シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

コンテナー風の内装がおしゃれなスパ見つかる

こないだホーカーでご飯を食べた後に見つけた町スパ(Nimble/Knead | Body Massage, Spa, Foot Massage Singapore)へ行く。ここは店内をコンテナー風に見立てたおもしろい内装で、店に入るとすぐにアロマオイルのいい香りが漂っていた。今回受けたのはアロマオイルマッサージ60分で、初回は安くなり通常SGD76がSGD68(約5,500円)だった。値段の割にきちんとスパ感が出ており、難点なのはベッドの顔をうずめる所が少々痛いことだけだった。

(受付のバックもコンテナ風に)

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(待合所もおしゃれ)

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まず紙パンツ一丁にガウンを羽織って湯に足をつけ、スクラブマッサージを受ける。そしてベッドに移り顔を穴にうずめる。大体のリーズナブルなマッサージ屋とスパがそうだけれど、顔をうずめるところが痛い。今回も顔に触れる部分がゴムでできており、30分くらい経つとおでこを圧迫し始めた。

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うるさくてすみませんが、顔が痛くならないのはこのタイプ。これだと顔に触れる部分がクッションになっていて柔らかい。ベッドに穴だけ掘ってあるタイプは、豪快に顔に穴の跡がついて私はマッサージの後にどこにも寄れない。

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Source:https://www.fontanaseiyo.jp/products/detail/128

「〇△◇※×?」「???」最近中国語でよく話しかけられるようになったのは気のせいだろうか。まだ中国語学校に行っていないので、全くわからない。「Pressure OK?(強さは大丈夫ですか)」「はい、大丈夫です」しかしこの後アロマオイルマッサージとは思えない強さでコリを強引に潰そうとされ、大丈夫ではなくなった。弱くしてくれというのも何だか負けた感じがするので、そのまま耐える。セラピストの腕は悪くなかった。同じコースでSGD55あたりのスパへ行くと、私の背中に座ってひざなどでコリをほぐすトリートメントに遭遇したが、そういう驚きはなかった。クラシックが流れており、隣の部屋の話し声やいびきは聞こえてこない。部屋の空調もちょうどいい。オイルはレモングラスだったので、この後外に出ても蚊に刺されなくていいかもしれない。

マッサージが終わると、小さな休憩スペースでジンジャーティーを飲むことができる。私の他にもシンガポール人の男女がここで休んでおり、二人で一緒にトリートメントを受けられる部屋もあった。

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(単に木の細い板をこうして飾るだけでも、なんだかおしゃれに見える)

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受付に行くとお姉ちゃんが携帯にイヤホンをして誰かと話しており、私を見て慌てて切った。これで彼女はフィリピーノだと確信する。「ここは新しいスパですか?」「いえ、もう4年くらい経ってますよ。ところで平日の12-17時は安いプランがございます」60分のフットがSGD34、75分のボディ+35分のフットでSGD84などがあり、確かにこれはお得だと思う。

シンガポールでなかなかリーズナブルでイケてるスパを見つけるのが難しかったが、ここはコリをほぐすだけではなく、いい香りに包まれて少しリラックスしたい時にいいかもしれない。Healing touchもリーズナブルなスパでセラピストの腕はいいが、値段が安い分(60分のアロマオイルマッサージはSGD58.58GST込み)インテリアやオイルの香りを楽しんだりすることはできなかった。

さて、帰りに近所のおいしいニョニャ料理を食べて帰るとしますか。

ある意味トラベルライターになる

ひょんなことからある旅行関係のウェブサイトに、シンガポールのお勧めスポットやシンガポールへ行きたくなるような内容の記事を書かせて頂けることになった。これは去年に旅系ライターを募集されているとある会社に登録したのがきっかけだったが、登録したことを忘れた頃にそういうお話を頂きびっくりした。

(最近このようなヘリコプターがよく飛んでおり、びっくりする。この後に戦闘機も飛んで行った)

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昔、トラベルライターになりたかったのを思い出す。旅行が好きで、色んな所へ行っては色んなトラブルや面白いことが起こるので、海外旅行の面白さを人に伝えたかった。もともと本を読んだり文章を書いたりするのが好きだったので、「書くこと」のスキルを身につけようと働きながら週末にライター養成学校に1年通った。しかしそこで文章を書くことの楽しさと難しさを改めて感じ、その後「書くこと」に何か携わった訳ではなかった。さらにシンガポールで写真スクールにも通った。自分がどんなところを旅しているのか、私が見た美しい風景をもっとうまく他の人にも伝えたかった。(しかし旅行前にしか練習しないものだから、へんてこな写真を撮っては旦那がため息をついている)その二つが今回の記事作成になんだか繋がり『何が起こるか分からんなぁ。何がどこでどう役に立つかもわからんなぁ』と思う。

(なんとシンガポールで食あたりを起こしました。これもまた何が起こるか分からない・・・。近所の漢方屋さんで薬を購入。現地の下痢は現地の薬で治癒を)

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ちなみにアロマテラピースクールも出ており、理論と実技(アロマオイル60分ボディマッサージができる)を学んでいる。スパが好きすぎてスパの学校へ行っただけあり、私のスパを見る目はかなり厳しい。安いスパには求めないが、ある程度の値段がしてくるスパだと接客からインテリア、照明の暗さ、室内の温度、清潔感、使っているタオルの肌触りや重さ、顔をうずめるところが痛くないか、セラピストのスキル、オイルの質、音楽、終わった後に出てくるお茶などありとあらゆることをチェックしている。これはシンガポールのスパの記事を書く時に役に立つだろう。まぁ安いマッサージ屋でも下手くそすぎるマッサージ師に、『店長呼んで来い!!』と二回言ったことがあるけれど。

シンガポールに来た頃は、何もなくてつまらないと思っていた。日本と同じように家と会社の往復だけだったし、外国人が多く住むエリアで生活をし値段の高い感じのいいレストランへばかり行っていた。しかし現地の知り合いが増え、知らなかった現地の食べ物や場所を知り、また自分も「何もないのではなく、自分が知らないだけだ」ということに気づいてからは色んな物が目が付き、興味を持つようになった。そういう自分がシンガポールに来て好きになったものや楽しかったこと、驚いたことなどをまだ知らない人に伝えられるのはとても楽しくて嬉しい。

例えばシンガポールの中華料理は日本のそれよりも格段においしいし、ショップハウスは美しさにハッとした。かき氷はあってもボボチャチャは日本で見たことがないし、エビ釣りも日本でしたことがなかった。タイミルクティがこんなに濃厚でおいしいとシンガポールで初めて知ったし(タイの旅行中には気づかなかった)、スパではなく伝統医療としてのアーユルベーダや中医学に気軽にお世話になったりと、数えるときりがないほど『おぉぉ!!』っとなり、同時に文化や習慣の違いから『???』ともなった。

シンガポールに引っ越ししてもうすぐ2年。今やしっかり生活の基盤がシンガポールに移り、色んなことが日常になった。それを旅人の目線で見つめ直しその魅力を伝えるのは、まさに”旅するように毎日生きる”という私のシンガポール生活のポリシーそのものだと思う。これからも色々な『おぉぉ!!』っとなる新たな体験を探していきたい。

(これは『???』の方。サラリーマンがChinese gardenで器用に時間を潰していた)

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シンガポールで中国語を学ぶことにする

中国文化に感化された私は、さっそく中国語学校を覗きに行くことにした。Yahoo SingaporeでChinese schoolか何かで検索し、出てきたこじんまりしてそうなこちらの学校に問い合わせをした。

www.hanhai-language.com.sg

ビギナークラスは全部で18時間でテキスト込みのSGD525(約42,000円)。グループレッスンだけどFace to faceで2,333円/時は、物価の高いシンガポールにしては悪くなかった。どんな雰囲気なのか授業を見させてもらうことにした。

場所はRaffles Place駅のI出口を出て左に歩き、交差点になったら右を向いて右側に見える6 Raffles Quayというビルの16階と便利。Studioはカフェのようにリノベーションされ、結構広い。『Raffles placeの駅近にこれだけの広さを借りられるとは、この会社はさぞ儲かっているのだろうな』と思った。メールと電話でやり取りしていた受付のシンガポール女子が温かく迎えてくれる。「グループレッスンは最大6人までの少人数クラスです。平日は17-19時の2時間で、出れない場合は後日先生と一対一の補講を受けられます」なるほど、それは助かります。たまにふらっとシンガポールの外に出るもので。「レッスン以外の場でも、生徒や先生でコーヒーを飲んだりしながら練習できるような機会を定期的に作っています。これがテキストです。どうぞちょっとクラスに参加して雰囲気を見てみてください」テキストがペーパーブックサイズとコンパクトでいい。

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 飛び入り参加させて頂いたクラスは、生徒が2人に対して先生が一人だった。「我是〇△◇※。☆♪◇〇?」「???はじめまして」いきなり中国語で話しかけられても分からない。生徒さんは一人が韓国人、もう一人がインド系のイギリス人だった。「英語の発音がスペイン語なまりだね。出身はどちらで?」とイギリス人が尋ねてきた後、韓国人がすかさず「日本人でしょ?」と言ったのがおもしろかった。やはり韓国人と日本人はお互いの明らかな違いを認識しているのだ。だから日本人が韓国人と間違われるとイラッとするし、逆もしかりなのだと思う。

3畳くらいの小さなミーティングルームのような部屋で、ホワイトボードに書きながらテキストに沿って先生が文法や発音、漢字を教えていく。そしてそれを使って生徒同士で会話をさせる。先生の中国語の発音が、シンガポール人のそれよりもきつい。もしかして中国人なのかもしれない。それに何かを説明するたびに「イー〇〇?(この二文字はマ行のどれか)」と連呼していた。多分「わかったか?」とかそういう意味なのだと思う。やけにこの「イー〇〇?」が耳に残った。しかし発音が分からないので、再現することができない。30分くらいして、クラスが途中休憩に入ったとこで部屋を出ることにした。「おもしろそうですね。ありがとうございました」「どういたしまして、また会いましょう!」

(テキストの一部。日本語と全く同じ漢字もあるし、簡略化されているものもある。ネズミは全く同じで、難しすぎてこんなの覚えられない。もしやバラも薔薇?)

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「いかがでしたか?」「面白そうでした。少人数ですし、習った後にすぐに会話できるのもいいです。先生は中国の方ですか?」「はい。先生はみなNative speakerで、教えることの教育課程を中国で受けている者です。この会社のオーナーも中国人女性です。ちなみに次のビギナークラスは来週火曜日からです」その場で支払い来週から来ることにした。「ではまた来週!」

今日少し人の授業を見て、試行錯誤しながら自分がしている日本語レッスンの方法があながち間違っていなかったのだなと思った。私がビギナーにしている日本語レッスンは、今日見た中国語のビギナーレッスンそのものだった。それにこのStudioは中国語練習用のアプリも教材の一部として提供しており、ちょっとした隙間時間にiphoneで簡単に単語やフレーズなどの発音を練習したり、ゲーム感覚で単語を覚えられるのもよかった。今後の自分の日本語レッスンの教材の参考にしよう。

何か新しいことを始めるのはいつも楽しい。そしてまた知らない人と出会えることが楽しみだ。去年の下期にMeetupのイベントに積極的に参加し色々な人と出会ったが、最近はそういったイベントに出なくなっていた。それは定期的に会えるシンガポール人のお友達ができたことや自分の日々の生活が確立されたこともあるが、何度も特定のMeetupイベントに出ていると常連さんと顔を合わせることになり、新鮮さがなくなっていった。少し確立された生活に単調さを感じていたのかもしれない。そろそろ新しいことや人への刺激が欲しかった。「中国語がある程度できるようになったら、下期に香港・マカオへ行って、そこから陸路で中国本土へ入って試してみるわ!」と旦那に言うと、中国語上級者から苦言を呈された。「そんなにすぐできるようにならないよ!すごく喋るの早いんだからね。ちっとも何言ってるかわからないよ!それにネパール語はどうするの?!」「え?ちょっと横に置いておきます」やはり何かに強制されて勉強する環境とそれを使える機会がないと、必要に迫られない限り他言語を学び続けることは難しいのだ。それに私のいい所は、絶えることのない新しいものへの好奇心と行動力と諦めの早さなのです。

中国の文化を理解しようとする

「実は私は中国語はあまりできないんです」「え?!」今朝もテキサスに住む中華系アメリカ人と日本語レッスンをしていたら、予想外に聞いた言葉だった。「普通の会話はできますよ。でも中国語にある敬語はよく分かりません。中国人の友達によると、君をあなたと言い換えることくらいしか・・・」彼は家族とは中国語を話していると言っていたが、彼自身の第一言語は英語なのかもしれない。あと英会話のJimさんが言っていた「バイリンガルというのは母語の干渉を受けて、二つの言語が95%づつくらいの完璧さになるようです」を思い出した。残りの5%を失うことに、どれくらい支障がでるものなのか分からないけれど・・・。

中国語は完璧とは言えない、マカオで育ったために中国本土の文化をよく知らない。そしてアメリカの文化にも馴染めない。国籍的にはアメリカ人なんだろうけど、彼がはっきり言ったのは”自分はアジア人”だということだった。一方私の場合はシンガポールに来て、今やどこかの組織に所属しない自分のアイデンティティはまず「日本人」であること。そしてその次に何が好きで、どんなものに興味があり、どのような価値観を持っているというような自分自身が何者かについてのアイデンティティがある。この「私は日本人である」というアイデンティティは、海外で住んでいるととても重要で価値のあることだと思う。それは外国人が持つ日本の文化や日本人に対するイメージは非常によく、彼らに誇れるものがたくさんあることに気づいたからだった。そして日本語や日本の文化を学びたいと思う人が自分が思っていたよりも結構多いことも、自分が日本人であること誇りに思える一つの要因となった。

色々考えすぎて頭から湯気が出そうなので、とりあえず今日もホーカーへランチを食べに行く。

(シーフードのHo fan。きし麺がおいしい)

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(かた焼きそばのようなものもあり、この店はイケている)

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そしてタイで受けたひどい日焼けの予後観察に、皮膚科へ行く。「あのーこのこんがり焼けた皮膚は、いつか白くなるんでしょうか・・・」「そうですねぇ、半年くらいたてばちょっとおさまってきますよ。シンガポールにいるとずっと日差しが強いので、日頃の日焼けも重なって美白は難しいですねぇ」半年くらいでましになるんだったら、まだいい方かもしれない。マレーシアで2010年に受けた火傷のような日焼けは、完全に治るのに数年かかった。

なんだか中華的なものを欲して(?)、中華風の柄のワンピースを買ってしまった。これでSGD55だった。生地は伸縮自在で太っても目立たないタイプ。黒くて少し暑苦しいワンピースなので、陽が落ちてから飲みに行く時に着るといいかもしれない。

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外が暑かったので、やはりビールを飲む。酒のつまみを探していたら、Fair priceでこんなポテチを見つけた。特にこのブラックペッパークラブが気になる。これはシンガポールの新しい土産にいいのではないか。

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このビールは味が濃く少し甘めだった。ピリッとからいブラックペッパークラブのポテチによく合った。

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ビールと共にベランダで「中国人を理解する30のツボ(李 景芳著)」を読む。この本で興味深かったのは、中国の文化では親族関係のつながりが濃く、それが家族を超えて日本でいうウチとソトの「ソト」にまで家族同様の人間関係が及んでいるという点だった。これを読んだ時に、私が接してきた中国人や中華系シンガポール人に「???」となった色んなことが腑に落ちた。だから私から見てあまり親しくない人から突然人生相談を受けたり、自分の会社のミーティングに通訳として出てくれという無理難題のような依頼を受けたり、ご飯をご馳走になったお返しを何回しても、またご飯をご馳走になるのでお返しが永遠に終わらない(中国の文化では、親しい人とは終わらせないようにするものらしい)などということが起こったのだ。

この本を読んでいると、日本人とは違う価値観の礼儀が中国にはあるのだと理解できた。例えば酒の習慣でいうと、日本ではよく酔っぱらったサラリーマンが町をふらついていたり駅でリバースしていたり、たまに道で寝ている。しかし中国では酒の席でもきちんとわきまえることが重要で、日本人のこのような振る舞いは醜態をさらすことであり恥ずべき行為らしい。またルールをきっちり守る日本人に対して中国人は理よりも情に厚いようで、時にはルールや法といったものを情が超えて、何かが執り行われることもあるそうな。(それが色んな問題を引き起こすのだろうけど)中国人から見ると、日本人は無情に移ることもあるらしい。

また『世の中には知らないことがたくさんあるのだ』としみじみ思う。多分中国にこれだけ興味を持てるのも、シンガポールにいるからだと思う。これはシンガポールにいるうちに、一度中国本土を旅した方がいいんじゃないかと思えてきた。日本に帰ると思考が一気に日本にいた時に戻されて、今のように中国文化に興味を持てなくなるかもしれない。それに日本語を最も勉強しているのは、数で言うと中国人という統計もある。これはぜひ私も相手の文化や思考、言語を学びたいところだ。

とりあえず、明日小さな中国語会話スクールを覗くところから始めることにした。

ホーカーに目覚める!

私はホーカーがあまり好きではなかった。会社勤めをしている頃は、ランチは安くて早くご飯が出て来るホーカーへほぼ毎日通っていたが(レストランに毎日なんて行くと高すぎる)、場所によっては非常に汚かった。みんな食べた後のトレイを日本みたいに片付けないものだから、片付ける仕事専門のおじいちゃんやおばあちゃんが引き上げに来る。しかしあまりに込み合いすぎてそれが間に合わない場合、席がないのでしょうがなく、誰かが食べた後のトレイを自分でテーブルの端の方に寄せてスペースを作ったり、人が食べた後のトレイの側で食べなければならなかった。シンガポール人はこれをあまり気にしていなさそうだったが、私には非常に汚く感じた。なので私のホーカーのイメージは「汚い+食べ物が不健康(油が多い)」だった。

しかし近所のホーカーは、先月リノベーションを終えたばかりでキレイ。そしてRaffles placeのホーカーのように恐ろしく混んでいないので、席も割と空いている。今日はここで昼を食べることにした。

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いつも行列になっている麺の店に並ぼうと思ったら、今日は残念ながら閉まっていたので、横の横の店で麺を頼むことにした。

(おばちゃんは麺料理を、おっちゃんはキャロットケーキを作っている)

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麺を3ドルの小さい方にしたが、これでは足らない。4ドルのにすればよかった。ジュースはいつも頼むリンゴと人参のミックスジュース(SGD2.5)。全部で440円くらいのランチにしては上等だと思う。この焼きそば的なものは甘い醤油のようなソースに、細い麺ときし麺の両方、ニラか何かと卵が入っておりおいしい。

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食べ終わった後にホーカー内をぶらぶらしていたら、マレーシアで見つけたおいしい食べ物(Ho fan)が売っているのを見つけた。次はこれを食べよう。

(マレーシアのデサルーで以前食べたHo fan)

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昔は昼ご飯以外にホーカーなんかで食べたいと思わなかった。しかし今は色んなものを安く食べれるし、今のうちにここでしか食べられない色んな物を食べておこうと思うようになった。

どこでも住めば都になるのだ。食もその場を去った後に、きっと”懐かしの味”になるに違いない。私のシンガポールの懐かしの味は、どの料理になるのかな?

「色んなことが、人を動かす力になるんだな」

今日も朝シンガポールとアメリカのテキサス間で日本語のレッスンをし、今回は日本の四季について説明をした。「日本は四季がはっきりしていて、季節によって過ごし方や食が変わります」春は花見、夏は海水浴や夏祭り(あとビアガーデンも)、秋は紅葉を楽しみ、冬は雪景色が美しい。食は春に桜餅を食べたり、夏はそうめん、スイカ、かき氷、秋はさんまや栗がおいしいし、冬は鍋とみかんとおでんなど。このプレゼンを作りながら『あぁ・・・日本は何ていい国なんだ』と自分でもしみじみ思った。本当は30秒くらいで日本の四季によって景色、アクティビティ、食がどのように変わるのかが分かる動画を生徒に見せたかったのだが見つからず、これはもう日本に帰ったら自分で作るしかないと思った。

(秋と冬の景色。日本人から見ても美しい)

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Source: http://crux.ldblog.jp/archives/6105536.html

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Source: http://lakatan.net/archives/45759103.html

「美しいです。幸せです。繊細です」と中華系アメリカ人の生徒さんは感動していた。この繊細の使い方がなんか変だけれど、それに代わる適切な表現が思い当たらないのでとりあえずそっとしておく。「テキサス人は年中大きな肉だけを食べています。不繊細です」不繊細??これもとりあえず、そっとしておく。「そうですね。シンガポールは年中夏なので、なんだか年末になっても年を越す気がしません。日本だと肌で季節の移り変わりを感じられます」「ところで来週の日曜から1カ月くらい日本へ行きます」「えぇ?!」また急な・・・。

5月に私が7月中旬にある祇園祭の話をしたのがきっかけで、彼は7月に日本へ行けるかもしれないと話していた。そして6月の初旬にタイでレッスンをした時に、7月の中旬くらいに日本に行けるかもしれないと言っていた。そして先週くらいに確か私は「7月中旬の週末は三連休なので、本当に日本へ行くならホテルなどの手配を早めにした方がいい」と言ったばかりだった。そこから彼は実際にチケットを取ったのだ。「先生は7月に東京にいますか?」「いえ、私は関西にいます」「関西はいいですか?」「そりゃあいいですよ。私は関西人ですし、関西弁を話しますし(しかしレッスン中は標準語で話している)」「関西を案内してもらえますか?」これを聞いた時に『あぁ、少しづつ私の日本語レッスンが浸透してきているのだ』と思った。5月は祇園祭の話をし、私は7月に中旬に日本にいるかもしれないと言ったところ「じゃあぜひ案内してくださいね!(これは半命令に近い)」と突然言われてびっくりし、何と返答したのかすら覚えていない。しかし今は『〇〇してもらえますか?』という丁寧な表現を使いこなせるようになったのだ。ただ前に人を誘う時は『もしよかったら』を前につけるとよい言ったが、これは忘れ去られているらしい。

遅かれ早かれ彼は日本へ行っただろうけど、私との会話の中で彼にそうさせたのであればこんな嬉しいことはない。それに3月末から週2回レッスンを続け、初めはほとんどタメ口だったところから、今では”です、ます”をきちんと使うようになった。よく言っていた”はいはい”という失礼な受け答えもしなくなり、会話を途中で遮るような”とにかく、まぁ”を使わないように今はなりつつある。自分でも日本語を話すことに自信が持てるようになってきたようで、ちょうど日本でそれを試せるのはとてもいい機会だと思う。

彼との出会いもまた不思議だった。アメリカに住んでいる日本語の先生もいるのだが、なぜかシンガポールに住んでいる私にコンタクトをしてきた。一番古い生徒はシンガポール人のKelvinだが、レッスン時間だけで言うと、彼が今月で最も多くレッスンをした生徒になった。そして2人とも日本以外の国に住んでいるのに、もしかすると日本で直接会うことになるのかもしれないなんて。シンガポールに来てから偶然に偶然が重なり何かが起こることがたくさんあったが(私の強い好奇心がいつも何かを起こしていたのだが・・・)、もし私が日本で普通に働いていたら彼もまた絶対に出会うことはなかったうちの一人だろう。このいきさつを母にラインしたら「色んなことが、人を動かす力になるんだな」と返ってきた。確かに。私にとってはただの祭りの話にすぎない。

ダージリンを旅した時に、ネパール人ガイドのブペンさんから言われた言葉を思い出す。「人を連れて旅に出なさい。その人はあなたと旅をするのが楽しいですよ」私は本当に生身の彼と日本で再会(?)することになるのだろうか。

(今まで出会った中で最もできた人として、私が師匠と慕うブペンさん。元気かなぁ)

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シンガポールに住むとある日本人女性の週末

旦那がついに初インド出張へ旅立った。出張でもインドに行けるのが羨ましい。またインドでえらい目に合うような過酷な旅をしたいと思いながら、私はシンガポールで普通の週末を過ごす。

Youtubeを見ていたら、ディーンフジオカのCannonのCMが流れる。これはいつも飛ばさずに全部見るのだが、気になって他にもディーンフジオカが出ていたTVを検索してみた。彼の好みに合うシンガポール式のバクテーを日本で食べるという番組に行きつき、結構フォーとかバクテーとか味に細かい方のようで、ストレートに自分の感想を言って店の人を困らせていた。さすが中華圏を中心とする様々な国で活動されているだけあるなぁと面白かった。海外で自分の意見を言わずに大人しくしていたら、自己主張の強い相手の思うがままになり、ちっとも自分の思うようにいかないだろうから。

なんだかバクテーが食べたくなり、近所に食べに行く。ホーカーで安いのを探したのだが、目の前においしいバクテー屋があるからか見つからなかった。

(店員さんがバクテーにスープを足しに来てくれる。コショウベースの薄味のスープがおいしい。しかしもっと肉が欲しい)

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その後、近所をウロウロする。そしてデザートに杏仁豆腐を買って帰る。(SGD1.5。安い)

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暑すぎるので本屋に入る。そしてシンガポールのガイドブックがあったので思わず手に取る。この本は写真が素敵で構図の参考になるし、シンガポール人が書いているようなので日本人とは違った目線のシンガポールを知ることができる。他にもとあるシンガポール市民の生活が小説風に書かれているものがあり、思わず表紙の写真に惹かれて買ってしまった。『Less is moreやなぁ。こうやって一部分だけ切り取って写真を撮らないと・・・』と改めて思う。

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新興国ではたいてい犬が気持ちよさそうに寝ていたが、ここでは猫がボサッとなって寝ていた。近寄ってもピクリとも動かない。今日も平和だなぁと思う。

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ベランダで買ったシンガポールのガイドブックを読んでいると、やはりいくつか知らなかったことが書いてあった。例えばOutramparkにあるBabahouse(ショップハウス)の中に、予約すれば入れるらしい。マラッカではショップハウスのカフェに入ることができたが、シンガポールでも美しいショップハウスの中に入れないか探していたのでちょうどよかった。

そしてしばらくソファで昼寝をし、目が覚めたら壁に小さなヤモリがいた。実は数日前にも似たようなのがいて、旦那がそっとティッシュで掴み窓から放り投げたところだった。『なんでよりによって、旦那のいない時に出るんだ・・・』このまま共存しようかと思ったが、ちょっと気になるし窓に近いところにいたので追い出すことにした。ブータンで動かないポニーにブータン人が発していたように、『シッー!!』とか言いながら手をパチンと叩いたり(割と音に敏感なよう)、ハンカチを投げつけたり、傘でつついて何とか追い出すことに成功した。これに30分も費やしてしまった。

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中医学クリニックで出されたハーブをまた1時間煮込みながら、ビールを飲む。そしてふと『やはりシンガポールにいるんだから、ネパール語よりも中国語を勉強した方がいいんじゃないか?』と思い、小さそうな中国語教室に値段などを問い合わせしてみた。中華系シンガポール人に囲まれていることや、日本語レッスンでも中華系アメリカ人が2人いることで、昔よりも中国が身近に感じるようになった。彼らが日本人が何を考えているのか知りたいと思うように、私は中国人の価値観についてもっと知りたくなった。

(今日はTiger beer。そういえばシンガポールのTiger beer工場にまだ行ってない)

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ディーンを見ていて、ある日本語レッスンの中華系アメリカ人の生徒さんが頭に浮かぶ。彼も多言語(北京語、広東語、英語、日本語)が話せ、アメリカとマカオで人生の半分づつを過ごしている。今はアメリカで働いているが、やはり自分はアジア人なので将来はアジアで暮らしたいとのこと。私が『こういう人をグローバル人材というんだろうな』と思ったのは、それが中国でも日本でもいいけれど、アジアならどこでもやっていけると思うと言っていたことだった。私は歳を取った時は日本で住んでいたいし、長いこと自分の国の習慣や物に触れられなくなることは結構な苦痛だと感じる。(銭湯、本物の和食、居酒屋、日本式の正月、自然、お寺などの歴史的な建物など)しかし彼はマカオという少し中国本土とは違った場所と、またアメリカという歴史の浅い国で育ったこともあり、私が持つような小さい頃から慣れ親しんできた習慣などに対するこだわりがあまりないようだった。こだわりがないというのはすごい強みだと思う。どこでも柔軟にやっていけるだろうし『こうあるべき』というのがあればあるほど、生きづらくなってくる。

『うーん、どうすればもっと柔軟になれたり、小さなことは受け流せるようになるのだろう』改めてグローバル人材とは他言語ができるだけではなく、異なるものを受け入れられる柔軟さや、きちんと自分という軸を持って多様な人とうまくやっていける強さなのだと思った。このようにして、私の"食べて寝て食べて寝る"という平凡なシンガポールの土曜日が終わろうとしていた。