピンであっても。それはキリがないからです。全員にあげていると、自分がお金をもらわないといけなくなる。それにロンドンでは、東ヨーロッパからの移民などが物乞いを職業としてやっており、一日100USD以上稼いでいます。誰に金をやる必要があって、やる必要がないのか判断がつきません。しかし私はひとたび旅に出ると、金をやることもあります。それは限られた時間ですし、気分的に非日常というのもあってのことでしょう」お互いの結論的には、『やりたい人はやればいいし、やりたくなければやらないでいい。こうすべきとか、これが正しいとか間違っているなどという風には誰にも言えない』だった。

海外の方がホームレスに金をやることについて、色んな意見を言っているウェブサイトを見つけた。これを見ていてお国柄を問わず、どうするかは個々人の考え方によるのだと改めて思った。色々な考えがある中で、この方の考え方はシンプルで素敵だなと感じた。そういう考え方もあるんだなと思った。

”先週の月曜日に学校に向かっている時に3人の子供のホームレスを見たんだ。20歳にも満たないくらいだったけど、十代半ばかな?ってくらいのね。

その日はすごく急いでいたから止まっている暇がなかったんだけど、帰り道ちょっと探してみたんだ。見つからなかったんだけどね。

水曜日にその子達に会う為に少し早めに家を出たんだ。

そしたら子供たちは同じ場所にいて、だからバーガーショップで1ドルのハンバーガーをそれぞれの子供に2個ずつ買って持っていったんだ。そしたら彼らは呆然として、ただ僕に感謝をしていたよ。

それから急いで食べ始めた。僕が去る時も手を振っていたよ。彼らの為に止まった人は僕の他にはいなかった。誰がこどもたちに物乞いをさせていたのかはわからないよ。聞かなかったしね。

ただドラッグだったとしたら絶対に現金は渡したくない。あの日僕はお腹が減ってすぐに死ぬ心配はなかった。だから彼らにも同じ安心を持ってもらいたかったんだ。

<Source>

money-academy.jp

外国人には「もしよければ・・・」という概念がない?!

お腹の調子が悪いまま日本語を教える。これがFace to faceだと大変だが、Skypeなのでまだなんとかなっている。夕方英会話をフィリピンに住むイギリス人のJimさんから受けていた時に、ある英語の記事に「日本人は非常にフレンドリー」と書かれていたことについて、お互いの意見を述べた。

「私は日本人は非常にフレンドリーとは思いませんがね。日本に住む外国人から、他の外国人よりも仲良くなるまでに時間がかかるとたまに聞きます」と私。「そうかもしれませんね。日本人とイギリス人には何か共通したものがあると思います。あまりよく知らない人には礼儀正しく接し、あまり慣れ慣れしくしませんしね。しかし一度仲良くなると、とても深い関係を築けると私は思っています。きっとお互い島国なので陸続きの国のように外国人が入ってくることが多くなかったため、他人をすぐに信用しない意識が強いのかもしれません」

(こんなおもしろいイギリスと日本人との共通点があるようです)

kaigaijin.com

 

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Source: http://www.eigobenkyouhou.net/entry/2015/05/09/225942

今まで色んな国へ旅行へ行ったり、日本語を教えたり、シンガポール人のお友達と接して思ったのだが、初対面やまだ知り合ってから日が浅くても、日本人同士よりも外国人との方が距離が縮まるのが早い気がする。というか向こうが急速な勢いで縮めてくる。インド人なんて見知らぬ人でも手を繋がれたり、腕を組まれるのはよくあることだった(女子に限りますが)。ネットで見た”2回会ったらもうその人は友達”という中国の文化通り、2回しか会ってなくても(厳密にはランチを一回したくらい)なぜかその人(中国人)が勤めている会社に突然通訳として出ることになったり、1回しかその人(中華系シンガポール人)から占いを受けていなくても、なぜか2回目に会った時に夕食を共にしたリと、日本人的な感覚では「???」となることが多かった。しかも面白いことに、いつも私からそうすることをオファーしていなければ、相手からもはっきりと提示されなかった。半強制的に(?)「あなたならできる」とか言われて気づいたら会議に出てたり、よく分からないままレストランに連れて行ってもらい、予想外に一緒に食卓を囲んだという謎の運びだった。

これが日本人同士だと「誘っても迷惑じゃないかな?」とか、断られた時のショックを軽減するためにも『もしよかったら・・・』と前置きして誘ったりすることが多いように思う。しかし私が外国人に対して「???」となる時は、きっと『もしよかったら・・・』という前置きなく、相手本位のオファー(というか通達に近い)が来ることが多かった。例えばこのようなこと。

①シンガポール女子

「どこそこに引っ越ししたよ」

「あ、そうなの?来週月曜日から水曜日の間で、そっちの近所でランチできるよ」

→誰もその日が空いているとは、一言も言っておりませんが(笑)

②シンガポール男子(日本語レッスンの生徒)

「先生、今年の冬に日本にいる?」

「寒いからいないよ」

「なーんだ。いたら日本へ行くから案内してもらおうと思ってたのにー」

→コラー!頑張って自分で日本語話しなさい!

③トルコ人男性(日本語レッスンの生徒)

「私のレッスンの最終スタートは19時です」

「19時からのスタートは少し難しいかもしれませんが、19時半には始められます」

→誰も19時半がOKとは言っておりませんが・・・。

「トルコ人はワイン二杯一緒に飲んだら、もう友達です。今度ワインを飲みに行きましょう!」

→トライアルレッスンでこの運びになったのが、驚きだった。

④中華系アメリカ人(日本語レッスンの生徒)

「私は京都の祇園祭が好きです」

「ぜひ行ってみたいです。いつあるんですか?7月?仕事の休暇を取って、行けるかもしれません。上司に聞いてみます」

「そうですか。ぜひ行ってみてください。京都はとても素敵ですよ。もしかしたら私もその時期に日本にいるかもしれませんね」

「じゃあ、ぜひ案内してくださいね!」

→???。”じゃあ”の意味がよく分からないのですが?

(あぁ、京都が恋しい・・・)

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Source:http://arekorekininaru.com/kyotogionmatsuri/

⑤フィリピーノ

「私フィリピン料理のAdoboを食べました。おいしかったです」

「今度作って、先生の家に持って行ってあげます」

→あ、ありがとうございます(汗)

相対的にみなさんきっといい意味で私に親近感を持ってくれているのだと思うのだけれど、ちょっといきなりすぎてビックリすることがある。みんなに共通しているのは、主体は自分だということ。日本人だと相手が主体になることが多い。相手の予定とか、相手が不愉快に思わないかとか、誘っても迷惑じゃない関係だろうかとか・・・。そういう相手に対する気遣いが『もしよければ』という一言に色んな場面で表れている。しかし外国人はほとんどが直球で、準備もなしにいきなり速い球が飛んでくるので、受け取る時に「うわぁぁぁ!!」となりダメージを受けることがある。球を受けきれなかった場合は、恐らく私は固まっていたはずだ。

色んな国の人と接するのは、おもしろいなぁと思う。私は割とこの直球の文化が好きです。変化球だと社交辞令なのかそうではないのかを読むのが面倒だし、彼らは好き嫌いが分かりやすくて付き合いやすい。それにこちらの対応も直球でいいので、興味がなければないと言うし(しかしやんわりと)、無理なものは無理だと言える。そう言ったところで、相手も特に気にしない。

ただこれを日本でやらないように、気をつけないとなぁと思う。ただでさえ、もともと直球で色んな人をぶった切っていたのだから・・・。

インドを旅して避けられないこと

それは下痢です。今回はインドにいる時に北インドカレーを食べた後、オイリー過ぎたのか一度お腹を壊したことがあったが、それ以来チベット料理を食べていたので問題なかった。が、なぜか帰国してから3日後くらいからお腹の調子が悪くなり(あの中医学系の店のお花のお茶を飲んだ日あたりから)、今日はついに何か一口でも口にするとお腹を下すようになってしまった。こうなるといつもの下痢対策として採っている白湯や正露丸ではどうしようもなくなり、恐らくウィルス系の下痢だと思われるので病院へ行くしかなくなる・・・。

インドを6回旅してインドにいる時にひどい下痢にならなかったのは、ダージリンとシッキムへ行った時と今回のマナリだけだった。(チベット料理やネパール料理を食べれたので)しかし結局いつも滞在中か帰国後に、何らかの症状で100%病院行きになった。アーユルベーダを受けにケララに行くと、だいたい3日目に下痢になった。まぁ滞在している施設がアーユルベーダ病院なので、ドクターに電話をすれば薬をもらえてすぐに治る。ラダックへ行った時はチベット料理を食べれたが、街の標高が3,000mを超えていたせいか常にお腹の調子が悪かった。現地のチベット医療クリニックへ行き薬を処方してもらい、それでも治らず次の旅先だったスリランカで病院行きとなった。ダージリンとシッキムの旅行中に体調は崩さなかったが、変な風邪をもらってシンガポールに戻ってからなかなか治らず病院行きになった。そして今回もまたこのままでは病院行きになるような・・・。

前に近所で食べたお粥がおいしかったので、旦那が買ってきてくれた。これは中にピータンと魚が入ったもので、ちょうどよい塩気と醤油の味がしておいしい。日本ではお粥というと病気の時に食べるものと思っていたけど、こちらでは日本の雑炊のように普通の食卓の一品として食べる。ショウガが入っており体が温まる。

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お腹を下している割に、マンゴープリンも食べる。どうせ何を食べても下るんだったら、好きなものを食べた方がいい。

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前に行った時はこのように非常に流行っていた。

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今日は食べれませんでしたが、チキンにショウガとネギが乗ったとてもおいしい食べ物があった。

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これはレタスと何かの炒め物。レタスは炒めてもおいしいのですね。ガーリックとチリが効いていた。

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前回もピータンが入ったお粥を注文。

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デザートは杏仁豆腐を食べた。こっちで食べる杏仁豆腐の方が、日本で食べていた物よりも8倍くらいおいしいと思う。

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母親に今さら下痢になったことを伝えると「とにかく静養してちょーだい。あまり若くないんだから」という返信が来た。・・・まあね。インドでベビースターラーメンみたいなローカルスナックを喜んで食べている歳ではないかもしれない。

マナリの旅は、いつもインドを旅するように毎日どこかに長時間移動をするようなタフなものではなく、ゆるーく過ごしたつもりだったけれど、きっと一人で旅をしていた分気が張っていたのだろう。その糸が帰国して一気にほどけた。そして今回の旅は余裕だったと思って帰国後にすぐに普段と変わらぬ行動をとったところ、しまいには下痢と熱といういつもの不調で(アーユルベーダ的にはピッタが上昇しすぎた状態)私の体は警告を発したのだった。

来月に初めて出張でインドへ行く旦那が、少し怯えていたのがおかしかった(笑)幸運を祈ります。

チャイナタウンのブラックペッパーチリクラブが好き

先週インドでチベット料理ばかり食べていたので、中華が恋しくなりチャイナタウンへ食べに行くことにした。以前Teoさんに連れて行ってもらったブラックペッパーチリクラブ(レッドチリクラブの黒コショウ版)がおいしかった店を探すが、なんだか見つからない。これだと思って入った店は明らかに前と店内の雰囲気が違い、実はその店の横が正しい店と判明した。

(これが正しい店)

www.quandoo.sg

(この時に行ったお店。以前貼ってた店のリンクが間違っており、訂正致しました。申し訳ございません・・・)

nisshi.hatenadiary.com

間違った店の店員さんにすみません・・・と言いながら外に出ると、正しい店にいる日本語が少し話せるシンガポール人のお姉さんが「ワタシ ミテマシタ」と言いながら、迎えにきてくれた(笑)「あぁ!私も探していました」私は店を探すのに必死でこのお姉さんに全く気付かなかった。

店内に入り、前にTeoさんが注文してくれたものと全く同じものを頼む。「ビールはありますか?青島ビールをお願いします」「チュウゴク ノ ビール」とお姉さんに復唱される。ちなみに旦那はコーラ。

私はレッドチリクラブが辛すぎて、あまり得意ではない。しかしこのブラックペッパーチリクラブは黒コショウベースで辛くなく、少し甘めのソースがとてもおいしい。

こちら絶品のブラックペッパーチリクラブ。

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手がぐちゃぐちゃになるので、手袋をぜひ使ってください。(爪の間に胡椒がすごく入る)こういう作業はいつも旦那の役割。カニにむしゃぶりついていたら、見事にソースが縞々模様のスカートの白い部分に飛んだ。次から全身真っ黒な服装で行くことにする。

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このブラックペッパーチリクラブのソースを焼き飯にかけて食べると、非常においしい。

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北京ダックも絶品です。

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イカ焼きはカレー風味で、ビールによく合います。

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私は思うがその国のビールは、その国の料理に合うようにできているのだと思う。薄味の青島ビールは味の濃い中華料理によく合った。

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全部でSGD108.40だった。多分3人でも少なくはない量だと思うが、我々はよく食べるのでこれくらいがちょうどよかった。

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お店の前で日本語を話すお姉さんと記念撮影をし、しっかり店の外観を覚えておいた。「アリガトゴザイマシタ」と笑顔で見送られながら店を後にした。

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チャイナタウンは中華料理屋が本当にたくさんあるが、正直我々には一体どこがおいしいのかが分からない。しかしチャイナタウンについて知らないことはないTeoさんがこの店に連れて行ってくれたおかげで、おいしいのはもちろんのこと、店員さんが顔を覚えてくれており、とてもよくしてくれた。多分我々だけでチャイナタウンをうろついてこのお姉さんにレストランの前で声を掛けられても、入っていなかったと思う。

やはりローカル料理のおいしい店は、ローカルの人に教えてもらったり連れて行ってもらうのが一番だなぁと思う。「いや~よく食べたなぁー。満腹」と言いつつも、この後People's park centreのDesert Hutにデザートを食べに行ったのだった。

(これはぜんざいとかき氷とコーヒーゼリーが混ざったようなもので、おいしかった)

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イマイチな先生と良い先生に同時に出会う不思議

英会話のレッスンをさぼっていたら英語が変になってきたので、またオンライン英会話を再開する。10年以上も英語を勉強しているのにちっとも定着せず、少し使わないとすぐに使えなくなる・・・。しかも今日本語を教えている生徒の半分はビギナーなので、日本語の文法を英語で分かりやすく説明できなければならないし、うち一人は40代のビジネスマンなので丁寧な表現を使わなければ失礼にあたる。

今日は2人の新しい先生の英会話レッスンを受け、自分も日本語を人に教える立場として色んな気づきがあったので備忘録的にここに残す。

①イマイチな先生

この先生とのレッスンから英会話としては何も学ぶことはなかったが、”人に教えることの姿勢”について、色んなことを肝に銘じることができた。例えばこのようなこと。

1) 生徒にレッスンの内容を選ばせること

私はある教材を使うことをリクエストしていたが、全部世間話で終わった。いつ気づくか観察していたが、とうとう気づかなかった。私は生徒のリクエストをきちんと確認し、もし言わなかったとしたらそれを読み取って、生徒のニーズに合ったレッスンをするようにするが、相手に選択させることは非常に重要だと感じた。

2) 自分の話したいことばかり聞かない

「シンガポールはどこがお勧め」とか「日本で仕事を見つけるのは難しい?」とか私には関係ないし、会話が簡単すぎて練習にならない・・・。聞いてきた全ての質問に対して思うが、人による。その人が何に興味があるのかによって、シンガポールの中でも勧める場所が異なる。その人の能力によって、仕事が日本で見つかるかどうかが決まる。

『自分もきちんと相手の興味のあることを選んで、話す練習をできているか』と問い直すいい機会になった。相手に話させても、それを相手が話したいと思っていなければレッスンは楽しくない。そしてモチベーションが下がる。

3) 個人的すぎることを聞かない

「いつ日本に戻るの?戻っても日本語を教えるの?」しらんがな(笑)どこかのおせっかいな近所のおばちゃんと話しているみたいだった。

これは特に自分も気をつけないとと思った。生徒から話さない限り政治や歴史に関するセンシティブな話題は避けるが、それ以外の話題でも相手が不愉快に思うかもしれないラインが、教師側と生徒側で違うこともあるかもしれない。

4) きちんと間違いを指摘し、教えること

間違いをきちんと聞き取りそれを指摘し、正しく使えるようにさせるのが教師の本来の仕事なのだ。これができないと教師は単に英語でペラペラしゃべっているだけで、授業をそもそも受ける意味がなくなってしまう。

5) 一方通行のコミュニケーションにならないようにすること

今回教師と私で半分づつくらいは話していただろうが、何だか意味のない質問をたくさんされて話させられたという感じだった。コミュニケーションは双方で成り立つものであり、特に教師はいい質問をし生徒の話を引き出し、話を聞かなければならないと深く感じた。

②良い先生

私はめったに先生を評価しないが(めんどくさいので)、今回は同じ教える仕事をしている身としてひどいと感じたので、直球の私は思った通りに評価をした。(レアジョブには教師の評価機能がある)するとあまりにも悪い評価の場合は代替え授業をくれるようで、さっそく違う先生を受けてみたところこの先生が素晴らしかった!

フィリピン人ではなくて純粋なイギリス人。香港で10年ベルリッツで勤めていたという。シンガポールでベルリッツに通ったらどれだけ金がかかるだろう。私はラッキーだった。「少しイマイチな先生に当たってしまいまして・・・」「それは残念です。どのような点がイマイチだったのか、お聞きしてもよろしいですか?」

さすがイギリス人だけありとても丁寧な英語を使っているので、こちらも丁寧な英語を使う練習になる。(あとイギリス英語を聞き取る練習にも)「上級の生徒は教師側も教えることが難しいのです。フリーコンバセーションは効果的ですが、生徒のレベルに合った話題を選び表現を教えられなければなりません。でないと、生徒は何も学ぶことがなくなります。またレアジョブの教材が生徒にフィットしなければ、教師が適切な教材を準備することも必要です。生徒はお金を払っており、教案を考えるのは教師の仕事ですから」私が今まで取っていた先生は私にレッスン内容を決めさせたので、それも面倒だった。生徒は先生に効果的な学習方法を提案してほしいのだ。私は日本語を教える時は生徒にリクエストがあるかを聞き、なければ生徒のニーズに合いそうなものを考えては試し、違うと思えばまた考えては試していた。なのでこの先生の教える姿勢に強く共感し、信頼できると感じた。また毎日15分でも30分でもいいから、さっと読める短い記事に目を通し、わからない単語や表現を調べることをお勧めされた。「少しでいいですので、毎日することをお勧めします。ゼロよりましですから」

この先生はJimさんと言う。実は今日夜にするはずだったトルコ人のおじさまとの日本語レッスンが急なミーティングでキャンセルになったおかげで、Jimさんのレッスンを受けることができた。しかもいつも先生を探すのにあれやこれやと悩んで選んでいたが、Jimさんはなんか適当に勘で選んだ。結果よい先生に巡り合え、これもまた不思議な出来事だった。

良い先生というのは、やはりレッスンは生徒のためのものであるということを自覚し、教えるということをきちんとプロフェッショナルにできること、生徒が進む道が分からなければ導いてあげることができることが大事なのだと思った。そして何より大事なのは、先生が生徒と一個人として信頼関係を築くことができるかどうかだと思う。その信頼関係が何で築かれるのかというと、相手を思う姿勢とスキルの両方なのではないか。

今朝ケルビンの紹介で新たに生徒に加わったシンガポール女子に日本語レッスンをしたが、今回この両方の先生から学んだことをきちんと自分はできていたのか、また他の生徒さん達に対してもいつもきちんとできているか、考え直す非常によい出来事だった。そして今後も今日自分が感じたことを肝に銘じておくよう、生徒さんとのレッスン履歴ファイル(生徒との会話、教えたこと、思ったこと、次の改善点を全部記録している)の1ページ目にマジックで大きく留意点を書いておいた。

シンガポールで中医学に興味津々

所用がありチャイナタウンのPeople's park centreへ行ったところ、漢方や中医学的なものがたくさん並ぶ店に目が留まった。インド帰りで疲れていたこともあったのかもしれない。思わず中に入ってしまった。

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よく分からないタブレットや何かの乾燥物などの商品が色々あるが、ハーブやお茶ならわかりやすいのでそこを少し見てみる。店員さんが中国語で話しかけてくる。「△◇〇※☆?」「英語話しますか?」「少し」

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なんかお花に興味が沸いた。「これはお茶として飲むんですか?」「そうです。美容にいいです」と言いながら、店員さんはなぜか瓶に入った30ドルくらいする別の物を勧めてくる。「これはあなたにお勧めです」効用が高血圧とか高コレステロールとか書いてあるのだが、私にお勧めとは一体どういうことなんだろう。「いえ、結構です。美容にいいものをください」

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結局フランスローズを100g買った。店員さんが袋に詰めて、パウチしてくれる。

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10個くらいの花を湯に入れて、10分くらい待ってから飲めばいいとのこと。袋を家で空けてみると、結構きついローズの香りがして大丈夫かなと思う・・・。しかし10分たって飲んでみるとローズの香りはほのかになっており、お花の優しい味(あまり花は食べたことがないが・・・)がする。市販のローズのハーブティーは、たまに酸っぱくて飲みづらい時があるが、これはどこかのお花畑を歩いて嗅いでいる香りをそのまま飲みこんだようなナチュラルな味だった。

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このお店の奥に中医学のクリニックがあった。私は色んな国の伝統医療に興味があるので、ちょっと受けてみたいなと思いその辺の店員さんに聞いてみた。「外国人でも診療を受けられますか?」「はい、事前にここでアポをとってください」結構人が待っており、漢方の処方などもしているようだった。ちなみに先生は英語も話すはずとのこと。

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今までは病気ではないけれどなんか調子が悪いなと思ったら、リトルインディアのアーユルベーダクリニック(http://ayurvedasg.com/)に行っていた。しかしあそこはオイルを使ったトリートメント後にシャワーを浴びれないので、油まみれのままMRTかタクシーに乗らなければならないのが難点だった。そして風呂に入っても入っても、数日間なんかカレー臭くなってしまう。(オイルの中に色々なハーブが入っているため)中医学だとトリートメントがオイルではなく、鍼とかカッピングとか漢方と推測するので、カレー臭くなることもないだろう。

今のところ調子が悪い所と言えば、背中が痛いとか疲れやすいくらいだけれど(運動しろとまた旦那に言われそう)、何か不調が出たらこの中医学クリニックにチャレンジしてみよう。

インドから帰ったらしなければならないこと

デリーからシンガポール行きの飛行機は満席で、定刻通り23:15に離陸した。夜ご飯を空港の2階のフードコートで食べたので(変なパッタイを・・・)、キャビンアテンダントに何もサーブしないよう伝え、耳栓、マスク、アイマスクをしてしっかり寝た。機内でのマスク着用は非常に重要だと思う。インド人は豪快にゲホゲホ咳をしている。前にインドで風邪をもらってしまったことがあるが、ウィルスの種類がいつもと違うのか、治るのにとても時間がかかった。あと急に変な臭いがして目が覚めた。あれが一体なんだったのか未だに謎だが、マスクだけでは防ぐことができないほどの異臭だった。こういう時はラベンダーの香りのハンドクリームをティッシュにつけて、それをマスクと鼻の間に挟む。

あさ7時過ぎにシンガポールに到着しスーツケースを待つが、なかなか出てこない。すると飲み物やお菓子などをカートに乗せて、空港職員がみんなに配りだした。こういうところがチャンギ空港はさすがだなぁと思う。これがインドだと、永遠に無言で待つしかない。スーツケースをやっと見つけてタクシーに乗る。昨日まで埃の舞う道を車に轢かれかけながら歩いていたのに、なんだかえらく近代的な所にきたなと思いながら、シンガポールの早朝の景色を眺めて自宅に戻った。

インド旅行から帰ったら、やらなければならないことがある。今回はそんなにタフな旅ではなかったのでましなのだが、だいたいインドを旅するとぐちゃぐちゃになって帰ってくる。

①顔がひどくなるので、整えなければならない

これは食べ物や強い日差しのおかげで、にきびが出て(一体何歳までにきびがでるのか・・・)皮膚が乾燥する。至急的速やかにパックをして保湿をする。シンガポールにはFace shopがあるので、そこの韓国製のパックで保湿をする。夜はインド製のHimalayaシリーズのスクラブとパックで肌を整える。

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②あちこち痛いので、湯につかる

インドでは毎日シャワーしか浴びれなかったし、飛行機に5時間半も座ったままだとそこらじゅうが痛い。ゆっくり湯につかる。

(入浴剤は欠かせません。日本の心)

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③写真や動画の整理

今回は写真を650枚撮っていた。全てクラウドにアップして整理をする。動画はYou tubeに保存しておく。

(これはチベット仏教寺院で旗を揚げる時の様子)

www.youtube.com

そういえばカフェでモモを食べていたら、コブラ使いが横の建物の屋上で芸をしていた。おじいさんが笛のようなもので音楽を鳴らすと、箱の中からコブラが出てくる。それを観光客が見て動画に撮っていた。しかしこのコブラ使いは、結構コブラにシャーっ!!と攻撃されていた(笑)慌ててコブラを箱にしまっていた。

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これはヒンズー教寺院の近くに併設されていた遊園地(?)。しかし空気がなくなって萎んでおり、子供の夢を壊す。しかもちょっとこのミッキーの顔が怖い・・・。

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(偽物??)

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(本来の姿)

f:id:Nisshi:20170515181759j:plainSource:  http://www.tokyodisneyresort.jp/greeting/detail/str_id:gre_mainst/

観覧車もグルグル回る車の乗り物も、おっさんが手で動かしていた。「こっちにおいで!」と言われたが、行って私にどうしろというのだろう。

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④旅の情報交換

似たもの同士が集まるのか、私には旅(それもやはり一人旅)が好きな友人が多い。4月末から17日間もフランス、ロンドン、チェコを旅していたシンガポール女子からさっそく連絡が来た。『インドどうだった?お互いの旅の話をしよう!』『素晴らしかったです。もちろん、しましょう!』そして2週間毎に近況報告をしているJamesに連絡をする。『今ホーチミン?シンガポール?今朝インドから戻りました。どうやってキャッチアップします?』『僕は今日シンガポールに来たばかりだよ。思っていたより早くインドから帰ったんだね。じゃあ、明日の朝で!』

⑤ホテルやカフェのレビューを書く

これはよほど気に入らなければめんどくさいのでやらないが、今回のホテル(Banon resort)とネパール人がやっているカフェ(Peoples art cafe)が好きだったので、レビューを書く。私もホテルを決める時はレビューを見て決めるし、ネパール人のカフェは私を温かく迎えてくれたことのお礼をレビューを書くことで示したかった。他の旅先でもシンガポールでもそうだけれど、私が世話になった人にお返しできることと言えば、このように私の体験を文章と写真で伝えることくらいしかできない。1人でも多くの人が、そこに行ってくれれば嬉しい。近ければ、また私も行くのだけれど・・・。

そして自分が旅行中に感じたことを書いていたメモを読み返す。今回マナリへ行ってネパール人と接する機会が多かったことで、一旦止まってしまったネパール語を少しづつでいいからまた勉強しようと思った。語彙が少なくても相手の言語でコミュニケーションが取れると嬉しいし、相手も喜んでくれる。英語で話はできるけれど、相手の言語を使うことで一気にお互いの距離を縮めたり、より友好的な関係を築くことができる。シンガポールにも行きつけのネパール料理屋はあるし、今ならそこのネパール人の兄ちゃんに教えてもらうこともできる。あとは定期的に写真を撮る練習をして、旅先での美しさを最大限伝えられるようになりたい。特に壮大で美しい自然を撮るのがいつも難しかった。一体どこを切り取ればいいのかわからず、自分がまさに目の前で見ている美しい景色をうまく伝えられないのが悔しい。

一つまたやりたいことリストのステータスを”Done(完了)”にする。そして『また新たな楽しみを作らないとな』と思うと同時に、旅行中に感じたズボンのきつさと体力のなさをまず何とかしなければ・・・。