シンガポールにいるうちに🌴

大好きな東南アジア生活の記録

昔住んでいた街を歩いて思うこと

シンガポールに引っ越すまで住んでいた街に来てみた。駅周辺は前にしていた工事が終わり少しきれいになっていたが、大きくは変わっていなかった。そして自分が昔住んでいた家を少し見に行くことにした。

さすがに2年前と最近だけあり、ここは当時の自分を思い出させるものがたくさんあった。『あぁ、ここ毎日歩いたな・・・』残業で疲れ果ててコンビニ弁当を手に歩いた日、夜中に酔っぱらって歩いた日、インフルエンザにかかって病院へ行った日など、そのすべてが懐かしかった。実はシンガポールに住んでいるのが夢で、このままあの日本の生活の続きが始まるんじゃないかという不思議な感覚になった。しかしそれはもう過去で、同じ生活がまた始まることはない。

前に住んでいた家は少し改装されて、きれいになっていた。マンションの名前も横文字のしゃれた名前になっているし、郵便受けが近代的なのに変わっている。私が住んでいた時はどこかの古いアパートを思わせる名前で、外にある郵便受けは外から手を突っ込んで郵便物を盗める造りだったため、私も何回か盗まれた。『今はどんな人が私の部屋に住んでいるんだろう』なんだかここをしばらく離れたくなく、ずっとウロウロしてちょっとした不審者のようになってしまった。そろそろ行くか・・・。

よくいったマッサージ屋にも行ってみた。すると当時いたお姉さんがまだいたのが、なんだか嬉しかった。「マッサージは久しぶりですか?」「いえ、マッサージ自体は久しぶりじゃないんですが」「あぁ、ここが久しぶりですか」「えぇ、海外に住んでまして・・・」と事の成り行きを手短に話す。それにしても、やはり日本のマッサージはいいなぁ。なんかこう一つ一つが丁寧。言わなくてもピンポイントで、気持ちいい所をちょうどいい強さで揉んでくれる。シンガポールだとたまに終わった後に『なんじゃこれ。金返せ』と思うことがある。

今日は昔家のベランダから毎日見ていた橋が見えるホテルに泊まることにした。

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ここで自分のシンガポール生活を遠巻きにして見る。好奇心の赴くままに何かし手を出してこんがらがっていたが、自分のためよりも人のために何かをする比率をもっと増やした方がいいなと思った。また自分のことばかり考えだしている気がした。今の生活の中の優先順位を見直す。

そして中華系アメリカ人との会話をプレイバックする。「日本に戻ったら、前の会社に戻るんですか?」「いえ、戻りませんね。何か新しいことを探します。でも正直日本に戻った後のことは、何も考えていないんですよ」・・・・「あなたはどんな仕事がしたいですか?」「私は将来自分の事業を持ちたいです。先生は?」「なんでしょうね。海外と日本を繋ぐような仕事をずっとしていたいですね」「それは先生に”似合ってる”と思いますよ」「そういう時は、”合ってる”と言うんですよ。ありがとうございます」今まで日本に帰った後のことはわざと考えなかった。この先どうなるかなんて分からないし、あまり遠い将来のことを気に揉んで今の生活を楽しめなかったり、よく分からない将来のために今の生活を犠牲にするようなことをしたくなかった。しかしシンガポールに来てから起こった色々な出来事や、なぜか成り行きで今しているいくつかのことが繋がり、日本に帰ったらやってみたいことがぼんやり描けるようになった。そしてそれはシンガポールに来なければ、見つけられない類のものだった。

ふと自分が昔作ったやりたいことリストに、”東南アジアに住む”と書かれていたことを思い出した。『シンガポールは東南アジアやなぁ。もしかして自分でこう書いたから、今東南アジアに住んでんのかね・・・』その他にも書かれていたやりたいことリストのほとんどが、今思えば実現されていた。リストにしたリ、したいことを具体的に描けば描くほど実現する確率が高くなる。それを信じて今回もこのきれいな橋を見ながら昔のように、次にやりたいことを紙に書いておいた。

京都でネットと時差を超えた出逢い

今日一番のハイライトは、中華系アメリカ人といつもシンガポールとテキサス間でスカイプでしている日本語レッスンを、京都のスタバでFace to faceで行ったことだった。これは本当に不思議な出来事だった。”日本語”を通じてお互いの人生に接点ができ、そして日本でこのようにして出逢うことができたのはある種感動的だった。

(京都は祇園祭で賑わっていた)

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いつも通り朝10時からレッスンをする。スタバに着き席を取って飲み物を買おうとレジに向かったところ、見たことがある人が並んでいた。「おぉ!Nice to meet you!!」「Nice to meet you!」お互い握手を交わす。スカイプで顔を見たり声を聞いたりしているのと、実物では少し違った。きっと向こうも同じように感じていたかもしれない。色んな所へ行って、こんがり日焼けしていた。

(江戸時代か何かにタイムスリップしたよう)

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「元気ですか?九州はどこへ行きましたか?」既に東京、岐阜、京都、大阪へは行っていたようだが、後半は九州は熊本や大分、沖縄、屋久島と周り、また京都へ戻ってきたようだった。「景色がきれいなところへ行って写真を撮るのもいいですが、次はもっと人と関わりたいです。学校へ行くとか会社に入るとかしないと、なかなかそういう機会がありませんね」わかります。私も旅行をする時は、現地の人との関りを最も大切にしますから。「ところで私は中国語の勉強を始めましたよ」「どうして中国語を勉強しようと思ったんですか?」「シンガポールだと中国語を使える機会が多いので、ちょうどいいと思って」。これは実は嘘で本当は「ディーンフジオカが早口で中国語を話しているのがかっこよく見えたから」が正解。でもそんなこと恥ずかしくて言えない。その後お互い中国語と日本語の漢字を書きながら、あーでもないこーでもないと話す。話続けて気づいたら13時前になっていた。「腹減りますか?」「お腹ね。お腹すきましたか?ね」

(大名行列??)

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古民家を改装したカフェがあり、そこで一緒にランチを取ることにした。お腹がやられている私はプレートの健康的な食べ物を注文した。

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「日本で食べた物の中で、何が一番おいしかったですか?」「なんでも美味しかったです。でも残念だったのは、マツタケを食べれなかったことと、サザエやあわびを自分で取れなかったことです。あと流しそうめんをまだ食べてません。どこで食べれますか?」「う、うーん・・・。普通我々は流さずに食べるので、ちょっと特別な所へ行かないといけませんね」どうやら小さい頃に見たドラえもんで、流しそうめんやサザエやあわびを海で取るシーンがあったらしく、それを実際に日本でしてみたかったらしい。アニメが及ぼす影響は偉大だ。「あのこれ、どうぞ。いつもありがとうございます。small present」

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彼が住んでいる町は音楽で有名なところらしく、カセットテープを形どったイヤホンかけ(?)に私の名前を彫ってくれていた。「So sweet of you!!」「いつも日本語の間違いが多くてすみません」「いえいえ、こちらこそどうもありがとうございます(?)」

店を出て私は四条に彼は三条に行くためここで記念撮影をし、お別れになった。「今日は色々とありがとうございました。またアメリカに帰って落ち着いたら連絡します。これからもよろしくお願いします」「私もお会いできてよかったです。また会いましょう!」と言って、握手をして笑顔で別れた。

『こんなことってあるんだなぁ』と、この出会いもまた不思議で感動的だった。人の役に立ちたいと思って始めた日本語を教えるということが、実際に誰かの役に立てていたのだと思えた瞬間だった。彼は「日本語がまだまだだと今回改めて思いました。がんばります」と言っていたが、それは私も同じことだった。日本語を教えることも、日本の文化や習慣などを英語で説明することもまだまだ未熟だった。ハモとか茄子とかの英単語もわからず出てきた料理の説明ができない、英語の発音が悪いものだからアメリカ育ちの彼には通じない時がある、江戸時代が何年前かスッと出てこない等々・・。

今回大学の頃によく来たこの街に、昔の自分の面影はもう見つからなかった。私が見たのはどこか遠い昔の風景と、シンガポール生活によって不思議な縁で引き合わせられた新たな出逢いと新しくなった自分だった。最後にこの街に来た時から一ページか二ページくらい(少なっ)自分が塗り替えられていたような気がした。そして日本で暮らすことを目標にして、実際に行動している彼を見て『活き活きしてんなぁ。私もいつまでもあぁでないとな!』と元気をもらった気がした。

さて明日はシンガポールに引っ越すまで居た場所に移って美味しい寿司でも食べて、(お腹の調子もよくなってきたことだし)そろそろビールを解禁しますか。

(ところで暑さで力尽きて、山鉾は見れず・・・)

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京都へたどり着く

点滴のおかげかお腹の調子もずいぶんよくなり、京都へたどり着くことができた。京都は今祇園祭一色で、京都駅八条口の和食屋さんでも、ホテルでも、河原町通りを歩いていても至る所で鈴がしゃんしゃんと鳴り、笛が吹かれる祭りの音楽が流れていた。しかし京都は暑い・・・iphoneによると34℃だった。湿気はシンガポールよりも少ないが、気温が高くてすぐに体力を消耗する。

とりあえず三条大橋から鴨川を見て『あぁ、懐かしい!!』というのをやろうと思ったが、とにかくあっつい!そして祇園祭のため人が多すぎる。ゆっくり橋で昔を懐かしんでいる暇もなく、先に進む。

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最後に京都を見た時から所々店が変わっていたが、そんなに大きくは変わっておらず懐かしい。商店街には提灯が吊るされ、祭りの雰囲気が漂っている。そして浴衣を着た人が多く、とても風流だった。(さぞ暑かろう・・・)

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途中に神社を見つけて、健康祈願をする。『早くお腹の調子が良くなりますように・・・』母親からのLINE『レバノン料理食べて、おやつ食べて、ビール飲んで肉食べてって、読んでてびっくりしたわ!』というのを思い出した。自業自得と分かっているけれど、なんとかしてほしい。

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京都に来ると、必ず寄る和風の京都的な小物屋さんへ行く。ここは着物のような美しい和風の素材でできた小物がたくさんあり、値段もお手頃なのでよく来ていた。

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今回は壊れたメガネケースの替えや小銭入れ、ティッシュカバー、匂い袋を買った。小さい頃に京都へ来た時、匂い袋を買ってもらったことがあり、それと同じ匂いの物を見つけた。店員さんが話しかけてくれる。「ポイントカードつくらはりますか?」「いえ、海外に住んでますので」「そうですか。どちらですか?長いんですか?」「シンガポールです。長くはないです。でもこういう和のものを欲しますね」「そうですか~お気をつけて~」こういうちょっとした日本語の会話が嬉しい。

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お腹を壊して旅しているのが日本で本当によかったと思った。日本食は量も少なくてちょうどいいし、味が薄いしヘルシー。シンガポールにいるよりも、よっぽど体調がよくなるんじゃないかと思う。

(西京焼き定食)

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(湯葉のおかゆ定食)

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 夜店をのぞこうかと思ったが、あまりにも人が多すぎて断念した。地下鉄も人人人で『なぜ私はこんな時期に京都に来てしまったんだ・・・』と思っていたところ、前のおばあちゃんが人ごみに向かって「なんじゃい!これ!!」と言っていたのには、吹き出しそうになってしまった(笑)あぁ、関西に帰ってきたなぁとホッとした一日だった。

あの魚介類からすべては始まった・・・

シンガポールにいると東南アジアなら3時間あればどこにでも行けてしまうので、日本行きの6時間半のフライトはとても長く感じた。そしてやっと日本に着いたというのに、今朝起きたらひどい下痢と腹痛のため、また病院行きになってしまった・・・。今回も日本への旅と考えると、いつも通り旅の道中に何らかのトラブルが起こったことになる。

(関空の病院で急きょ点滴に・・・とほほ)

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実は6/24(土)にいつもいくホーカーで、みんなよく並んでいる人気の麺を食べた。しかし火を通しているはずの魚介類が少し生臭く感じられた。『ん?!』と思ったが、気にせず食べていたら、その日の夕方くらいに激しくお腹を下したのだ。その時はこのローカルの中華系の薬を飲み(一粒を二時間おきに下痢が止まるまで飲んだ)、正露丸で効かなかったのが一発で治った。

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が、その後もなぜかことごとくお腹の調子が悪くなった。そして先週日曜日にレバノン料理を16時くらいに食べ、おやつを食べ、夜にビール二杯と肉を食べたのが引き金となり、またお腹を下しシンガポールで病院送りになった。病院の先生は言う。「もしかしたら、そのホーカーであたった時に市販の薬しか飲んでいないので菌が完全になくならず、お腹を壊しやすいのかもしれませんね」とのことで、今回はしっかり菌を殺す薬やら下痢止めやら胃酸を抑える薬やらが出された。次から食あたりと思われるときは、必ず病院へ行くようにしよう。

そして今朝行った日本の病院の先生は言う。「うーん。シンガポールでいい薬出てるんですけどね・・・。これ飲んでても下すのは、よく分かりませんね。とりあえず胃痛を抑える薬を出しておきますから。食べ物に気をつけられては?」実はチャンギ空港でホッケンミーを食べたところ、少し脂っこかった。そしてそこにはまた魚介類が・・・。

今日の夜、本当は日本酒を飲みながら元同期とペチャクチャ喋る予定だったのに、やむなく延期となった。もしかしたらシンガポールは疲れるなんて文句を言ったもんだから、罰が当たったのかもしれない。去年の10月にインド出発の二日前に奇跡的にビザが取れた時に、『二度と自分の生活の文句は言いません』と誓ったのに!

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病院から帰る途中に「牛トロ丼」とか「マクドのロコモコバーガー」などを見ながら、悔しい!!と思った。こんなにおいしいものがたくさんあるのに、食べることができない・・・。しょうがなくコンビニでしじみの味噌汁とおにぎりを買ったけれど、これはこれですごくおいしく感じる。特に素朴なおにぎりがとてもおいしい。『私は日本に住んでいた時に、こんなおいしいものを食べていたのだなぁ』としみじみ思う。しかしこれではもったいなさ過ぎる。もっと色んなものを食べたいし、酒を飲みたい。さて、私は無事京都へたどり着けるか?!

日本で昔の自分を探す旅

気温がシンガポールと同じ夏の日本に帰ることにした。そして昔自分がよく行った場所やシンガポールへ来るまで住んでいた町を巡ることにした。

しかしまずは毎月飲んでいた元同期と酒を飲み交わしながら、100%の関西弁でペチャクチャ喋らねばならない。今も家では関西弁で話しているが、100%自分の方言で話すと標準語話者の旦那をビビらせるので、言葉やイントネーションを選んで話している。これはこれでちょっとしたストレスなのだ。この元同期とは出身地が近く、居酒屋で酒が進んだ拍子に仕事に関する暴言をお互いの方言で吐き合って以来、10年以上の付き合いになる。

そして古さを感じられる場所と言えば、京都。ここは大学の頃によく来た街で、三条大橋から鴨川を眺めながら「あぁ!!懐かしい!」と言いたい。そして自然や古いお寺を見てホッとしたい。昔は京都へ行っても河原町で買い物したり飲んだり、たまにベタなお寺を周るくらいだった。しかし今は古民家カフェでおいしい和食を食べたり、自然が多くて美しいお寺をゆっくり歩いたり、本物の和菓子を茶屋で食べたり(今日シンガポールで買った桜餅は残念な結果だった)、木屋町で飲んだりしたい。色々調べていると、苔寺という苔が大好きな私にはたまらないお寺を見つけた。しかし事前に参拝予約が往復はがきで必要らしく、今回は断念した。ここはスティーブジョブズもお忍びで訪れていたとか。

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Source: 京都 旅のしおり | 苔寺拝観 見学予約

そしてシンガポールへ来るまで住んでいた海辺の街へ行くことにした。今までにも一時帰国をした時にそこへ行ける機会はあった。しかしあえて行かないようにしていた。今はだいぶ記憶が薄れてきてしまったが、シンガポールに来て新しい生活に馴染めなかった時、自分が日本で当たり前のように手にしていた色んなものが惜しかった。仕事も一緒に働いていた上司や仲間も、好きで住んでいた海辺のマンションも、よく行った寿司屋も駅前のうどん屋も、海辺のスタバも・・・。しかし新しい土地へ来たのだから、昔の自分や昔持っていたものは一旦忘れて、新しい何かを今までの自分に積み重ねていくことにした。だから昔の生活を彷彿させる場所へ行くことで『シンガポールに来たせいで、色んなものを失った・・・』などとまた思いたくなかったので、行かなかった。

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しかしあれから約2年が経とうとしており、コツコツ(というかわりと大胆に?)新しいことにチャレンジし、シンガポールに来たことで日本の生活では得られなかった多くの物を得ることができた。それは3カ月間シンガポール周辺国を一人旅したことによる価値観の変化、色んな国のお友達、異文化と日本文化への興味、日本語を教えること、トラベルライターもどきになること等・・・。そしてもう自分が日本で手にしていたものを失ったことについて、何も思わなくなった。『あぁ、ああいう自分もいたなぁ。割とあれはあれで頑張っていたなぁ』と、まるで誰か別の人のことのように思えるようになった。だから今回昔自分が住んでいた場所へ行ってみようと思った。

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多分、昔自分がいた場所で自分の面影を探し『これでよかったよね』と昔の自分に問いたいのだと思う。そう問えるくらい、今の生活が自分なりに整ったということかもしれない。そうして自分で自分を認め、また先に進むために、今回自分が慣れ親しんだ場所へ一度戻りたかったのかなと思う。

しかしあまりにも自分の慣れ親しんだ場所の居心地がよすぎて、しばらくシンガポールに帰ってこないかもしれない。でもきっと日本に長くいたらいたで『早くシンガポールに戻りたい!』とか言うんだろうなぁ。

中国文化で体をいたわった一日

旦那をもう一つの中医学クリニックへ連れて行く。ここは先生が男性で、私が通っている所よりも病院感がある。場所はチャイナタウンのLucky Chinatownの2階で、結構人が来ていたので事前にアポを取ると安心です。

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「こんにちは~」この先生も手相占い師のTeoさんに紹介して頂いた、とても優しそうな先生。まずは受付で登録をして呼ばれるまで待つ。「なんか俺、緊張してきたわ~」と言いながら、旦那は診察室へ入って行った。

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(診察室)

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ドアを挟んだ奥にはこのように治療スペースがあり、鍼などのトリートメントが行われる。

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問診の後、私が前に体験したものよりも、なんだか太そうな鍼を旦那は結構な数刺されている。脈診、舌診をし血圧を測ったところ、以前受けた健康診断と同じことを先生に指摘されたらしく驚いていた。「血流がとにかく悪いんだって」ちなみに今回初診で問診、鍼、薬が出てSGD80だった。トリートメントがあったのと薬が既に煎じてあるタイプだったからか、私の初診SGD26よりも少々高め。

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その後先日私が行った中国茶屋のTea appreciationを二人で受ける。

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ビンセントさんが、中国茶の歴史やおいしいお茶の入れ方をレクチャーしてくださる。

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「中国茶には4,000年の歴史があります。木の種類は同じですが、茶に使う部位や製法によってこのようにお茶の種類は異なります」お茶の文化は中国発祥だが、現在は約50か国でお茶がつくられているとのこと。左からホワイトティー、グリーンティー、ウーロンティー、ブラックティー。右に行けば行くほど製造過程で茶葉に火を通す時間が長くなり、味が濃くなるそうな。

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「ホワイトティーにはポリフェノールがたくさんはいっており、その量はグリーンティーの3倍です。それに茶葉に火を通していないので、色々な栄養素が損なわれていないのです」ホワイトティーは肌にもいいらしく、Originという化粧品メーカーがその効用からホワイトティープロダクトと銘打って、スキンケア商品を販売しているらしい。その化粧品の店にも今度行ってみよう。「コーヒーよりもお茶の方が健康にいいです。コーヒーに含まれているカフェインはお茶の5-10倍もあります。長い目で見てコーヒーを飲み過ぎると、健康によくありません」そうですよね。ちなみにジャスミンティーというのは、ウーロンティーやブラックティーにジャスミンのお花で香りをつけているお茶とのこと。中にはジャスミンのオイルなどで香り付けしているものもあるらしい。いいジャスミンティーは葉っぱがくるっと丸くなっており、ジャスミンの匂いを茶葉に閉じ込めているため香り高い。

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ここからお茶を入れるセッションになる。まず茶器が非常に小さくてかわいい。品質のよいお茶を少しだけ飲むことがよいとされるらしい。中国は大きなものや派手なものを好む文化と思っていたので、こんな素朴な茶器で客人をもてなす繊細な文化があったのかと少し意外だった。また茶葉の入れ物がこのような形になっているのも、客人に茶葉の色を見せたり香りを嗅がせ、その品質が良いものであることを伝えるためだそうだ。

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①まず急須にお湯を入れて、その湯を捨てる。

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②茶葉を急須に入れてまたお湯を入れるが、その湯も捨てる(その方が茶の味と香りがよく引き立つそう)

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③お湯をまたまた急須に入れて、次は1分待つ。75℃が適温だそう。熱すぎると、茶葉を壊してしまい味が苦くなる。

茶を待っている間に①の湯を白いティーカップに注いでカップを温め、また湯を捨てる。

(ティーカップから湯を捨てる時は、このように木のつかみでカップを挟む)

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④お茶を白い茶器の右側のカップに入れて、左のカップにうつして飲む。(細長いカップは香りを楽しむためのもの)

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食べ物と一緒に4種類のお茶を楽しみました。

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せっかくなので、グリーンティーを買って帰ることにした。ちなみにグリーンティーは「Lung Ching」もしくは「Pi lo Chun」がおいしく、茶葉が緑色をしているか香りがよいかを確認するようにとのこと。生産から時間が経てばたつほど、茶葉は茶色くなり香りがスモーキーになっていく。我々はPilo Chunを購入。(SGD40くらい)

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「いやぁ、新しいことを学ぶのは楽しいわ~。やっぱたまにはしっかり休まないとだめだね」と旦那。そうです、人間走り続けることはできないのです。油をささなければならない。「茶器を全部買いそろえて、お茶の入れ方極めたいわ~」え?また?エビ釣りと同じくこれを何回もやる?私はお茶をたくさん飲んで、お茶の味がわかることを極めたい。

「君が今日みたいに連れて行かなければ、一人で中医学クリニックにも茶にも行くことはなかったよ」そうですか。確かに私もTeoさんの紹介がなければ、中医学クリニックへ一人で行くことは難しかった。これからも私が色んな所へ行って、その後連れ回します。

オープンピクニックでレバノン料理のおいしさを知る

ブギスのマレーヘリテージセンターで、レバノン料理が無料で振舞われるピクニックに参加することにした。なんかこう音楽などが流れて盛り上がっているのかと思いきや、結構地味にやっていた。日本でいう町内会のちょっとした催し物という感じだった。

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この垂れ幕に写っているおばちゃんが、レバノン料理をよそってくれる。これらは全て無料。しかし15:30からの2時間だけと少々遅いので、我々はおやつ的にレバノン料理をいただくことにする。

(Singapore International festival of artsというイベントの一環らしい)

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割と人が多く、我々が来た頃には既に一品が品切れだった。

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近くのベンチに腰掛けて食べる。甘酸っぱいバルサミコ酢的なドレッシングがかかったサラダはおいしく、見慣れないハーブが入っていた。お米はリゾット風で、薄めの味付けが口に合う。3品ともとてもおいしかった。もっと食べたい。

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この料理はどこのレストランで食べられるのかをスタッフに聞くと、レストランはないという。「オープンキッチンと題して、特定のお宅でレバノン料理をみなさんと一緒に作って食べるイベントをしています」これは7/8-7/30までやっており、ウェブに登録し料金を払って参加するようだ。シンガポールのどなたかのお宅にお邪魔して(日程とお邪魔するお宅を選べる)、中東料理を作るなんておもしろそう。

www.sifa.sg

遠くにモスクを見ながらのピクニックは、なんだか贅沢だなぁと思う。

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せっかくなのでこの近くで前に見つけて、気になっていたタイミルクティのアイスを食べることにした。

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他にもドーナツやシナモンロールなどがあり、おいしい。

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実はあまりブギスに来ないのでよく知らない。ウロウロしていると壁に派手なアートが所々にあり、若者や観光客が写真をよく撮っていた。

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(結婚式の記念撮影もされている)

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(こんなひと際目を引くオブジェもある)

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これだけ食べておきながら、夜にビール二杯と肉を食べてしまった。

(夜のVivo cityを散歩する。ライトアップされて雰囲気がいい)

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家に帰ってから、おもむろに旦那が言ってきた。「なんか、お腹いっぱいじゃない?」私は近所の市場で安く買ったメロンを食べていた。「そうやな。だって今日うちら4食食べてるからな。ちょっとまだメロン食べてるから」「?!どこにあるの?もう全部食べてるよ!!」あ、ほんとだ。まだ一切れあると思っていたのに。

私にとって食べることは、人生の大切なイベントなのだ。食べること(とりわけ酒?)が私の人生を豊かなものにしている。さて、明日は何を食べようかな?